2026年9月12日土曜日

十二年籠山行

 

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厳しいとは聞いていますが、、、かの「千日回峰行」以上だと言われています。

不勉強にも、千日間の山籠りで色々な荒業を次々に行うと勘違い。色々な荒業の期間が累計で千日。その間にタイムアウトの時間がありますから、それも含めれば十年程度かかるそうです。ソリャ身体を休めるインターバルがないと死にます。

一方で、コチラは12年。世間から途絶した完全な孤独の中で仏と向かい合う12年間って、フィジカルよりもメンタルが破壊されそうだし、事例もあるそうな



動と静

その優劣を論じる愚はやらないが、戦後に限れば、籠山行達成者の数の方がすくない。

しかし、実は大峰山(吉野)の千日回峰行は叡山の比ではない苛烈さ

比叡山はハイキングコース並みですが、大峰山系は登山そのもの。行場のコース設定の差ということかな?



そう言えば一時期新入社員教育に「二週間地獄の特訓」ってありましたなあ(^^)

今思えば噴飯物だし、事故でも起きようものなら安全配慮義務違反で、教育部門の長の首が飛ぶ。

それに、自発的自律的に自己改造を行うものではなく、単なる洗脳

ロクな人材が育つ訳はない。

犯罪統計

 


日本一の犯罪エリアは大阪です。

単純な統計処理でもそうなりますし、重大犯罪に限っても同様の結果です。だから犯人が特定し難い軽犯罪が都会には多いって釈明は大阪には通用しない。

更に、検挙率が悲惨なまでに最悪

犯罪は起きるし、容疑者が逮捕出来ない。もっと突っ込んで言えば、発生件数と認知件数が大きく乖離しているかもしれません(不名誉な数字を誤魔化すには「認知」しなければいいのです)

刑事事件の有罪率99%以上と同じ理屈。確実に有罪にできる案件しかやらないのなら「立派な戦績」なるのは当たり前のその逆説


犯罪多発の大都会周辺もそのとばっちりを受ける。

警視庁は捜査能力は高いから、犯罪プロ集団はレベルの低い近隣府県にアジトを置き、都会の獲物を狙いに行くヒットエンドランがお得意


こんな危険地帯に副首都を設置するのかって?

だから、設置するのですよ(^^)

警視庁なみの抑止力を装備して貰えばすむはなしで、一気に「安全地帯」になる、、、はずはないのです。


南海トラフだって、、、、大阪湾も危ないのです


重要な因子として、所得格差や失業率も影響しているらしい。外国人労働者の数は、、、因果関係はよく分からないと言われますし、外国人とひとまとめには出来ない。ネパール人は犯罪傾向に乏しいと言われますが、ベトナム人と言えば、、、


昨今は、寒村陋屋界隈も物騒です。

我が家は、窃盗に遭うのはいいが、強盗は困るってポリシーですから不在時でも鍵はかけないし、昼間は扉も閉めない。下手に鍵やら錠を壊されると余計に高くつく。

幸いにして、、、、泥棒さんの「お世話」になったのは半世紀以上前に一回だけ。

以降、相応のセキュリティシステムは導入してますが、いまんところ経費倒れだ(^^)



2026年9月11日金曜日

冥土からのプレゼント

 



郵貯は、一定期間資金移動がないと預金者に通知をするらしい。

銀行も同様らしいが、、、、実経験がない


そんな通知が亡母に来たのが、過日の事

病床にある間の資金管理はアタシが全てやっていたから、母も失念していた口座のようだ。やっとキャッシュカードだけは探し出したが、暗証番号が分からない。


やむ無く郵便局に出向き、、、アレコレと複雑な手続きを伝授されたが、、、いったい残高がいくらなんだ!?

忘れるくらいだからさほどの金額とも思えないし、所詮は貯金。株券ならば大化けもするが、、、もしかしてって淡い期待(^^)


困るのが、相続手続き。

JPサイドは正当な相続人に相続さえすればよくて、相続税については関知しない。

相続税申告なんか大昔に終わっている、、、というか、既に亡父からの継承財産は道楽に使い果たしていたから、申告の必要すらなかったが、仮に「漏れ」があってもなんとかなるようにバスケット条項でカバーしておいた。

これってセイカツノチエ(^^)



やっと手続きが完了し「貯金払戻証書」なるものが届きました。

こんな証書は初めて見た!

