2026年3月27日金曜日

富国強兵

 



レトロ感満載の四文字熟語
由来は、戦国策の「秦策」、、、中華戦国時代の秦国の商鞅が推進した変法の法の記述だそうです。

儒家からは、覇道の勧めと非難轟々。いつの世にもお花畑の議論はあります。

結果は、秦国は始皇帝により天下統一の大業を成し遂げ、その歴史に学んだ(多分ですが)明治政府は、近代化を進めて日清日露の防衛戦争にかろうじて勝利し、少なくとも負けはせず、ロシアの侵略に抗する事ができた。


戦力は国家の経済力や財政力、、、広義の「国力」に依存する。ボロボロの国力に分不相応な戦力保持は、国家と国民の破滅を招く、、、事は80年前に学んだはずだ。

今の日本の国力は、過剰な債務を抱え、、、しかしMMTに従えば、恐るる必要がないらしいが、アタシにはどっちが正解か分からない。


だだ商鞅は、単に殖産興業だけを進めたわけではない。

徹底した法治主義、つまり公平な法(国の布告に嘘はなく、賞罰は身分に関わらず平等)の支配を宣言して、民の信頼を得る事を一義としたとする。


後年、旨味に与らなくなった上級国民の怒りを買い、逃亡を余儀なくされた。関所を通り抜けようとしたが「例え商鞅様とは言え、規則を曲げて御通しする訳にはいきません」

死を前に、商鞅が己れの治世の達成度に満足した声をあげたのならば、後世の評価は高くなったろうに、めめしく愚痴ったらしい。


日本国は、世界水準的には法治国家だろうが、あちこちに歪みがでていないか?法体系や運用の整備に関しては、国章損壊罪より急ぐべき事があるはずだが、どうもその気はないらしい。




2026年3月26日木曜日

肩の痛み

 



経年疲労からの肩の痛みがひどい。
旧知のペインクリニックの標榜医に訴えるに、、、

ジークフリート肩に激痛が.....

予想通り洒落が通じない(^^)
ゲルマン神話に無知な医者にはいのちは預けられないとかなんとかタメ口を(^^)

思わせぶりに話題を唐突にトロイ戦争の話題に切り替えますが、ギリシャ神話上最高のスペクタクルであり、英雄豪傑入り乱れ、神々の代理戦争の様相
産湯代わりに地獄の黒流にどぶ漬けになったもんで不死身の肉体となったのが、英雄アキレス
しかし、足首を持って川につけたものだから、その部分だけはウィークポイント。
お陰様で神話のみならず医学に於いても不朽の盛名となった。

2004年製作のアメリカ映画「トロイ」は、ブラピがアキレスを演じる二億ドル弱のスペクタクル大作。
どうも感動が薄いのですが、アキレスが弱点の踵の負傷でなく心臓部に矢を打ち込まれて死んじゃうなんて改変をやるから(正確には踵を負傷しその後に心臓を撃ち抜かれたということ)
 
と言う事で北欧神話のジークフリート登場。
彼も不死身なのですが、それは退治したドラゴンの流血のお陰。
激闘の末、のた打ち回る巨龍から流れ落ちる滝のような流血を一身に浴び仁王立つジークフリート
絵になります。
しかし、よくしたもので、そのときどこからともなくリンデンバウムの一葉。
都合よく彼の肩に舞い落ち、その箇所だけには血を浴びることがなかった。
後年それが元で命を落とすってところはアキレスと同じですが、はるかに映像美的です。

ということで、アタシの肩は別名「なんちゃらの肩」と呼ばれているって最初に戻るのです。
もっとも、グーグル検索でも踵の知名度に比べてあまりに気の毒な状態。
しかし、何事も、ナントカが千人いれば多少の目明きもいる...はずだが




2026年3月25日水曜日

えこひいきはやめます

 


