アタシは辛辣な映画批評に躊躇しないが、面罵的な雑言まではしない。卑しくも映画人達が精魂込めた成果物ですから、、、ボロッカスに言うならアンタが作ってみろ(監督やってみろ)よ!って
でもこれは映画作品としては如何なものか、、批評にすら躊躇する
一般的に言われることは、京都人は外ヅラはともかく内ヅラは悪く、本音と建前が違いすぎて心底排他的。洛中のど真ん中に三代住んでやっとサークルの入り口に立てるって難儀な世界
かの細川護煕氏曰く、、、家宝めいたものは全部戦乱で焼けました、、、彼の言う「戦乱」は応仁の乱のこと。太平洋戦争なんかがアタマに浮かぶようではまだまだ(^^)
つまり時間軸やら感性があまりにも違いすぎるのよ
この映画が洛内で上映されたかどうかは知らないが、洛中の町衆のコメントは聞かずとも分かります。
ほんに京都のことようわかってはりますなあ
この台詞を底意地悪げにまったるく言われたら、、、意味を知らないと嬉しくなるし、知ってれば微苦笑するしかない。無論かれらは後者の意味です。
ヒロインは十三代続く京扇の老舗に嫁いだコミック系ライターを生業とする江戸女
洛に惚れ込み、洛のためにと、、、やることなすこと空回り。
一体、どう起承転結(ストーリーのオトシマエ)をつけるんだろうと、、ハラハラドキドキ。唐突にエンドマーク
極私的プロ映画批評家的には、製作サイドが破綻して途中で投げ出したとしか思えない。
素材的には面白いし、調理のやりようはいかほどでもあるだが、、、、とりあえず観客はいましたよ、それも信じ難いほど
洛中の慣わしに、毎月の一日と十五日にはお出入りのお店から赤飯が届けられる、、、ってこれは知らなかった。
京伝統ならば、アタシが知らないはずがないが、、、やはり十数年前からの新しい伝統らしい
ところで、、ぶぶ漬けって?
単にお茶漬けのことです
みどこは、室井滋さんの嫌味たっぷりな演技だけ(^^)
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