長く生きていると、アレコレと経験するのだと改めて


2026年9月10日木曜日

災異説あるいは、、、、

 


今時ならば、、、、「不徳のいたすところであり」
とかなんとか
元来、立場のある方の言葉は重いはずだが、今や女心よろしく鴻毛より軽い。

注)リゴレットのオペラの歌曲の比喩的な引用です。


名題のフィロソフィーは、科学的でも論理的でもなく、東洋古来からの、、、

天変地異が多発することを統治者の不徳や政治の乱れが原因とする考え方に過ぎないが、なんとなく我々の思考の基層にこびりついてしまった。


罪己詔(さいこのみことのり)とは、統治者自身が不徳を天と民草に詫びる詔勅だが、、、なんと最後の発令は、貞観にまで遡る。

以降、徳のない主上が詫びなかったのでなく、改元という方法を採用した。摂関政治以降政治のヘゲモニーが帝の手から離れたからとされる。

現代においても「国民に寄り添い民草の痛みを我が痛みと考える」象徴天皇制がその発展系と考えれば、あながち間違いでもない。



災禍の連鎖が途切れる事がない。

統治の不徳や政治の乱れが無いとは言わせないし、それが災禍と如何様に関係するのか?と問いかけるのは無意味だ。

理屈ではなく、そんなもんだと思い知る共同幻想の世界に我々は生きている。


まだ不徳だと詫びてくれる帝がおわしますうちはまだいい。

頑迷保守は、いまやはっきりと公言しています。


余計な事をしてくれるな

ただ宮中三殿でお籠もりしていてくれればいい



そんな時代が本当に来るのであれば、、、来るかもしれないって思わなければならないのはなんとも不幸な事




2026年9月9日水曜日

オスカーをとるには

 


基本的に優れていなければ論外だが、それは単なる必要条件であり、より重要なのは「十分条件」
これは、世間一般にも通用するだろうプリンシプルです。


一番話題性の高い映画賞ですから「何故にコケたか?」を探る事が一番面白い。



✴︎「市民ケーン」

オールタイムベストの常連という傑作ながら、ノミネートのみで「我が谷は緑、、」にさらわれた。

一重に、新聞王ハーストをモデルに彼が隠しておきたい事を赤裸々に、、、これに激怒したハーストは大アンチキャンペーンを展開した

✴︎「恋に落ちたシェイクスピア」は逆事例

大物プロデューサーと言われたが、性犯罪でお白州に引き摺り出され、、、未だに法廷闘争中

この年の大本命は「プライベートライアン」だったが落選。ベストアクトレスも「グイネスパルトロウ」がかっさらう。

彼女は性被害者なのか?枕芸者だったのか?、、、事実関係は未だに判然としない

たしかな事は大選挙運動をこのワインスタインがやったこと。

ど派手なパーティはもとより、製作予定作品のキャスティングや金品をエサにしたのかも

なんにしても、権力者に楯突いたりご機嫌を損じてはならないって事だ。



✴︎ウンも実力

「ショーシャンクの空」はウメノチカラ(競走馬)みたいなもの。対抗馬は、フォレストガンプとパルプフィクションだった。かの三冠馬シンザンの年でなければ、、、.(ウメノチカラはダービーと菊花賞が二着、皐月賞も三着)

こればっかりは神の気紛れですから人智では如何ともし難いが、神は見捨てるばかりではない。オールタイムでの評価は、これらの作品を凌駕する。

死後の盛名という評価もあります。


✴︎2001年宇宙の旅とブレードランナー

余りに時代を先走り過ぎた。時代がこの作品に追いつくまでに何年もかかりました。

時代遅れは論外ながら、、、三歩先くらいにとどめておくのが生活の知恵


まあ、それ以外にも、、、


暗い作品は忌避されやすい

コメディやSF系は不利


アカデミーも馬鹿じゃないから、色々と改革改善をやってはいますが、、、なんだか「変えてはならないものを変えようと」しているのが気になります。

そもそもが、ハリウッドの映画人たちのお祭り。

気取ってグローバリズムなんかを忖度しなくてもいいのです。カンヌ映画祭のパルムドールに選ばれそうな作品ばかりを持ち上げてどうするの?


翻って、日本アカデミー賞

はやく色々と論評したくなるようになって欲しいものだ。

半世紀ちかい歴史があるんだから

未だに、アタシの駄日記のネタにもならない




2026年9月8日火曜日

シューベルト ピアノ三重奏二番

 


室内楽の最高傑作の一つ

シューベルトピアノ三重奏第二番(の第二楽章)

哀愁に満ちた旋律がたまらなく、、、、名だたる演奏家達のトリオ版がいくつかあります。



洋画のBGMに使われる事が多いのですが、邦画ならば、、、アレコレ調べても皆無みたい。

文化や教養の基層の差だろう。教科書で聞かされる有名どころの範疇から出る事はない。

これは作り手の問題だろうし、観客を馬鹿にしてる



全く評価されない高倉健さんの作品。

クロードチアリのギター曲は兎も角も、やたらとチャイコフスキーのピアノ協奏曲が、、、誰でも知っていそうな名曲しか使わないから、ああなる。


翻って、キューブリックさまは



彼の選曲は群をぬきますから、比べるのが気の毒。

しかし、他にも



耽美の極致には、やはりこの曲(吸血鬼映画の中でも一番スタイリッシュ)

なんせ、ドヌーブさまとデビットボウイの競演


あと、殺し屋御用達でもあり、ブロンソン(リメイク版もあります)のこころを癒やすのが、この三重奏



リメイクのステイタム主演版の予告編ですが、殺伐感ばかりを強調し、予告編にも音源がない。

まあ、音楽なんかなんでもいいってこと(だから面白くない)





ラストサバイバー

 


ロッテントマト(映画批評誌)の評価は、最悪に近い。

映画史に残る名作(エイリアン、ブレードランナー、グラデイエイター、テルマ&ルイーズ、ブラックホークダウンとか)の監督がそんな悲惨な作品を世に問うとは、、、って逆に客寄せになるかも(^^)

実際は、直接製作原価の回収も難しいくらい悲惨さ


そんなにひどい作品でもないし、かつての「ブレードランナー」の例もある。案外歴史の風雪に耐える、、、かな?


