2022年5月31日火曜日

あがら麦酒

 肴の選択を間違えたかも?



近畿チベット界隈のエクスペンシブなクラフトビールですが、今時は「刺激的な山椒」の香り

めはり寿司や稲荷寿司ではなく、塩タレの焼鳥にすべきだった。


地産地消だから買い求めているむきもあるが、エチケットには近畿チベット語彙がプリントされている




イントネーションが判らないのだから、これ読んで近畿チベット族の言葉が判ったと錯覚されると困るし、ひけらかしたりすればそれはハラスメントや差別だ。


しかしなあ、、、アタシの正統的な近畿チベット語とは多少異にするなあ


まずは、、、


あがら われわれ(は又はの)人称代名詞だが、文脈で自動的に助詞がついたりつかなかったり

あんじょう 普通に関西弁であり上手くとか小器用にの意味

ちったかし すこしだけとかちょっとだけの意味だが、アタシは「ちぃ〜たかし」と言う。

でんでん 全然のこと。ザとダ更にラのハチオンの区別が出来ない近畿チベット族のトラウマ。パソコンのローマ字入力で必ずミスる(^^)

ななじ 七時のことなんだが、、、方言なのかねえ?

シチジと発音すればイチジと誤認しやすいから、軍隊なんかでは標準的な筈だが




To be continued 


綺弁、奇弁、忌弁、危弁、稀弁

 論理的思考(ロジカルシンキング)は素晴らしくて、詭弁は外道の芸....



確かにその通りには違いないが、学校やビジネススクールなんかでディベート形式で鍛えられると、、、言ってみれば「真空地帯での純粋培養された思考力」みたいなもの。

言い換えれば、人間関係(国際関係)なんかの非対称性の中では明晰な論理よりも力の論理(詭弁と脅迫や威嚇)が優先することを骨身に染みているはずだ。

だっから、尖閣等への領土侵犯、南沙諸島の不法占拠、新疆ウィグル民族弾圧は正当な論理を百万遍叫んでも止むことはないのです。

身の蓋もない物言いをすれば、、、「論理的思考力とは弱者の当てにならない護身術」とはなかなか美味い定義ではなかろうか(^^)

しかし沈黙は外道の振る舞いの間接黙認

だから「詭弁とレトリック」による絶えざる糾弾を



そんなことに汗流すよりは「レトリック」を学ぶ方が有意差がある。レトリックで真理は探究できないし、正しい論証も出来ない。しかし論破出来なくとも説得........誑かしとか混濁ができるかもしれない「強者に対する弱者の最終兵器」なんですよ。




多少補足をすれば、ロジカルシンキングに自信あり!という方々もややもすれば無意識の誤謬に陥ります。

例えば「発見と根拠付け」の混同

ある事実なり情報が得られた方法なり手段とその事実なり情報の真偽は別だということ。

正しい事柄でもその事柄の利害関係者が口走れば、なんだかいかがわしい、、とか

もうひとつは、一見正しく思える事を敢えて疑いの目でみる(ここ迄は誰もが到達する思考のレベル)が、明らかに間違いと思われる事の「間違い」に疑念を持つ事はしない、、、はずだ。



To be continued 



2022年5月30日月曜日

勝手にしゃがれ、、、ちゅうの!

 



見るからにフランス語
息切れとかって意味のようですが、フランス映画として公開された際には「勝手にしゃがれ」
フランス映画にママある秀逸な邦題


英語世界ではそのまま直訳して公開されたみたい。



しかし、これは感心しません(ある種前提条件付き)



名曲だとは思います。このタイトルは著作権侵害にあたるものではないとされるが、阿久悠なりはちゃんと仁義を切ったのかなあ?

北杜夫さんに「酔いどれ船」なる作品があるが、後書きには同名のランボーの韻文詩の訳者に対して仁義を切った旨が記載されている。この楽曲についてもあれこれ調べたが確認できない、、、から勝手に「剽窃」した可能性が高い。言っておきますが、著作権法に違反しなければ芸術家として何をやっても良いという事ではない。


4Kデジタル版が公開された(動画配信サイトでは未見)からいそいそと小屋へ

今更ながらに映画の革命です。

革命は若者の特権。この映画製作に関わった連中はみんなすこぶる若い!