宗教法人が行う「宗教行為」は法人税等が免除される。

だからといって、、、、

憲法が保障する「信教の自由」にかこつけて、なんでもかんでも宗教法人として認めるわけにはいかない。文科省の認可事項だがかなり厳しく判断されるらしい。

しかし、既存の宗教法人を好き勝手に売買ができるようだが、それってかなりマズイだろう。

例を挙げれば、法人の新設は公証人の定款審査とかなにかと面倒。だから893や反社は既存の休眠法人なんかをハコにして買い取ります。


問題は、宗教行為の中身

特定の神仏や超越的な存在を信仰し、礼拝、祈祷、祭り、儀式等の活動全般が宗教行為の定義だが、、、

だったらなんでもという訳ではなく「公序良俗に反する」事柄は法律的な保護の対象にはならないし「営利」の臭いが過度にきつい場合も否定されます。


気になるのは、、、、お賽銭は宗教行為に間違いはない。

手を合わせてなにやら念じている善男善女。

御守り、御神籤は、、、贖うときに手はあわせなくても心中に願い事はあるだろうが、余りな定価がお値段ならば、それは暴利行為。

しかし「拝観料」なるもの、、、美術館で鑑賞するのと何が違う?仏像の前に賽銭箱めいたものがあり、適宜な額を投じるならばまだしも、入り口で入場料みたいに一律にふんだくるのが宗教行為とは思えない。


国税通達でなんとでもなるみたいですから、さっさと通達改正をすればいいのに



2026年3月24日火曜日

有識者会議報告

 



実に堅牢です。

平成17年(小泉政権)にかようなメンバーで検討されました。

本文は二十ページ

参考資料を含めると八十ページ余りになり、論点や検討に必要な諸情報はほぼ網羅されています。

御尊名はだいたい存じ上げていますが、見識のある、、、何よりも事務方の振付通りにならない方々ばかりと思われます。


百家争鳴の感があり、イメージや印象操作で「流れ」が決まりそうだし、なんとなくよく知らないのに「歴史や伝統」と言われるとそんなもんかなあって、、、今の「選良」たちに任せられるかどうかは疑問なんだが、もはや無為無策が許されないほど時間的に切迫していますから、致し方ないか。


.....


問題の所在は単純です。

将来にわたって安定的な皇位の継承を可能にする制度設計は焦眉の急だという事。

天皇制度は廃止(喪失)しても構わないと言う意見もあるが、国民大多数の立ち位置はそれには与していない(日共ですら天皇制即時廃止の旗をおろしました)


制度設計の基本的な視点は次の三点


・国民の支持と理解

・伝統を踏まえる

・制度として安定している事


第一項は当たり前なんだが、総選挙において皇室典範改正を直接の争点にした事がないし、国民意識と議員の立ち位置が同じ保障がない。かかるが故に「複数案」を示して国民投票にかけるべき、、、かも(しかし反作用も大きい)

第三項は場当たり的な対応への戒め。うまいこと行かへんかったら、また作り直したらええやんかーみたいなはなしや意見は事の性格に鑑み論外だということ。

問題は第二項。

その通りですが「何が伝統か」が余りにも理解の幅があり過ぎる。


という事で、自分で読んで判断してほしいが、本会議報告書の「結論」は、、、


.....

古来続いてきた皇位の男系継承を安定的に維持する事は極めて困難であり、皇位継承資格を女子や女系の皇族に拡大する事が必要であるとの判断に達した(本文P20)

.....


多少の補足と報告書全文


側室制度が男系男子継承の支えであった歴史的事実があるが、今や社会倫理的に支持されるものではないし、遺伝子組換えによる「産み分け」も表立っては容認されるものでは、、、ないよねえ


旧皇族の復帰に関しては無謀な議論だと思うのだが、皆さんなんだか騙されているみたい(アタシもそうだった)

先ず臣籍降下した元親王が皇位を継承した例は平安期初期の宇多帝だけで、女性の皇位継承よりも遥かに稀で、甚だしいまでの「歴史と伝統」からの逸脱である。

更に臣籍降下した親王の末裔の即位なんて、、聞いたこともない。

それに戦後離脱した「旧皇族」の半数は既に断絶し、将来の安定性に不安が残る

それになによりも、、、当時の皇室会議の議事録(片山哲議長発言)によれば「後伏見帝より二十世程度隔てられており、昭和天皇からすれば四十数世を隔てる存在」であり、、、、誠に縁薄い存在である事を強調している。

別の説明をすれば、、、今の上皇陛下との関係は六百年をも遡る室町時代の伏見宮貞成親王が共通の祖先という事になる(委細はP41から43をお読みください)


下々の感覚だと「まるで赤の他人」じゃないかって(^^)

縁が深いような目眩しって、旧宮家の男子が明治帝の皇女を妃にした故であり、これって「女系」による皇位継承の担保となにも変わらない。

昔から男系男子継承しかないって、過去には男系途絶の危機を女系が救った事例があったと、、、アタシは考えています。



https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_3531374_po_houkoku.pdf?contentNo=1




2026年3月22日日曜日

他にも急ぐべき事は沢山あります

 



未だに、罪名が「混乱」しています。

国旗損壊罪
国章損壊罪、、、どっちなの?