パンデミックで世界は壊滅。

僅かに生き残った人類は、それぞれに明日の見えないサバイバルの最中

地道な晴耕雨読人もいれば、コミュニティを護る小集団、あるいは破壊と略奪に走る無法団とかカルト的な集団やら


舞台はコロラドのどっか

元整備士の主人公はサバイバルに長けた元軍人との共同暮らし。過去の思い出に浸りながらもまだあしたを探そうとあがいている、、、てな感じのアンチユートピアの世界

一応はハッピーエンド的に終わりますが、かなり現実は厳しそう。

ひとつひとつのエピソードやシーンが懐かしい西部劇やらを思い出させます。

ざっと観た限り、、、、








あざといと思うのが普通の感覚なんでしょうなあ

でも、極私的なプロ映画鑑賞家はそうは考えない





2026年9月7日月曜日

相変わらずな政治と金

 



政治は絶対に「本気」にならないだろうが、つまりこの問題は、永遠の課題ということ。

政治資金の統制が「規正法」といっているうちはどうしようもない。規正法と規制法は全く違います。



アメリカと日本の財務省の権限比較(AI君のサポート)を観て思う事。

どっちが良いとか悪いとかは言わないが、金融犯罪に対する厳しさがまるで違う。

カポネが脱税でしょっ引かれたのは有名な話。

日本国の徴税権力も実はもの凄く恐ろしいのですが、抑制と忖度と自己保身で「弱いものイジメ」しかしない。

別に政治資金規正法改正なんかやらなくても、現行法(と解釈変更改正)で充分対処出来ますが、司法警察職員としての位置を与える方がよいかも



大体が、脱税額が一億円を超えると刑事事件になる。

必ずしも実刑にはならないが、、、脱税額の全額納付と相当の罰金でみぐるみ剥がされます。


しかし、893みたいな犯罪組織は根絶やしにできそうだが、御礼参りに毅然と対処できるかしら?

更に、政治が相手となれば、、、命はともかく左遷を覚悟する必要がある。


政治の不当な介入の防止と民主的なコントロールのバランスをとった統制って、言葉は簡単なんだが、実状はなあ



2026年9月6日日曜日

さすがに、、、秋の気配が

 


だってさすがに九月ですから、、、、
王朝美學的に、風の音や蟲の音に感じいれば衒学趣味も本物だが、なんせ凡愚ですから聴覚や視覚よりも「味覚」


ことさら、秋だけが味覚の季節でもあるまいが、炎暑の果てに減退した食欲が回復基調だからかな?


松茸

秋刀魚

秋鮭、、、、とか


松茸は、まともな国産品なんて贈答品コーナーで見かけるか、最近はまったくお声が掛からない高級料亭の土瓶蒸し。

秋刀魚なんて下魚だが、鰯と同じで不作不良ながらお値段をみれば、、、他の食材にかえます。


最近足をよく運ぶ小料理屋さんですが、毎回なにやら愚にもつかないトラブルに遭遇する

板前さんが申し訳なさげに、、、申し訳ありませんが


トイレが故障でして、、、

白ワインを冷やし忘れまして、、、

秋刀魚はありますが、お出し出来るようなネタでは、、、

一人前分の材料がありませんで、、、


とかなんとか毎回些末なトラブルに遭遇。

だからって、憤然と席を立つような事でもなく、、、ほな裏メニューの「半人分の竜田揚げ」できますかねえ?


唐突に竜田揚げとは、、、これは秋の味覚(あるいは視覚)からの連想

唐揚げとなにが違うって、、、醤油やらの下味の有無や小麦粉と片栗粉の差。

カラッとした味は秋の蒼天を思い出させるし、根拠不確かながら、業平の名唱(ちはやふる・・・竜田川唐紅に水括るとは)に由来するってAI君はいいます。


百人一首収録や落語や漫才ネタ等で知名度が高いだけで、アタシはあまりカワナイ

漫画由来のこの映画はお好みなんですけど、、、





紅葉葉が流れる川面をみても、くくり染めがなんたるものかを知らないアタシには意味がよう分からん(竜田揚げなんかイメージできない)




このたびはぬさもとりあへず

竜田山 

紅葉の錦神のまにまに(百人一首 菅原道真)


竜田河 

もみぢ乱れて流るめり 

わたらば錦 

なかやたえなむ(古今集 伝 平城帝)


ここいらあたりなら、素直で平明だ。