毎年の恒例なんですが、書庫整理のついでに、一葉の「大つごもり」の流し読みをする。
そらんじるほど読んでますから(^^)
こころが張り裂けそうな哀しい小説ばかりのなかで、これだけは、、、といっても、ささやかな売り物の燐寸に火をつけ一瞬のしあわせ幻想の中で....という程度なんですかね。
余計なお世話ですがウィキから拝借してきたあらすじ
.....以下略
なかなかのスリルのある展開です。
で、肝心のエンディングですが（青空文庫によれば）
ある種のミステリーかも(^^)
つまり、石之助はお峰の窃盗を知った上で、残り１８円もくすねて彼女の犯罪露見を隠蔽した、、、かどうかなんですがね
意識高い系のハリウッドセレブを集めた、、正座をして鑑賞するような作品です。
紛らわしいタイトルなんですが「複数系」の水。
つまり大量の汚染水の公害訴訟映画。
アメリカンムービーには定番ジャンルであり、スリリングな展開と逆転の大勝利がお決まり。
しかし、こんなハッピーエンドは、、、多分あり得ないが、リアルにはあり得ます。
この映画ではデュポンが公害企業でテフロン素材製造の有害物質を故意に投棄した事で三千数百人のクラスアクションの提起に至るおはなし。
しかし「エリンブロコビッチ」で描かれたＰＧ＆Ｅとの訴訟では、賠償総額はその半分ですが、原告団はその二割くらいの数ですから、比較すればかなり苦い勝利だし.....
そりゃそうですよ。
資力のある大企業はとことん最終審まで争えばいい。
一審で原告団の大勝利！、、、なんてしゃらくさい。
原告代理人も含めて時間かけて兵糧攻めをすればそのうち折れてくる。
クラスアクションなんてギャンブルそのもの
この争いに於いてデュポンは公平な第三者による疫学調査結果を尊重する事に合意しながら、七年間にも及ぶ調査結果で多数の被害者が認定された為ちゃぶ台返し返し。被害者一人一人に対して被害不存在の訴え、、、、全て片付くには百年はかかる。
無論デュポン敗訴のオンパレードだが、被害者救済を考えれば、、、総額で六億ドルの賠償金とは言え被害者の頭割りだと哀しいほどの金額で手打ち
賠償額以外に生涯の治療費負担なんかもあったと思いますが、原告団は皆さん癌患者ですからどうせ長くは生きてはいない。
あの黒澤明の七人の侍のラストシーンで浪人のボスだった勘兵衛だとかように呟きます。
勝ったのはデュポンだ！
テフロン加工用素材は「安全な物質」に切り替わったことに今はなっています。
しかし、体内から排泄されることのない化学物質が未来的に安全かどうかは、、、アタシには判らない。
ちなみに、単数系だと、、、日本映画をリメイクしたホラー映画のことですが、アタシは興味なし
なかなか意味不明です(^^)
ワクパスなる面倒くさい入力の果て、誰かさんが手作業で入力内容の確認をやったのでしょう、、一週間かかって、やっと顔写真付き証明書画面が開放されました。
散々にその馬鹿馬鹿しさに罵詈雑言を浴びせていましたが、、、なんとこんなアプリもリリースされていたらしい！
マイナカードと四桁ＰＷとスマホだけ有れば、面倒な再入力作業はなし。
相変わらずマイナカードのＩＣチップの読み取りにストレスが溜まるが、、、、
即座に電子証明書が発行されました。
それが当たり前なんですが、馬鹿馬鹿しいワクパス登録のあとだから、感涙に咽びそうになった(^^)
２０日にリリースされたワクパスってなんなのよ？
アタシの労力は無駄な徒労だったのかしら？
どうも、民営接種証明と公的接種証明の二種類あるみたい。
なんで二つも必要か判らない？
それに「民営」と言いながらも、運営母体は医師会と元官僚の巣窟みたいだから、、、
なんか特典がつくとかなんとかＰＲしてますが、たいした中身はなく、その時点で胡散臭さ満載。
一時が万事、、、って事だ
ロイヤルナショナルシアターは、ウォータールーブリッジの近くにある劇場であり、三つの舞台から成り立つ。
嬉しい事に前衛的な新作から斬新な演出による古典までの幅広いレパートリーをライブビューイングで鑑賞可能なんです。
今回の舞台劇のオリジナルはこの推理小説（....なのかねえ？理系の才能豊かな発達障害の少年の自己克服と再生のドラマだと思うが、、、）このウィキの解説で引っ掛かったのは「題名云々」ＳＨシリーズは訳本でしか読んだ事はないが、白銀号のオリジナルタイトルは、Silver Braze の筈だし、ＳＨシリーズには、Adventure .....云々が数多くあるが、Incident が使われている例はない。
多分ですが、本文にそういう表現があるんだろうが、、、、
たしかに大レース出馬を前にした白銀号が夜中に忽然と姿を消し、厩士が撲殺された状態で発見される「奇妙な事件」には違いないが、、、、
一番小さな席数四百くらいのドーフマンステージで上演されたようです。四方からすり鉢の底を見るような構造の舞台ですから、斬新な演出や作品が楽しめる。
以前に「欲望という名の電車」を見た事がある。
ヒロインのブランチをかのスカリー捜査官（Ｘファイル）のジリアンアンダーソンが演じていました。
彼女ってただのテレビアクトレスじゃなかったんだ！
王朝和歌の系譜は哀しい恋の歌ばかりで、いまの演歌にも脈々と流れる、、、って以前にも書いた事。
だから、松任谷由実よりも中島みゆきが倭の詩歌二千年の保守本流なんですよ。
マクラはこんだけで本題はこれから
