2026年5月12日火曜日

命名

 



アメリカンのバトルシップ(戦艦や空母とか)だと、人名が使われる。歴代のプレジデントとか国防行政に尽力した議員とか、、、大統領だっても、ニクソンの眼はない(^^)

さらに、、、まさか現実になるとは思わないし、毎度の誇大妄想かも?




日本国では、明治帝の遺訓があり、それは排除されている。きっと自己顕示欲だけは旺盛な軍人が画策したんだろうが残念ながら、、、この遺訓はいまだに船舶命名ルールとして堅持されています。



さて、日本国の自衛艦ですが、細かい分類はともかく華々しいのは「機動艦艇」で、護衛艦と潜水艦に区分されます。

命名ルールは「防衛省訓令」の定めるところであり、

前者は「天象・気象・山岳河川・地方の名(国名限定は削除されたらしい)

後者は「海象、水中動物(鯨とか)、瑞祥動物」


ざっとみたところ旧海軍ルールの踏襲のようですが、旧国名艦艇はどうも縁起が悪い、、、てことで忌避されているのかな?

負け戦さだったこともあるが、生きながらえたのは「長門」だけ。後は須らく無惨な結果に終わり、華々しく戦場で撃沈されたのならば「武運つたなく、、、」だが


初出航十日目に沈没(信濃)

原因不明の爆破事故(陸奥)

停泊中に被爆着底(複数艦あります)



話変わって潜水艦の命名


命名規則は先に書いたとおりだが、海江田士郎艦長が指揮する潜水艦は「やまなみ」でしたが、沈没偽装の上、アメリカンの原潜を乗っ取り「やまと」と改名。

そして、独立国宣言、、、、


なんとも荒唐無稽でして、、、オリジナルは読む意欲はなかったが、動画配信サイトはみました。

そもそも、命名ルールに反するだろうし(日本国から独立した事になってますから、違反にはあたらないのかな)

なんかノスタルジックですが「不吉な名称」を採用したもんです。言霊って知らないのかなあ


オリジナルによれば、海江田士郎はテロに遭遇し脳死状態。カシラが居なくなれば、やまとは武装解除され、元のアメリカ海軍に復帰(、、、したんだか沈没だったか)

と言うことで、世界を震撼させた八ヶ月間の独立騒動は終焉するのです。











2026年5月11日月曜日

竹澤恭子さん

 




本当の所はオリジナルでなくヴィオラ編曲版が大好き。BGM的に流すならば、この音域が一番耳触りがいい。

余り生で聴く機会がないが、、、かつて千住真理子さんの独奏会
シンフォニーホールの大舞台で全六曲をフルに暗譜演奏。
かなりな時間のインターミッションがあったが、演奏家生命を毀損しそうで、ハラハラした。

今回は、まあお気楽です
2回に分けて小ホール(千人内外)で、、、

どうも、演奏家は全曲演奏をやるよりも、渾身の力で「シャコンヌ」を弾きたかった。アンコールに敬愛するカザロス編曲の「鳥の歌」を披露したかったって意図ありあり



別に辛口批判はしてませんし、なかなかの聞き応えでした。

毎度の事ですが、演奏終了後の恒例のサイン会。

ルールかマナーかは知らないが、皆さんCDを買い求めて、サインをしてもらうようだ。

待ちきれないように、長蛇の例の中には包装のビニールを剥がしている御仁もおられます。



今日の本題はここから(^^)

下衆でおちゃらけなアタシは、かつての「ビニ本アイドルのサイン会」を思い出す(^^)

今は「ビニ本」って死語そのものだが、コンテンツを憚る場合ビニール包装のママ店頭に並べるという商法(というか規制)がかつてありました

ある版元が拡販狙いで神田あたりの書店でモデルさんのサイン会を企画した。当然サインは包装ビニールの上に書いてもらうことになるが、、、中を見るにはビニールを破くことになりますなあ(^^)


狙いは「二冊」買ってもらうという事だが、さて泥鰌はいたのだろうか?


2026年5月10日日曜日

国宝の志野焼

 



初夏は杜鵑が忍び鳴き、垣根には白い卯の花の薫りが仄かに、、、けだし、四月の異名の「卯月」は、この花に由来するらしい。





そんなイメージを茶碗にすれば、、、なんと国宝だって!