相当に荒削りですがいまどきの映像作家が使う技法が使われており、その意味で古さを感じない。

ヒロインのジーン・セバーグは芳紀二十歳のアメリカン。

パリのアメリカ人なるエトランゼな駆け出しの記者

ヘミングウェイやガードルートスタインやらがそうであったように、パリには異邦人が異邦人のままのスタイルがよく似合う。





2022年5月29日日曜日

トップガンのことさまざま

 




何十年ぶりの続編



おはなしの構成は似てます、、というか続編はこういうことにしかならないのだが、予定調和もまた大事。

 



超エリートパイロットのための訓練学校は実際にカリフォルニア州サンディエゴにあります。

しかし、この作品の冒頭では、高い訓練コストをかけて超人的なパイロットを鍛えるよりも無人の攻撃システムって事が軍幹部から語られます。

確かにドローンとミサイルがあれば、、、あとは最後の歩兵の掃討戦だけというのが現代の戦争


よく出来たシナリオだなってまずおもい、、、病苦による死の淵にあるアイスマン(実際に演じたヴァルキルマーも同じような癌に罹患した、、、というか罹患した事実を映画に持ち込んだ)に涙し、ケリーマクギリスやメグライアンが出てないから、、代わりがジェニファーコネリーにガッカリし、、やっぱり戦争の最後の帰着はヒトザルの「白兵戦」だと確信する。


しかし、レトロなマシンが登場します


F14(初回作は現役でもいまは退役)

カワサキのバイク(このあたりはよく知らない)

P51ムスタング(WW2での最高の戦闘機)

ポルシェ911?(結構古い型式みたい)


映画製作にはペンタゴンが協力していますが、やっぱり最後の勝利はヒトが勝ち取る!っていいたげ



2022年5月28日土曜日

合歓木

 合歓木とは「ねむのき」のこと

夜になると葉があわさり眠ったように(就眠活動)見えることからの命名。漢字は男女のベッドインの意味深からの当て字だそうです





昼は咲き
夜は恋ひ寝る 合歓木の花
君のみ見めや
戯奴(わけ)さへに見よ(紀小鹿)


吾妹子が形見の合歓木は

花のみに

咲きてけだしく実にならぬかも(家持)



小鹿が家持にラブソングを贈ったところ、お返事がきたそうです。

紀小鹿(紀郎女)は人妻。

夫の安貴王の浮気に愛想を尽かし、歳下の家持にモーションをかけたって構図

下句の人称代名詞の使い方が特殊でして、この場合君は自分のこと、戯奴は家持(歳下なんで少し上から目線な表現)

趣意は一緒に合歓木を見ませんか?って、、、誰でも小鹿が家持を誘惑しているって分かります。


かようなラブソングの応酬は、その気がかりにあっても飛びついてはならず一旦は素気なく(^^)

この恋愛は実りますかなあ?と体をかわす.....


昭和歌謡だとこんな雰囲気かな?





皐月水無月不幸の手紙

 この時期はあれこれ税金やらを支払え!、、、モノいいは「納めてください」だが、内実はそういうことです。



個人的には源泉徴収は嫌い。だから昔から必ず確定申告をやる。

固定資産税やらは引き落としにせずに面倒でも徴収額を精査して窓口払い。自動車税もまた然り。

今は牢人だから一切の特別徴収はなくなったが、いちいち払いに行くのがよる年並みで億劫になった。

なんせ役場まで、、、吊り橋を渡り峠を越えて....


まとめて払うと報償金がでたのは大昔。

ロクに納税をやらない輩ほど税の使い道やらなんやら箸の上げ下ろしまでとやかく見当外れの文句をつけてくると愚痴っていたのが徴税権力の末端に位置した某氏。

納税事務処理が年間一回で済むし早く納税して貰えれば運転資金も助かるし、そのメリットの一部を主権者に還元する事の何処がおかしい。


金融難民なる言葉がある。

世界的には貧困等の理由で銀行口座が持てず様々な金融サービスが享受できない事をいうが、倭国の戯言的には居住地から決済窓口機関までの距離が◯キロ以上をいう。

アタシがそうだし、地方に行けば珍しいことではなくて、役場、郵便局、金融機関、コンビニ、、、いずれもが遙か彼方.....

しかし不幸中の幸いで、難路を物ともせずに郵便局のおねえさんとねこヤマトのお兄さんはやってくるし、4Gの電波も届く。

加えて、、、


我が寒村ではこれだけの公共料金が◯◯ペイの請求書払で処理出来る!