刑法92条は「外国国章損壊等」との標題ですので、それをテンプレートにするなら「日本国国章損壊等」ですが、、、

日本国の「国章」とは?

国旗と違い法律的な定義はない。慣例的に「十六葉八重表菊紋」だと言われていますが、国民的な理解は皇室(天皇家)の家紋です。多くの国民はパスポートの菊紋を思い浮かべるが、それは間違い。あれは十六葉一重表


だから、立法事実として、国章を「侮辱の意思をもって損壊」することを罰すべき状況ではないだろうし、なんらの法律的な根拠を定めることが先決。


国章としての菊紋と天皇家紋の菊紋の取扱は別って如何なの?しかし同様に扱うとなれば「不敬罪の復活」となりかねず、違憲問題が発生する。それでなくても表現の自由に抵触するのに、、、


損壊等の行為ならなんでも処罰するのでなく「侮辱の意思」を要件としますが、内心の意思の証明って面倒なんです。

それに「親告罪」になるならば、外国国章等の場合は、外国政府に親告権がある。ならば、日本国政府が被害届を出して、警察が送検し、検察が起訴する?

まず、不起訴処分は無さげだし、被害届を出す出さないの恣意性がでてくると厄介。


かように面倒なやりとりが沢山出てくるし、急ぐべき事は他にも沢山ある(例えば、皇室典範改正)

どうしてもやりたければ、国旗国歌法に「尊重条項」を追加しておけばいい。

国章の件は、更に熟議が必要だ。


2026年3月21日土曜日

小町伝説、、、

 



◯◯小町って、、、昨今はまるで流行らない冠り言葉
しかし、歌力抜群の絶世の美才女ならば、彼女に如くはない。
段飾りの三人官女(賢女)とは、式部に納言に、、、、小町さまなんです。


能楽のトレビアだと、最多登板回数ならばダントツ義経ですが、その割には、センターよりも遠景に近い脇役が多い。

次に曽我兄弟。

歌舞伎でも新春公演は曽我ものが吉例ですが、何がそんなに面白いの?ってアタシは思うのです。


さて、三番手は小町。

いずれも人気曲で小町にスポットライトがあたりますが、多くは落魄老残な老女という設定。

ピアノソナタならば熱情か葬送レベルの難曲で、アタシには手も足も出ない。


和歌集同様に能楽の舞台設定には春か秋が多いのですが、梅も桜も登場しないものの、頃は卯月の宮中での歌会のサスペンシブルな出来事。あらすじはウィキなんか書いてますから略。

一言で言えば、史実を無視したシュールリアリズムな作品で、観音様のご利益や法華経の法力なんて真っ向臭さがなくて、若い盛りの小町さま魅力満開❣️











2026年3月20日金曜日

彼岸だから(2)

 



そもそもですが、マトモな宗教(仏教、キリスト教、イスラム教とか)は、偶像崇拝を忌避します。

モーゼの十戒が著名だし、原始仏教では仏足石(その足跡だけの石の上に御仏がおわすと想像する)しかなかったはずだ。

しかし、なんにもなしで信仰の客体をイメージしろと言われても、凡愚な衆生には無理な相談。

そこで、形式論理と詭弁にかけては宗教者に若くものはない。

例えば、、、、

神を形どった偶像は作ってはならないが、イエスは神ではなく「神の子」であり、マリアも神の子の母。

だから、イエス像やマリア像を飾ることは許される、、、と言っているかどうかはしらないが、仏像自体は御仏ではない。仏像を依代としてその先におわします御仏に念じているのだ、、、というロジックを滔々と述べている事は知っている。


パソコンやスマホの画面に並ぶ「アイコン」

これはイコン(偶像)の事だ。

アイコン自体には、特段の意味はなく「単なる窓」に過ぎない。クリックしたその先にさまざまな世界が広がる。


これって、実に宗教学的だ。

2026年3月19日木曜日

「チャッピー君」だけが進化する?