国宝指定の茶碗の大抵は渡来品で、メイドインジャパンはたった二碗。

日本橋の三井さんの美術館に行けば、常設では有りませんが、毎年展示しています。

志野焼(美濃焼に属します)は、普段使いの陶器の一大生産地ですし、それなりの作家先生もおられますが、さほど品位が高いと思った事はない。

なんちゃって「一楽二萩三唐津」だし、、、

卯の花って「オカラ」の事でしょう。アタシは豆腐が好きだし、湯葉には目がないがオカラはなあ(^^)



茶碗は、使ってナンボ。

ガラスケースの中に鎮座しているだけじゃ、茶碗が泣く。



堺の豪商ナントカ喜左衛門に由来する銘だが、元々は朝鮮のそこいらの飯盛茶碗。かなり使い込まれており良く見れば金継ぎの補修跡も、、、伝世の風雪に耐えて今に残るのも国宝の価値だし、金継の補修も微かなものだから国宝非指定を免れた。


華人や朝鮮人からすれば、倭人の美意識は嘲笑の対象らしいが、美は「創造だけでなく発見」にもあるのですから、己れの美的見識の低さを恥じ入るほうがいい

黒の窯変なんて禍々しくて華人の好むところではないはずが、最近何故だか人気で仿製品もあるらしい、、、アタシはあんまり












2026年5月9日土曜日

商品が貨幣に恋をする

 



未だに半信半疑
クオリティー誌の論考なんだが、無著名だしバックデータも希薄、、、

ロマンティックな名題は「資本論」が典拠。
つまり、需給のイニシアティブが、供給サイドから需給サイドにパラダイムシフトされるって、、、資源「劣国」の日本国には、ある意味喜ばしい、、、のでしょうか


まず、後数年のうちに石油需要はピークアウトするらしい。人口増と経済成長(豊かな生活)は資源多消費を意味するはずだが、エネルギー消費原単位の向上とか化石燃料からの転換とかが劇的に進むのかしら?

石油多消費分野である物流でEVが更に進展する?

これも内燃機関車とEV車の総コスト均衡には10年を要する、、、ということは劇的な経済合理性があるとも言い切れない。たしかに燃料コストの格差が車のイニシャルコストをカバーするのだが、、、、


まあ前提予想が正しいとして、石油の生産シェアをザックリ大別すれば


北米が三割

中近東が三割を若干下回る

旧ソ連圏が一割強


安定的に盤石の供給源は北米だけ(鬱陶しかったベネズエラも大人しくなったし、キューバ落城も時間の問題)と言い切っても間違いではない。

中近東は海峡封鎖リスクが顕在化した以上有事には頼りにならないから過度にもたれかかるわけにはいかない。

ロシアは資源価格に国運が左右される一本足経営だから、なんだかんだがあっても、アメリカと適当に折り合いをつけるしかない(、、、というかある意味で利害共同体)


かくてアメリカ「シン・帝国主義」は、ここに完成をみる、、、ってことで、これがイラン侵攻の内実かな?


かの論考では、資源を奪い合うのでなく市場を奪い合う時代になったと断じるが、別に産油国の顔色に一喜一憂しなくてもいいって事でもなさそう。


日本国って、太陽光発電パネルはいつの間にか中共に依存してしまったし、原子力発電開発能力って本気にあるのかしら?




2026年5月8日金曜日

ドラフトの日

 



どうして、こんな面白いコンテンツが馬鹿当たりしなかったのだろう?



興行的に転けました(^^)

日本国でも劇場公開されたらしいが、このアタシですら記憶にない。

まあ、難解なスポーツだし、日本人選手が活躍してくれればともかく、、、、

なによりも、プロスポーツはビジネスであると言う哲学のなせる技。一方で日本職業人野球は、欠損金補填を親会社が行うと損金算入出来るという税制があり、、、本来は野球だけが、サッカーやバスケットボールにまで拡大されている。

組織基盤が脆弱なうちはそれでもいいか、いつまで「甘えてんだ!」ということ。


NFLは、組織全体の活性化が個々のチームの繁栄よりも優先される。

ドラフト順位は完全ウェーバー制だし、サラリーキャップも厳格に運用される。だからといって、強いチームは強いし、弱いチームはやはりポストシーズンマッチの出場は敵わない。

そこが、GMやバックオフィスの知恵と駆け引き。

ドラフト順位の交換や有望選手のトレードの対価として次年度以降のドラフト順位の提供やら、、、不法非倫理でなければなんでもあり(^^)


