2026年5月17日日曜日

賀茂の祭り 2026

 



毎年皐月十五日は、葵祭のメインイベントの日

なんせ欽明天皇、、、万世一系(男系とまでは言わない)が神話的真実から歴史的事実である事を最初に証明された帝。父の継体天皇は氏素性に疑念があるが、母の手白香皇女は武烈帝の皇女さまですから、真っ当な血筋、、、の頃を濫觴とする歴史と伝統ある祭礼。

京都三代祭りと言いますが、他と比べて格式が飛び抜けて高いと思っています。


祭礼に参加する方々は葵の葉を挿頭につける。多分邪気を払うのでしょう。

一番の山場は、路頭の儀



結構な隊列ですが、なんといってもメインスターは「斎王代」

親王様のお妃候補にならないのが不思議なくらいな家柄も教養もある京女である事が要件だそうな

選考過程がまるでブラックボックスなんですが、既に十年以上先まで候補者候補が決まっているとのウワサ

その辺のミスコンなら数年の準備期間で充分過ぎるだろうが、斎王代はものごころがつくかつかないかの頃から訓練が始まる、、、らしい。

それに真偽はよく分からないが、装束は自前(親元の財力も半端ではない)なんだって?


こんな重要なイベントが歌題やらにならない筈がないのだが、まず有名なのが、源氏物語の「車争い」の場面。

ことさら解説は不要なんですが、、、



次いで、和歌となれば?

これが、不思議にもロクなのがないのですよ。

祭り見物は出逢いの場でもあり、葵と「逢う」の掛け言葉が定番の技法でして、、、ご披露したくなるような和歌がみあたらないから略


今年の五月十五日の最高気温は29度強

既に真夏日寸前。

斎王代がお召しになる十二単は軽く10キロを超えるはずです(冬物のスーツとコートの三枚重ね着と同じ重さって凄くありませんか)

つまり斎王代を務めるには嫋やかだけじゃダメみたいです。



オオカミがやって来た?

 




我が家のケメ子さまが、、、買い出しの人足がわりを懇願するから
買い物リストがありまして、ネットからの孫引きみたいな

凡そ石化由来の家庭用消耗品がズラリと並んでいます。


かつてのトイレットペーパー「不足」は、地域、品目限定だったし、実際は流言蜚語に惑わされただけなのだが、、、今回はなあ、、、


政府は「ナフサの供給は足りています」

カルビーは「調達が不安なのでこればぬ先の、、、」


多分、どっちも間違いではないし、視座の違いにすぎない筈が、誰もが羨む立派な学校を出ても利権団体に魂を売ったと思われている大臣が余計な事を口走るから、、、不安を助長してしまった。

カルビーさんから、困っている相談はなかった、、、なんて口走るにいたっては、牧民官である行政の立場がわかっていない。

かの「目詰まり」やらは行政責任ではないし、苦境の相談のない事象は起きていないって、、、そんな駝鳥倶楽部みたいな政治を誰が信用しますか?


ともあれ、お買い物袋を沢山もって、買い出し参戦に行って来ます。

2026年5月16日土曜日

末摘花

 



源氏に登場する女性の中でも、もっともブスながらいじらしいのが末摘花。

高貴な御身分なんだけど、、、ってところが、なんとも哀れな
鼻の先が真っ赤なもんで、半ば嘲笑混じりに、、、ヒカルくんが命名。
さすがに本人の前では口にはしなかった、、、と思いますし、心根のやさしいヒカル君だから、最後はちゃんとパトロンの役目を果たし、彼女の晩年は穏やかだったようです。


なんて、、、あまりにユニークな展開なもんで、ところでどんな鼻じゃなくて花なんだ??なんて考えもしなかった事を、今更ながら恥ずかしく、、、



実は紅花の異名(雅称)が末摘花。

山形県の県花でもあり、染料の原料。

五月ころに黄色く色付くのですが、朱夏以降段々に赤くなるって初めて知りました。



元歌は万葉集にありますが、、、しのぶる恋はあまりに辛いから、いっそのこと露見させちゃうかなあって

末摘花の色がわりをあしらったところが、この和歌の妙。


源氏の末摘花の巻には、ヒカル君が、、、つまんないオンナとアバンチュールしちゃったなあなんて恥いるように詠ってますが、いくらなんでも気の毒ですから引用は控えます。


源氏は幾度となく映像化されてますが、はて?末摘花は誰が演じたのだろう?

