確かに素晴らしいとは思いますよ
ベストでなくても、ベストテンランキングには確実な指定席
しかし、あまりにも極私的であり過度の感情移入には、我が身を隠避したくなるって批評家感情もありえますから、今時点で断定するわけには(^^)
センチメンタルバリュー
直訳が難しいが「極私的(優れて個人的)な愛着」って語感かなあ?
ノルディック映画です。
三代(四代かな?)にわたる家族の静かな葛藤の物語なんですが、知的職業一家なもんで話がキャベツ(^^)
主人公の映像作家は久方ぶりの新作映画(家族のものがたりのようです)のヒロインに舞台女優の長女をオファーするが、、、にべもなく
娘二人、とりわけ長女は父親に負わされた古傷からまだ癒えていない。
なんだかんだと、山場がないように見える展開ながらドラマティックなストーリーは進展し、、、
途中から、アレレ?こんなシーンはありえないだろうって思えば、それは主人公が監督する映画のシーンだった(長女は予定調和的に出演しました)
入れ子構造で、フィクションとノンフィクションを混ぜご飯にするのは映画の普通の技法なんですが、そこまで虚実を判然とさせないのは、、、その職人芸には微苦笑するしかないというか、脱帽最敬礼
珍しいくらい、家族三人に扮した役者がみなさん輝いています。
実に素晴らしい。
カンヌでグランプリ(これは凄いことなんだが金メダルじゃない)
さらに、オスカー作品賞ノミネート
昨今のアカデミー賞は、何でもかんでもトマトケチャップをかけるような味わいを脱却しましたから、カンヌ的に好まれるテイストが選ばれるかも?
それはそれで、映画賞の多様なジャッジの均質化になり、あまり感心はしない。