低迷するクリーブランドブラウンズのGM(ケビンコスナー)は、紆余曲折の末に、知恵と度胸と、、、ツキもあり、意中のLB、RB、更にはキッカー迄を獲得し、ハインズマントロフィーに輝く逸材ながら人望のなさげなQBはシアトルに押し付け、、、

ファンの翌シーズンの期待は否が応でもたかまる(現実にはその後も低空飛行状態)


あまりにも予定調和すぎるし、フットボールファン以外には面白くもなんともないし、スポーツ映画と思うから期待値を裏切る。実際にフィールドでのドラマティックなプレイシーンは皆無に近い。


今でも動画配信サイトで鑑賞出来ます。

来年からは日本人キッカーがNFLに登場するかもしれませんが、、、大活躍の場が与えられるかさらに大成するかは、なんせ難しいポジションです。

一流のキッカーの成功率は90%内外。成功して当たり前と思われていますし、実際に短い距離でミスれば、即日解雇。





2026年5月5日火曜日

長州からの留学生

 


幕末期の長州藩

勤王攘夷の大スローガンの陰で隠密裡に大枚五千両の学費をかけて五人の藩士を英国留学に送り出した。
この辺りが倒幕の大事業を成し遂げるだけの老獪あるいはしたたかさ(闇雲に拳を振り上げるだけなのは灰色の脳細胞が筋肉だけで出来ている証拠)

昨今の留学生は玉石混淆とも言われるが、死を賭して不退転の決意で万里の波濤を超えたのは、、、

伊藤俊輔(伊藤博文)
志道聞多(井上馨)
山尾庸三
井上勝
遠藤謹助

後年テクノクラートではなく政治を目指した伊藤と志道は下関戦争勃発に「狼狽」し、、、学業を放り投げて帰国し国事に奔走、後の三人はスキルを身に付けて明治政府の技術官僚として名を馳せた。
俗に「長州五傑」と顕彰されるが、その功罪には色々あるが、、、
少なくとも自己実現の方向性と国家近代化のベクトルがほぼ一致したしあわせな時代。

だっから、日夜寝食を忘れ病をおしてまで勉学に勤む彼等に呆れ返り、、、ロンドンカレッジの先生や学友たち、はてはベーカー街の下宿先の「ハドソン夫人」までが、、、

少しは休まないとカラダが持ちませんよ

答えて曰く

我々が一日休めば国の近代化が一日遅れる
御心配はご無用。

我々には「リゲイン」がある!


まあ戯文ですから、駄洒落はご容赦

コンプライアンスやらハラスメントとか面倒なことを言わない時代はおおらかだったのですよ。

留学帰りの大学予備門の先生たちは、授業の合間をぬって、予備門には手が届かない好学の若者をボランティアで熱心に指導した、、、というエピソードは、司馬さんがどっかに書いてました。



2026年5月4日月曜日

プラダを来た悪魔2

 




大入満員は好ましいのだが、、、、

画像は、五月四日上映前日夕方のシネコンの予約状況

この時期の小屋は、マリオ、コナン、ドラえもんとお子様ランチのオンパレード。

大人が観る映画が無いから、、、ってことだろうが、小屋で観るものが無ければ、動画配信サイトがあるだろう。わざわざ足運んでこの手の映画観なくても(^^)


でも、下馬評は高く、、、大ヒットの予感

女性映画でファッション系って、ウレル要素なのかね?

ストリープのアジア系アシスタント女性の描き方に批難の声とか、、、ネタミヤッカミかしら?



メリル・ストリープは、もう後期高齢者なんだから、才能と時間を浪費せずに芸術性豊かな作品のオファーだけを選べばいいのよ、映画人の残された時間はあと僅か。

アンハサウェイは申し訳ないがあまりお好みでなく、コメントはありません

大好きなエミリーブラントは、、、なんだか配役の重みがかなり変わったらしくて、だったら足を運ぶかなあ(^^)

そもそも、この映画でハリウッドにデビューしブレイクしたんだし、そんときからご贔屓なアタシ





オールドオーク

 



ゼノフォビアとは、、、あまり言葉として一般的でもないが、世界的に深刻なテーマ

ギリシア語に由来する「異邦人・恐怖心」が直接的な語義であり、排外主義とか外国人嫌悪をイメージすればいい。

よそ者を忌避するのは、いつの世もどの場所でもありがちな事だが、ヒューマニズムの価値観を尊ぶ筈の先進国ですら無視できない事態となっているのが深刻だという事。


舞台はイングランド北東部の廃炭鉱の街。貧しく寂れ果て、古びたパブだけが憩いの場。憩いといっても、昼間からエールを飲み、文句と愚痴にあけくれるだけ

そんな街にシリア難民が移住して来た事が、混乱と葛藤の始まり。




ケンローチは、筋金入りのサウスポーの映画監督。

あるシネマジャーナリストは「英国の至宝」とまで持ち上げるが、、、支配者階級はそう思っているとはおもえないし、労働者階級の圧倒的支持もどうだろうか?

