原文はこうなっているらしい。
If I wasn't hard, I wouldn't be alive.
If I couldn't ever be gentle,
I wouldn't deserve to be alive.
フィリップマーロウシリーズは名台詞の宝庫であり、蘊蓄を語り合うのがマニアの楽しみ。
しかしながら、倭人とアメリカンでは趣味嗜好が違うらしく、この一番有名なセリフをアメリカンは歯牙にもかけない、、、って、ハルキさんは書いてます。
それを読んでいてやっと思い出したが、コレは「ある角川映画の惹句」だった。
だから、倭國ではたいそう有名になったということ。
日本語版のウィキだから「有名」とされていますが、英語版では、、、、今時点未確認
マーロウシリーズの長編は七作あり、遺作である「プレイバック」の中のマーロウの台詞。
さまざまな訳者がそれぞれに訳していますが、ハルキさんは(文脈が分かるように長めに引用します)
この小説自体の評価はあまり高くないそうだし、唯一だと思うが映画化もされていない地味な作品
しかし、ハードボイルドの定番である、、、
酒
銃(暴力)
女(性) が散りばめられており、なんとファムファタールが三人も登場します。原型は、スタジオの依頼によりチャンドラーが取り組んだ脚本だそうだから、一番映画向きのはずなのに映画化されなかったというのはなんとも皮肉というか運命的。
そして、この「ハードでありジェントル」って、ハードボイルドのキャラクターそのものです。
だっから、白鳥のうたに相応しいのです
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