2026年6月2日火曜日

チキンカップ、、、というと安っぽいが

 



有り体に申し上げれば、、、お好みではない。

お値段からして、アタシには手も脚も出ないからの痩せ我慢でもない。


明朝成化年代に作られた皇帝が愛用した専用の酒器

世界に僅かしかなく、当然大半は台灣故宮にあります。奇跡的にオークションに出る事があり、なんと37億円で落札され、成金の華人の手に落ちました。

十年前の事ですから、そろそろ成金の事業が破綻して身売りするころかも(^^)




酒器ですから、小振りの抹茶茶碗より一回り小さい。

美味い酒は器次第で更に美味くなるが、、、

アタシは色絵付け、、、とりわけ青花(チンホワ)はそんなに珍重しないし、ぐい呑ならば、他に好きなものが沢山あります。

一番のお気に入りは、、、、どっかにしまい込んだままでてこないのよ。


でも、たかがぐい呑に、、、37億円かあ

それに、酒器以外に使い道がない。

抹茶茶碗ならば、、、、黒楽で食べるちらし寿司とかって美味しいんですよ

国宝古民家

 




14世紀に建造された古民家が国宝認定されたんだって、、、先ずは慶賀の至り。

文化庁のリリースでは、、、、



我が国現存最古の民家。顕著な古式を示し、我が国の民家史において劈頭へきとうをなす遺構として貴重。中世における土豪の住生活の実態を知る上で類い希な現存遺構でもあり、極めて深い文化史的意義を有する。



しかし、屋根は茅葺ですから、概ね二〇年で葺き替え。そういう工法なんだから、レプリカというにあたらない。

建物の主要な部材は、建立当時のままの栗や松

かつての鉄道省の枕木は「栗」だった。松は、、、多分ですが節が無いはず。だからどちらも建築材としての耐性には問題がないが、、、一般には樹齢が耐用年数とのこと。この古民家の部材の樹齢は不明だが、伐採されたのが数百年前。全てが建立当時のままとは信じ難いが、、、、


飛鳥の古刹なんかは樹齢一千年とか二千年の檜材を使い、後千年は大丈夫って豪語しています。

だっから、、、薬師寺西塔再建時、宮大工の西岡棟梁は敢えて基壇を一尺ばかり高くした。今観れば東塔との高さで不均衡なんだが、千年経てば「高さのバランスがとれ素晴らしい風景」になるらしい。


曰く、、、日本国の古建築はテセウスのパラドックスを凌駕した。



このギリシア哲学の難問に深くは触れないが、自己の同一性の思考実験だということ。

モーニング娘やAKB48はかなりなメンバーの入れ替えをやりますが、もはや自己同一性は担保されているとは思えない、、、看板は同じでも赤の他人(としか思えないが)

しかし、ヒトザルの細胞は日々新陳代謝を繰り返し、数ヶ月くらいで全て入れ替わるそうではないか!

それでもアイデンティティは担保されている、、、って考えるんでしょうなあ


2026年6月1日月曜日

黒楽のオークション

 



長次郎は、楽焼元祖の陶工(16世紀)

その名品の黒楽が、たったこの値段かあ

しばらく前に、もっと高額な数倍の値がついた黒楽茶碗があったが、、、

これが、その名品の写真、、、のはず




美術品市場は、世界(中国を含む)が相手

世界中のコレクター、、、とりわけ華人が欲しがらないと値がつかない。

しかし、所詮「侘びや寂び」は日本人の美意識だが、そのうちに世界が追い付いてくる、、、かも


かつては、窯変天目は禍々しいと華人は忌避し、現存するのは日本国内くらいで多くは国宝指定

しかし、昨今は中国内でも人気沸騰らしいから、、、


狙い目は、、、一楽ニ萩三唐津





水無月

 




水無月の 夏越の祓ひ する人は 千歳の命 のぶというなり



水無月の王朝和歌の代表なんですが、、、作者不詳。
拾遺和歌集には「読人不知」でなかんずく季は「冬」部。後年、新古今集では「家隆」作で収録されています。


通常あり得ない勅撰集収録歌の使い回し。

記紀の時代に遡る由緒ある神事ながら、これを素材とする和歌にはロクなものがないから、家隆の作と称して「古歌ではない」と牽強付会

AIの解説では、苦し紛れな陳腐な説明をしています。


一年の半分が過ぎ、その間の穢れを禊げば、長寿が期待できますって有り難いおはなし

宗教心が乏しくあるいは忙しくて「茅の輪くぐり」をするいとまも無ければ、、、、よくしたもので「水無月」なる和菓子を賞味するだけでもよいそうです。




2026年5月29日金曜日

再開発

 ソリャ半世紀も経てば劣化もします。

さまざまな地権者が絡み難事業だったようですが、流した汗は報われる。オープン当時は毎日が晦日の大売り出し状態。


しかしなあ、、、今やシャッターモールとまでは言わないが、かなり荒廃しました。

キーテナントは破綻し後継GMSは金融と箱物が収益の柱mから、売り場に魅力なんかある訳がなくPB商品ばかりが目立つところに並び、、、

元々の駅前市場のお店は最初はフルラインナップ。

しかし、代替わりや事業の失敗やら、、、同じ業種を力のある個人店主が引き受けるならまだしも

いつかしら、、、

セコハン買取屋

落ちこぼれ相手の学習塾

リハビリマッサージ屋

リフォーム屋さん、、、、とか、創業当時からのお店は、肉屋と靴屋とお好み焼き屋さんに、、、あと僅か


やっと建て替えを議論出来るような段階に来たらしい。

◯友不動産が三割程度の地権者の筈。

商店街部分も自家保有自営の方は少なく、住宅部分もかなり自居よりも貸付が多くなった。

票読みからすればもう決まったようなものだが、駅前一等地をどんなランドマークにしたいのかが大事だがそれが見えてこない。

阪神間で駅前人気度の上位ランキングですから知恵の絞りようで未来は洋々としている、、、はずなんだが、あくまで「知恵の出しよう」次第です。


あたしのスタンスは、、、寒村陋屋から都会に出てきた時のとまり木ですから、さしたる想いもない。

建て替えとなれば、その間の住まいはどうしてくれるの?!って本当は切実なんだし、お店をやっておられる方はそれ以上に死活問題

生きているうちにリニューアルが見られるかどうかも微妙だ。

権威勾配

  