 



アタシは直ぐに分かりましたが、同世代の老教授には意味不明だったそうな。


ChatGPI を女子学生はかように呼び、難行苦行とも言うべき「卒論」の代作、、、それもA判定確実なレベルでこなしてくれるって、某情報誌によれば。


以下、特段の引用はしませんが、感想混じりの戯言を


この女子学生は今時の文科省が自慢したくなるようなITリテラシーの持主に違いない。

エントリーシートもチャッピー君に書いてもらい、内定を取り付けるのだろう。そして、採用され、、、多分使いものにならない総合職になる

AIばかりが学習し、肝心のヒトザルは進化していない。

世の中全てがオンライン環境な訳がない。オフラインやアナログな状況にも遭遇するだろうが、そん時にどうするんだろうねえ。

今もそうだと思うが、軍隊の基礎教養としてモールス信号や手旗信号を叩き込むことになっている。


この記事の筆者は、卒論とかにAI活用禁止を提言はしていない(施策あれは対策ありだから、所詮はイタチごっこ)でぇ、、、自筆卒論提出の勧め


確かに「書くという指先を動かす行為」が灰色の脳細胞に劇的な好影響を与えるとは以前から言われている。

しかしなあ、、、万字に及ぶ論文をわざわざ写筆するような根気のある若者がいますかねえ?

代筆家に頼むに決まっています。


....


アタシは卒論のない学校だったから、卒業論文の作成や指導、審査過程の知見がない。

聞き及ぶに、誤字当字の山、文法の間違い、論旨の錯乱と論文以前のところの指導に時間を費やすそうだが、そのような雑務から解放され、指導教官も楽チン(^^)

ならば、その時間を当該論文を素材にした口頭試問にあてればいいじゃないかって。



2026年3月18日水曜日

彼岸だから

 



高野山金剛峰寺奥の院の杉木立の参道に並ぶ戦国時代の知名武将の荘厳な墓石群

しかし、定期的にお掃除にこられるのは真田家の末裔くらいだとか。
仲見世のように並んでいますが、別に観光資源としてお寺さんが立てたものでもないし、子孫にしてみれば、ありがたメイワクかも。

皇族や上流貴族は別にしても、一般人がお墓を立てるなんて、江戸時代のお寺ビジネスの始まりの一部かしら?
散骨や樹葬派が増えてきたとはいえ、未だに墓地希求派の勢力は衰えない。
しかし、コストもあり、お手軽にもマンション(有り体に言えばコインロッカー)タイプで都心立地で便利、しかもセールストークは「永代供養」
信じがたいが、都心だけでも四百棟位はあるらしい。


霊園にせよ墓所マンションにせよ、お寺さんビジネスのひとつですが、彼らにはデベロッパー能力はない。
あるのは、名刹・古刹という看板だけ。
コンサルタント(どの世界にもいるんですなあ、こういう専門家)
GC(立体駐車場ビル建築能力程度で充分だし、多少荘厳なインテリアがあればいい)
販売代理店(仏壇や仏具屋さんが多いらしい)
、、、が三位一体になって売り込みに来て、お寺が乗っかる仕組み。
売りっぱなしではないかって危惧もある。
マンション墓所って、法律上の権利関係はどうなってんでしょう?
区分所有権って事はまずない・・・と思います。
永代供養とうたう以上役務提供(請負契約かしら?)
それとも、永代供養の権利付の利用権(賃借権)ですかねえ。

子孫の代になれば、回向料を払わなくなる可能性は非常に高いし、次々と「テナントさん」が入ればいいが、維持管理が出来なくなれば確実に廃墟化する。
名実ともに「幽霊ビル」って洒落にもならない

法然上人(だと思いますが)のように「賀茂川の鮒の餌」にしろって遺命も、弟子たちは丁重に荼毘に付し今の知恩院あたりに埋葬された。
千年の時を経ても祭祀する人がいればいいが、いないのが当たり前な現世。
遺命の通りの野辺送りが一番幸せかもしれない。


個人の死生観に関わる問題であり「であらねばならない」という気はさらさら無い。
個人墓所、先祖代々墓、共同供養塔、散骨・・・なんでもいいが、今時の墓所ビジネスっていかがわしいそうってお話です。
死後も、観光と葬式だけに精を出す仏教界のお世話になりますか?と言われれば・・・・
現世で彷徨う暮石、位牌、遺骨とは笑い事ではないが、確実にそういうことになりそうだ。
虎は死んで皮を残し、ヒトは「名を残す」ならまだしも