2025年11月24日月曜日

ロビンフッド水滸伝

 



ラッセルクロウ版のロビンフッド映画を賞賛したのには理由がある。
歴史的な映画素材であり、、、
ダグラスフェアバンクス
エロールフリン
やら、あとはあんまり知らない役者が主役を演じていますが、現代的なヒネリならば、やはりってこともあるのですが、、、
これってある種「水滸伝」的です。が、これだけでは正しく理解してもらえないから、、、


水滸伝が中華史に於いて甘受された理由は、二つのバージョンがあるからです。
一般的には七十回本が民衆からの支持を集めました。これは犯罪者が梁山泊に割拠し、反体制的な独立国を樹立するはなしであり、全共闘的な「砦の上に我らが世界 築き固めよ 勇ましく」って凛々しさ。


これじゃ表現の自由のない世界、禁書焚書の憂き目なんだが、今ひとつのバージョンが百十回本

梁山泊の犯罪者たちが宋国の要請に応えて、侵略する蛮族達に立ち向かい、、、玉砕してゆくって

西太后がこよなくお好みだったと聞いていますが、ソリャそうでしょう、、、一石二鳥だもん(^^)


権力の策謀ってそんなもの。

天秤にかけられたり、使い捨てにされたり、下駄の雪にしかならなかったり、、、今風でなくても政治の世界は辛いのです。


ラッセルクロウ版のロビンフッド一味も、同じようなもの。フランス軍の侵略を身を挺して食いとめたものの、同じような憂き目になるのですが、それじゃ映画にならないから、生き延びてシャーウッドの森の中で反体制的に生き延びたってことになっています。

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