1972年と言えば、、、アタシは何をやっていたのだろうか?
九月の初めだというのに、寒村陋屋界隈で能天気にオリンピックのテレビ中継を毎夜毎夜見てたみたいだ。
体操ニッポンの躍進やらバレーボールでの東欧のどっかの国との激闘とか、、、
申し訳ないが、余りにも極東の島国ではリアリティが感じられず感情移入の出来ない悲劇なもので、、、
PLO傘下のテロ組織「ブラックセプテンバー」がイスラム選手団を襲撃、西ドイツの強攻策でテロメンバーは全員掃蕩したものの、同選手等で十名以上の犠牲者が出るという最悪の結果に終わった。
世界初のテロルのABCによるライブ中継(まだディレイでの中継という慣習はなかった)
いまなら報道規制が先だろうし、西ドイツ警察の不手際や失態もなかったかも知れない。
シナリオのないぶっつけ本番の報道の圧倒的な臨場感、緊迫感
実に素晴らしいドキュメンタリータッチの作品だし、地味な役者(はやい話が知らない俳優)ばかりである事が、より本物らしく見せている。
唯一知っているのは、通訳の若い女性(結構大活躍)役のドイツ人女優だけ。
事件後、ミュンヘン解除で追悼式が開催されたらしいが、アタシの記憶にはない。
そもそもテロ事件のさなかでも競技は予定通り行われていた。
しかし憎悪が抑えきれないイスラエルのモサドは直ちに報復テロにうってでた。
この辺りは「ミュンヘン」なる映画(スピルバーグ監督)に詳しい。
小屋で見た記憶があるが、、、単にその記憶だけで報復を昰とするとも懐疑的とも、よく覚えていない。
配役を見れば、この映像の右端は、かのダニエルクレイグ(007役者)のようです。
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