しかし「虐げられた人々への眼差しの優しさ」これに勝る価値はないと思えば、英国の最も良質な部分の表れであるし、良き意味の「サイレントマイノリティ」そのものである。


小規模なアート系の小屋で上映中ですが、連日満席状態らしく、慶賀の至りなんだが、、、、

とってつけたような予定調和的なハッピーラストには、あまり感情移入出来るところはない。それでスッキリして小屋を後にできるものでもないとおもうのですよ


司馬遷の「史記」の越王勾践世家に、、、


艱難を共にすべく、富貴を共にすべからず


という有名な成句がある。

苦労は共に分かち合い助け合えるが、富貴安楽となれば、歪み合うというような意味。

芸能人(に限らずだ)が下積みの頃は夫婦助け合うが、成功してしまえば、トロフィーワイフに乗り換えるようなもの


しかし、貧しい者・虐げられた民が連帯して助け合うなんて、、、もはや幻想に近い。

上に向かって拳を振りあげずに、より弱い者をしいたげ優越意識に浸る。

恒産有れば恒心ありとはよく言ったもの。

今時のヒューマニズムとはその程度らしいし、格差社会は一番良質な感性を毀損してしまったようだ。


この廃炭鉱街も、閉山の危機の時代には連帯して最後まで戦い抜いた歴史と伝統があったのだが、いまや閉塞感の憂さ晴らしは難民イジメであり、難民を支援しようとする少数派の同胞に対しても同様。

それは間違いなんだ!って監督は力説するんだが、一番リアルで説得力のあるシーンがこの部分とはやるせない


......主人公の台詞をそのまま引用すれば


人は苦しい時スケープゴートを探す。

自分より弱い人々のせいにして踏みにじる。

自分は政府からは踏まれっぱなしのドアマットのくせ




しかし、、、お花畑映画の批判も耳にします。移民サイドの甘えや傲慢の問題もある。多様性の尊重は相互主義のはずだ。


娯楽映画だろうが芸術性の高い高踏映画であっても、観客の立場を慮れば、暗い絶望感のエンディングはやはり憚る。入場料を頂戴する立場を忘れる訳にはいかない。


ともあれ、今年のベストテン上位になりそうです。


2026年5月3日日曜日

政党「ふたり」から諸派へ

 


元来の制度設計は「議員数五名以上」だったが、ゴネタ連中がおり、、、いまに至る禍根を残したし、更にいうと、

この「政党交付金」制度自体が間違いだ。

日共だけが反対して交付金を受け取っていないが、この限りに於いては尊敬に値する。

その理由には首を傾げる部分もありますが「政党の腐敗と堕落を招聘」するのは、そのとおりだ。

かの「泡沫」政党やらをみればそう思うし、年末恒例の議員たちの野合離散騒動もまたしかり。


現状の政党交付金受給ルールでは、、、

五名以上の国会議員

一名以上の国会議員且つ選挙で得票率2%以上

のいずれかの要件を満たす必要がある。


この泡沫政党は衆議院議席はゼロ、参議院は議席数2、得票率はかろうじて2%超え、、、「政党ふたり」


でも、次の参議院選挙は2028年

つまり、2027年12月までは特段の異変が無ければ年間概算二億四千万円支給される。


国会議員全体で一人あたりに換算すれば「4ないし5千万円」ですから、この泡沫政党だけは、平均値の二倍以上って、いったいなんにつかってんだか?


無論バックオフィスの経費も必要だが、本来的にリベラルは禁欲・清貧が取り柄で、支援者は基本ボランティアで汗流すものであり、政治をシノギにしようなんて考えもしない。


ちなみに、この「ふたり」の資産公開データだが、、、判然としない。

かつて党首は高額資産保有者だったはずだが、どうした事か、いまはゼロで報告らしい、、、かげでは「ミズホ」銀行を揶揄されているらしいが(^^)