泥酔運航はこの社の「宿痾」みたいなものだから、マタカイナ!と、、、
しかし、そんな事ではなく「権威勾配」という言葉


無知なアタシだから、知らない事はたくさんありますが、この言葉は初めて聞きました。

会見でJALサイドの口から出たのならば、エアーの世界では常識なんだろう、、、か?


ググるに、、、

オーソリティ・グレーディエント、即ち「組織内に於ける上司と部下の間の力関係や権限の格差を示す心理学用語」とのこと

つまり、会社であれチームであれ、凡そ「組織」であれば考慮すべきマネージメントあるいはガバナンスの原理であり、この言葉を使う使わないのレベルではない。

過度に上位下達はまずいし、和気藹々だけなのも宜しくない。この辺りのさじ加減は、業種業態で決まるもので、万能薬はない。


この社の斯様な事故例をみるに、大抵は機長とかチーフパーサーとか率先して範をたれるべき立場がやらかしている。上に物申すのを憚るという権威勾配よりも「登用すべき者を上につけた」という人事マネージメントの齟齬かもって思えてくる

2026年5月28日木曜日

宗教法人の非宗教行為

 




一見して素晴らしい。

しかし、建築家の安藤忠雄氏や旧宮家の竹田某の名前を前面に出されると後ずさりする、、、これ普通の感覚


パンフレットを仔細にみた訳ではない(肝心の事は多分書いていないはず)

運営母体は宗教法人であり、霊園運営は通常宗教行為と見做されない営利事業です。

この宗教法人は、大東市所在の新興宗教。

不動明王(大日如来の化身)を本尊とするが真言宗のグループではない。

通常の寺院は、宗教行為を主、営利事業を従とするが、この辺りはよくわからない。


自前で寺院の敷地内に墓所を求め墓石を建立するよりはるかに安上がりお手間要らずですが、光の影には「闇」もある。

永代供養なんて、香具師の口上。

最初の供養料次第だが、通常は数年間。期間が到来すれば廃棄物扱い。せめて孫や子の代まで、、、ならばゼロがひとつ増えます。

そんなら最初から、散骨でもいいし、、、


それに営利事業であれば、倒産や清算もあり得ます。

最初に権利義務や法律面の取り扱いをちゃんと確認しておかないと、遺骨が冥府を彷徨うことになり、無縁仏より酷いことになる。


アタシが危惧する事がどの程度発生しているか分からないが、かような問題に対処するNPOがそこそこあらますから、、、推してしるべし。

2026年5月27日水曜日

豊岡鞄

 


遥々と豊岡まで、、、これも無知のなせる技(^^)


キャッチコピーは「1200年の歴史と伝統」の豊岡鞄

120年の誤植だと勘違いしていた(^^)

豊岡が鞄製造の大産地であることは知っているが、、、

実は、奈良時代からの献上柳行李の生産の歴史。

柳は市花でもある、、、

しかし、今時行李(こうり)なんてみたこともないし、ラタンならまだ一般的

レトロでなかなか趣きがありますが、、、、職人さんの手作業ですからお値段もそこそこ。

明治期に獣革や帆布のような新素材を伝統技術も踏まえ、うまく時代の変化に対応したのが成功の方程式


豊岡鞄というネーミングは登録しているのだろうが、ブランディングに成功した訳でもないみたい。

かといってアタシには智慧がないが、肝心の柳行李のテイストがまったくないのが、、、、





しかし、阪神間の下駄履きアパートからは地の果てだ。

江戸に行く方が遥かに近いし、同じ兵庫県とは思えない、、、って言うか、摂津国の但馬国はやはりちがうのですよ。


かの号泣議員が度々日帰りで出張していたと申告していたのが、豊岡近くの城崎温泉。

誰がみても嘘っぽいって直感でわかります




仲道郁代

 


我が家のケメコさまのお気に入りのピアニスト。

どっかの音大の先生もされてます。
一緒にコンサートに行けばよいのだが、、、アタシは予備の控えで、都合が悪いと出番が回ってきます(^^)


今回の出し物は、ベートーヴェン晩年のピアノソナタ三曲ですから、かなりな難物です。

タイトルが「音楽の哲学」

YouTubeに、彼女の解説講座がありましたが、、、アタシみたいに音楽は耳障りがよくて「音が楽しければ」それで充分なファンには高尚過ぎます。



ともあれ仲道教授の音楽の授業で、コンサートに行ったつもり。

彼女はこのプログラムを引っ提げて、あちこちで演奏していますが、、、演奏会場もそれなり。

東京ならば、サントリーホールとか東京文化会館


下衆な興味で料金比較をやってみたが、、、東京の料金だと老夫婦が揃って演奏会に行って、お釣りが返ってきます。


東京が高いのは寿司屋とマンションだけじゃないんだ。

東京の半額で彼女の演奏が聴けるのは至福