皆目分からない

というか、キャラ立ちした登場人物が多すぎて、末摘花さんなんかは割愛されるんだろう



2026年5月15日金曜日

再見 花葉年華

 



初公開から四半世紀経ちました。

あの歳で観た「花様年華」と今の年で見るソレ
同じような、、、同じでないような


変わらない印象は、、、

チャイナドレスを美しく着るには、スリムな体型以外に鶴のような長いネックも必要なんだ。

そして、なんとも気怠くストイックで「健全な」不倫映画なんだが、、、改めて感心しましたが、中盤以降の展開って香港版「愛染かつらか君の名は」そのもののすれ違い劇。



しかし、ご都合主義的なハッピーエンディングにしなかったからそれなりの映画祭で栄誉に得たところが、愛染かつらなんかとの違い。

挿入曲も、ノスタルジック感満載だった


因みに英題は陳腐なんですが、華題は「花様年華」

この四文字熟語の意味は「人生のなかで最も美しく輝いていた時代や時期」

その時期がいつなのかは人それぞれ。なんとも奥行が深い。







2026年5月14日木曜日

緊急事態

 



ナチスヒトラーの「全権委任法」そのものだ!とアジるのは妄言虚言の類いだが、先ず中身を見てから。

しかし、中身を見ても運用がどうなるかねえ?


素案イメージがやっと出てきましたので、眺めるに、、、あれこれ盛り沢山で、単に国会議員の任期延長だけじゃなかった(^^)



そもそもの「緊急事態」の包括的な概念は


国会による法律の制定その他の通常の統治機構の運用によって事態を収拾することが著しく困難な場合


だということ(武力侵攻、内乱やテロ、パンデミック、自然災害等が例示として、、、)

戦後80年で相当するような「緊急事態」が起きたためしがない。少なくとも国家レベルではおきなかったはず。

日本国の「通常の統治機構の運用」は、民度も相まって初動に難はあるが動き出せばなかなかのモノ。その辺の破綻国家や失敗国家と一緒にされては困る。



緊急事態の認定は国会の「事前承認」だが、当然「特別決議」なんだろうねえ?

国の最高法規を逸脱しようというんだから、通常決議じゃ平仄が合わない。

それに「期限と適用範囲」も明示してもらわないと。


そうそう「最高裁の事後統制」ですが、、、個人的には無意味だと思います。



To be continued 




2026年5月13日水曜日

がんばれ!カルビー

 




メンツを潰されたって怒り狂ってんだろうか?

ヒアリングと言えば「穏当」に聞こえますが、実は査問みたいに吊し上げるんだろうって、誰でも思います。

ナフサの供給に不安がないっていうとるやろがな
官邸のいう事が信じられんちゅうんかいな

って、、、
ご丁寧に、パッケージには「石油原料節約ナンチャラ」と、早苗ちゃんの神経を逆撫でするような文言まで


カラー版をモノトーン版で再販するって、マッドマックス(怒りのデスロード)、シン・ゴジラなんか大ヒット作の二匹目狙いの常套の販促手段ですよって、澄まして釈明すればいいのよ

しかし、パッケージのデザインがイマイチ泥縄ですなあ

官邸の狼狽振りがわかりますが、呼びつけたり、拳を振り上げたりすると、さらに貫目が下がるなあ(^^)

2026年5月12日火曜日

命名

 



アメリカンのバトルシップ(戦艦や空母とか)だと、人名が使われる。歴代のプレジデントとか国防行政に尽力した議員とか、、、大統領だっても、ニクソンの眼はない(^^)

さらに、、、まさか現実になるとは思わないし、毎度の誇大妄想かも?




日本国では、明治帝の遺訓があり、それは排除されている。きっと自己顕示欲だけは旺盛な軍人が画策したんだろうが残念ながら、、、この遺訓はいまだに船舶命名ルールとして堅持されています。



さて、日本国の自衛艦ですが、細かい分類はともかく華々しいのは「機動艦艇」で、護衛艦と潜水艦に区分されます。

命名ルールは「防衛省訓令」の定めるところであり、

前者は「天象・気象・山岳河川・地方の名(国名限定は削除されたらしい)

後者は「海象、水中動物(鯨とか)、瑞祥動物」


ざっとみたところ旧海軍ルールの踏襲のようですが、旧国名艦艇はどうも縁起が悪い、、、てことで忌避されているのかな?

