一番バイアスがかかる専門書系は歴史だ。
唯物史観史書が如何程、日本の行く道を歪めたか、、、昨今は多少呪縛から逃れたが、その先には、難儀で偏狭な国家神道史観。さらにタチが悪い。
江戸期は人民圧政苛斂誅求のこの世の地獄だと左翼史観史は書きます。
白土三平さんの「カムイ伝」もしかり。良質な漫画なんだが、日共的闘争方針一辺倒なんだわあー。
実際にそんなに酷い時代ならば、細やかながらも人口増なんかあり得ないし、ひとえに明治期の史学者のペンが歪めたのです。暗黒の江戸期を明治政権がリブートしたって(^^)
「逝きし世の面影」
ベストセラーよりもロングセラー
平凡社ライブラリーで刊行されてはや20年。毎年のように重版されています。
今となっては忘れ去られた江戸期の文明や文化を、たとえようもない哀惜の念での記述。
これは自分のお財布で贖う価値がある。
己れの文明文化を「再発見」してくれたのは異邦人なのはよくあるはなしで、それを教えてくれたのは在野史家の渡辺京二さん。
江戸期のやまとの国もまた然りであり、開国前後に到来した異人たちの「未知との遭遇」の記録には、眼から鱗、、、どころではない。
今時の日本人の美質の原点の全てが語られ、それが世界を驚嘆させたのです。
いつまで残るかは、、、考えたくない
中味をとやかく論述はしない。
あまりにも多くのものを失ったという諦観な気持ちと、失う事で得られた「近代日本」との引き裂かれた感情だけが、、、久方ぶりに読み返しても変わらない。










