口コミで静かにヒットはしない、、、と思うが、本当は映画通がアート系のミニシアターに押しかけるはずだと製作陣は期待したんだろう、、、
芸達者な豪華な俳優陣
愛人が居ての夫殺しって唆ります
なによりも、バックステージものに外れなし
先ず鴻池留衣さんの原作を読むべきだったかなあ?
脚本はかなり改変している雰囲気ですから、その辺りの予備知識がないと、メタ構造の作品は理解しにくい。
キャプションでは「実際にあった事件」というが、そんな連続殺人事件は聞いた事がないし、連続殺人というが殺されたのは一人だけ(?)
虚構の中で「実際にあった」と言っているだけ
その虚構の物語を実際に舞台の役者が演じようとしている。その演じている様が作りものの映像となり、それを生身の観客が観ている。
芸といふものは実と虚との皮膜の間にあるもの也。
虚にして虚にあらず、実にして実にあらず、
この間に慰(なぐさみ)が有もの也
とは、近松の芸論
平たく言えば、実(現実)ばかりじゃ退屈になるし、虚(つくりもの)まみれはどっしらけ。
観客を唸らせる(感動させる)には、虚実が判然としない境界の中にある「芸」だということ。
しかし、いつまでもどこまでも判然としない曖昧模糊の状態のママには限界がある。
アタシの忍耐は途中で切れてしまった。
もう一度観たら、印象が変わる可能性は高いが、、、そこまで感情移入するものでもない。