負け戦さだったこともあるが、生きながらえたのは「長門」だけ。後は須らく無惨な結果に終わり、華々しく戦場で撃沈されたのならば「武運つたなく、、、」だが


初出航十日目に沈没(信濃)

原因不明の爆破事故(陸奥)

停泊中に被爆着底(複数艦あります)



話変わって潜水艦の命名


命名規則は先に書いたとおりだが、海江田士郎艦長が指揮する潜水艦は「やまなみ」でしたが、沈没偽装の上、アメリカンの原潜を乗っ取り「やまと」と改名。

そして、独立国宣言、、、、


なんとも荒唐無稽でして、、、オリジナルは読む意欲はなかったが、動画配信サイトはみました。

そもそも、命名ルールに反するだろうし(日本国から独立した事になってますから、違反にはあたらないのかな)

なんかノスタルジックですが「不吉な名称」を採用したもんです。言霊って知らないのかなあ


オリジナルによれば、海江田士郎はテロに遭遇し脳死状態。カシラが居なくなれば、やまとは武装解除され、元のアメリカ海軍に復帰(、、、したんだか沈没だったか)

と言うことで、世界を震撼させた八ヶ月間の独立騒動は終焉するのです。











2026年5月11日月曜日

竹澤恭子さん

 




本当の所はオリジナルでなくヴィオラ編曲版が大好き。BGM的に流すならば、この音域が一番耳触りがいい。

余り生で聴く機会がないが、、、かつて千住真理子さんの独奏会
シンフォニーホールの大舞台で全六曲をフルに暗譜演奏。
かなりな時間のインターミッションがあったが、演奏家生命を毀損しそうで、ハラハラした。

今回は、まあお気楽です
2回に分けて小ホール(千人内外)で、、、

どうも、演奏家は全曲演奏をやるよりも、渾身の力で「シャコンヌ」を弾きたかった。アンコールに敬愛するカザロス編曲の「鳥の歌」を披露したかったって意図ありあり



別に辛口批判はしてませんし、なかなかの聞き応えでした。

毎度の事ですが、演奏終了後の恒例のサイン会。

ルールかマナーかは知らないが、皆さんCDを買い求めて、サインをしてもらうようだ。

待ちきれないように、長蛇の例の中には包装のビニールを剥がしている御仁もおられます。



今日の本題はここから(^^)

下衆でおちゃらけなアタシは、かつての「ビニ本アイドルのサイン会」を思い出す(^^)

今は「ビニ本」って死語そのものだが、コンテンツを憚る場合ビニール包装のママ店頭に並べるという商法(というか規制)がかつてありました

ある版元が拡販狙いで神田あたりの書店でモデルさんのサイン会を企画した。当然サインは包装ビニールの上に書いてもらうことになるが、、、中を見るにはビニールを破くことになりますなあ(^^)


狙いは「二冊」買ってもらうという事だが、さて泥鰌はいたのだろうか?


2026年5月10日日曜日

国宝の志野焼

 



初夏は杜鵑が忍び鳴き、垣根には白い卯の花の薫りが仄かに、、、けだし、四月の異名の「卯月」は、この花に由来するらしい。





そんなイメージを茶碗にすれば、、、なんと国宝だって!

国宝指定の茶碗の大抵は渡来品で、メイドインジャパンはたった二碗。

日本橋の三井さんの美術館に行けば、常設では有りませんが、毎年展示しています。

志野焼(美濃焼に属します)は、普段使いの陶器の一大生産地ですし、それなりの作家先生もおられますが、さほど品位が高いと思った事はない。

なんちゃって「一楽二萩三唐津」だし、、、

卯の花って「オカラ」の事でしょう。アタシは豆腐が好きだし、湯葉には目がないがオカラはなあ(^^)



茶碗は、使ってナンボ。

ガラスケースの中に鎮座しているだけじゃ、茶碗が泣く。



堺の豪商ナントカ喜左衛門に由来する銘だが、元々は朝鮮のそこいらの飯盛茶碗。かなり使い込まれており良く見れば金継ぎの補修跡も、、、伝世の風雪に耐えて今に残るのも国宝の価値だし、金継の補修も微かなものだから国宝非指定を免れた。


華人や朝鮮人からすれば、倭人の美意識は嘲笑の対象らしいが、美は「創造だけでなく発見」にもあるのですから、己れの美的見識の低さを恥じ入るほうがいい

黒の窯変なんて禍々しくて華人の好むところではないはずが、最近何故だか人気で仿製品もあるらしい、、、アタシはあんまり