しかし、別れた・フラれたばかりの和歌ばかりだと気が滅入る。
万葉集の時代はまだ初々しい恋や愛の詩が本流。
あの「青い山脈」の時代みたいだわ(^^)
立ちて思ひ
居てもそ思ふ
紅の赤裳裾 引き去にし姿を（万葉集巻十一）
妹等がり
わがゆく道の細竹（しの）すすき
われし通らば 靡け細竹はら（万葉集巻七）
頑迷なジェンダー論者がなにを喚こうと紅や朱は愛する人、素敵なオンナに一番似合うし、はやく顔姿を見たいから、視野をさえぎるものは消え去れ！ってホントに素晴らしい感情のほとばしり。
人麻呂の有名な石見相聞歌の最後の部分にも「....靡けこの山」ってありますが、当たり前ですが、出来栄えは遥かに、、、歌聖と言われるだけのことはありますなあ。
旧聞ですが、今年の漢字は「キン」と決まっていたらしいが、「菌」ではなく「金」だって
夏季五輪の歳の恒例の漢字だから、、、だからどうしたってカンジ(^^)
でも冬季五輪の年は「金」ではない。活躍が少ないのかイベント価値がその程度なのかは判らない。
ちなみに・・・
２０２０年：密
２０１９年：令
２０１８年：災
２０１７年：北
２０１６年：金
２０１５年：安
２０１４年：税
なんとなくその年らしいなあって、あるいはなんだかようわからんまで。
得票率が二割程度ならば「嗚呼！そうだった」って気にもなるが....票がバラければ該当なしでも構わないのですがねえ。
嘘、偽、怒、、、なんかだと毎度の事すぎて「今年の漢字」にはならない。
だから....２００３年は「虎」だった❣️
得票率２０％！
１８年ぶりのリーグが話題独占ってことって、こっちほうはあまりに非日常的という評価らしいが、どうも通年以上の応募が有り、、組織票の作為が疑われています。
倭国の特権階級（ハイソ）といえば「華族」さま
その始まりは、いろんな見方ができますが、１８８４年の華族令の制定に始まり憲法改正によりひっそりと廃止された、、、たかだか六十年あまりの「天皇の藩屏」
当初は五百家余りだったが、最終的にはその倍の規模になった。爵位は五段階あり、公卿の家格や大名の石高を基準に当て嵌めるが、過去の勲功なんかも加味されたようである。
その後は勲功華族（官僚、学者、軍人等）がどんどん増えてきたが、所詮は下級華族ですから全体の八割が子爵や男爵であり、公候伯なんてとんでもない。
しかし、日清日露の時代はさておき、その後は何が勲功だか判らない軍人華族が増えてきて......妄想に過ぎないが、戦争がないと存在意義も無ければ偉くもなれない連中ですから、、、だから暴走したとまでは言わないが、太平洋戦争初期の連戦連勝を横目に「東條英機には伯爵くらいださんと収まらんかなあ」とかウワサではなんとかの井戸端会議があったらしい。
特権階級の存在を一概には否定し難いのが「ノブレスオブリージュ」の哲学。
衆庶以上の苦労と責務を背負うから特権を享受出来る、、、のですから華族とはいえ徴兵を免れる事は出来なかったが、配属等の忖度や東條英機に嫌われると苛烈な運命となったものまでさまざま。でも率先して軍人の学校に行こうとした例が帝のご意志に比べ少ないので、やはり平均的には無為徒食軟弱放蕩身分階級としか言いようがない。
無論、身を賭して帝を守った華族だっていた事はいたが、、、まあ限定的。
所詮は廃藩置県版籍奉還以降の過去の支配者階級の不満解消策であり「藩屏」云々は後付け。
華族の若者の育て方を間違えたんだろう。
英国貴族は、パプリックスクールの芝生の上で汗と血を流し鍛えられたというが、、、学習院はなあ....
毎年は一年間の劇場公開リストと睨めっこしながらベスト映画を選ぶのだが、、、今年は「手抜き」
駄日記の中から「映画噺」のタグを付けたものから選ぶことにした。
駄日記ネタにもならない映画は遠のける
駄日記素材になっても激賞しているわけでもないが、なんか琴線に触れるものがあるってこと
とりあえず「褒めちぎっている」のは傑作なんだ、、、ってこと。
結構な数見た割には駄日記ネタにはならないし、あっという間にノミネート完了！
結果的に１０本になりました。掲載は駄日記の公開日の降順であり、評価順を意味しません。
邦画が二本、コリアンが一本、話題の超大作からマニアックなカルトまで、、、バランス良く（はやい話が脈絡もなく....）
オスカーの栄誉に輝く作品群も、、、特段の意味はないがオミット。
娯楽なんだから、辛気臭いメッセージはゴメン被る
真偽は司直の手で明らかになるだろうから、可否の論評はしない。
似非障碍者疑惑や犯罪は結構あるみたいらしいから、でもなんとも言えない。
民度高い系の高級住宅街を抱える街には似つかわしくない疑惑。
アタシはまずアタマに浮かんだのは....三十年前のティムロビンス主演のポリティカルムービー
この役者は「ショーシャンクの空」で知名度が上がったが、元来かなり政治的言動がきわだつ事で有名
歳上女房はさらに過激な(^^)
彼が演じたのは誰もが好感を持つような若くて音楽好きな候補者。なにがあったかは記憶にないが、政治テロに遭い車椅子生活を余儀なくされるが、不屈の精神で選挙を戦い抜き、、、見事に当選なんだが
ちょっと分かりにくいのですが、、、下半身不随のはずなんだろうって。
だからこの芦屋市議員もというつもりはない、、、
が、刑事事件にするのかなあ？
民事訴訟ならばプロセスも含めて公開原則に従うからあれこれ明らかになるのになあ