さらにポイントも付く、、、らしいがホンマかなあ


老人こそがDX武装化が必要なのだ。

あと二年くらいでガラケーが無くなるが、そんときに老人は困るだろうなあ

デジタル庁がやるべきことは、高齢者のスマホ移行支援ですよ。

いまでもシニアの三割程度はガラケーだそうな


切り替え機器の無償提供

使用方法サポート

スマホによる業務移行へのインセンティブ





2022年5月27日金曜日

新疆ウィグル

  ヨハネ福音書第八章の有名なエピソードです。

群衆はイエスのこの言葉に黙り込み場を立ち去った、、、殺されかけたのはあの「マグダラのマリア」だった、、かどうかまでは記憶にない。
なんせ神仏を崇めない不心得なアタシ(^^)
でも経典の引用はやるんですよ



身も蓋もない言い方をしますが、特段イエスを非難しているわけではない。

このような発言は典型的な「詭弁」だということ。

嘘も詭弁の方便ですから否定はしない。

しかし、「黙り込みすごすごと立ち去る」のはロジカルシンキングではない。





アタシの興味は、この高等弁務官がプーさんにどう反論したかだけ。

アタシなら、斯様にコメントする、、、ってことはまたの機会に(^^)



最近まで知らなかったのですが、あのアウシュビッツビルケナウに国際赤十字は視察団を派遣すると同時に大量の支援物資を送ったらしい

支援物資は消え失せ収容者の手元に届かず、視察団メンバーは一体何処で何を視察したのかね?


しかしプーさんの発言は「人権侵害がないとは言っていない。あっても口出しするな」という趣旨みたいに聞こえます

2022年5月26日木曜日

女殺油地獄

 



なんとも刺激的でおどろおどろしい名題
四代目鶴屋南北作かしら、、、って!

でも彼は内容がそうだというだけで名題は結構大人しい。

例えば、綺麗な名題なんだが、中身は、、、


で、こちらは


なんてまあ倭国のシェイクスピアたる近松門左衛門の人形浄瑠璃の傑作、、、と言われるのは近代以降のこと。

オンナで身を持ち崩し借金でクビが回らない油問屋の与兵衛は同業者の人妻を売掛金強奪目的で惨殺。

二人とも全身油まみれ、、、まるでローションプレイなんだが(^^)

あまりにも山場が禍々しくて当時は忌避されたようですなあ。仁左衛門さんの相方女形は玉三郎さまと相場が決まっていますが、こればかりは、、、

この手のオトコは、まずはボンボンで性格が弱くて思慮足らずで見境なしに暴発する、、、根っこには優しさもあるんだがなあ....つまりは精神的に半熟卵


近松の世話物って、義理と人情のシガラミの中で奈落の底に堕ちてゆく北浜や本町界隈の商社マンの悲劇ばかり。

新地のホステスやミナミのキャバ嬢に入れあげて、ビジネスには水が入らず、遊ぶ金にも事欠き、業務上横領や詐欺強盗まがいに手を染めるか、オンナと無理心中


徳兵衛は醤油問屋(曽根崎心中)

治兵衛は製紙問屋(心中天網島)

忠兵衛は物流会社(冥途の飛脚)

与兵衛は油問屋(女殺油地獄)


アタシはそのリスクを回避して全うできたなあ(^^)



2022年5月25日水曜日

「左右」別れての歌合戦

 起源は知らないが、宴会の座興みたいなものだろう

そして、、、時は960年

天徳内裏歌合、、、主催は村上天皇



お題は「忍ぶ恋」

万葉の時代はさておき王朝世界の恋は哀しく切なく涙川に溺れると相場が決まっていますから難易度は高くない、、、がかかるが故に月並にながれないだけの格が求められる.....


つがいとなった秀作二首ですが、判者(審判員)泣かせな歌がならんだ。

この時代は「持つまり引き分け」がなかった模様

そしてどっちが勝ちになったかは、、あまりに有名な逸話だから略(^^)


定性的な判定競技ですから、疑惑の判定は数多だが、固い事は言わない(^^)

VIPならば先ず負けなしで大抵は引き分け。



源頼政の子女である二条院讃岐

寄石恋なんて珍奇なお題。

相方の和歌は伝わらないところを見れば才能ナシ!の完勝だし「沖の石の讃岐」の雅称までゲットし、歌名は今に残る。



また、撰者が似たテーマを二首につがいにして批評するって趣味の極地のような遊びがある。

今時は流行らないが、試しにやってみようか


テーマは「寄雨恋」.....雨は涙の縁語だし涙は恋に欠かせない、つまり初心者向け。

アタシだって初体験なんだよ



雲閉づる 宿の軒端の 夕ながめ 恋より余る雨の音かな(慈圓 六百番歌合)


常よりも 涙かきくらす おりしもあれ 草木も見るも 雨の夕暮(永福門院 玉葉集)



作年はかなり隔たりますが、歌合にはお似合いの好敵手です。

時刻も眺める風景もよく似ています。

いつもよりも雨模様で夕くれ闇であたりは暮色

秘めたる恋よ、雨音で隠してくれ、、聴覚で雨の雰囲気を醸しだす慈圓と永福門院は涙なみだなんだから同調して雨くらい降ってよって、、実際は雨なんか降ってないかも(^^)


判者たるアタシは.....良き持としましょう。





2022年5月24日火曜日

Lie back and Enjoy it !

 意訳をすれば、、、さほども英語に見識があるわけではありませんが、


こころ安からに受け入れなさい

しかし、この言葉が「13歳の少女が獣に性的蹂躙を受けて妊娠し、しかし中絶が認められない是非」についてのホワイトエバンジェリカル系の著名な政治家の発言となれば、ことは穏やかではない。


アメリカ最高裁の判決草案が「流出」し内容が穏やかではないことより全米を揺るがしているらしい。

性、、というか中絶に寛容な、なかんずく宗教的な規範に無頓着な倭人には理解不能な大事件だそうです。


プロライフなる言葉がある。「尊重+生命」の意味です。

貴方は賛成ですか?と問われて、、、これは危険な質問です。言わば「戦争には反対でしょう?」と同じ話しであり、決して脊髄反射なんかしてはならないのです。さまざまな前提条件があり、、、そんな単純な話であろうはずが無い。


70年代に中絶は「権利」と最高裁が認めた、がキリスト教原理主義者は我慢ならず投票行動で圧力をかけ共和党議員が雪崩を打ってそれに屈した。

主義主張信念ならばとやかくは言わないが、票にひざまづいたのならば、、、


保守派判事が多数を占める最高裁ですから、結論はある程度見えますし、その衝撃も想定出来る。だから意図的な流出かなとも、、、、

中絶問題は州の立法権限の範囲ということになれば、バイブルベルトあたりのレッドステイツは雪崩をうって禁止法を制定するのでしょうが、どこまでの範囲を禁止するのかはなんとも、、、


一番過激らしいテキサス州の法案では

Incest

Rape    だろうと中絶禁止だとか

原理主義者とはとても同じ空気が吸えないわ。

明治の頃の学校の先生たち

 To be continued                と書きながらひどく間隔が開いてしまったが「あらかじめ興味を失って」なんだから、、、と釈明から始まる承前



紅露逍鷗とはまるで三角大福か麻垣康三(^^)
明治の文学界を牽引した大作家四人組を斯様にいうそうです。そして彼らと入れ違いに漱石と藤村.....

今や多少の愛読者がいるのは漱石くらい
アタシはマニアックにも漱石よりも一葉と鷗外の史伝ものは読みます。
明治文学は自然主義が王道でいまの純文学の私小説の系譜となるって事なら教科書的だが、そんな話ならば名題に相応しくない。

そこで「明治の学校教師」小説をピクチャービューしてみよう。

我が輩は猫である(珍野苦沙味)
坊ちゃん(姓名不詳)
田舎教師(林清三)
破戒(瀬川丑松)


いずれも近代的な教育を受けたとは言え、帝大教授には至らず(その気がないのか挫折したのかは人さまざま)今風に言えばFランとまでは言わないが難関名門校に非ざる中学やらでくすぶっている。

坊ちゃんは物理学校を卒業していますから理系の先生ですがあとはみなさん文系のようです

共通して言えば生徒はもとより周囲の尊敬を集めている様子はみえない

末は博士かウンチャラと言われた時代。学位をとってナンボですから世間の冷たい評価は当たり前


苦沙味先生以外は地方の教師。前近代的な風土の中での近代的な装いは空気を読めないとか何かと葛藤を生む。

坊ちゃんは田舎を馬鹿にする江戸っ子ですから同僚たちとの諍いから東京に出奔

田舎教師は労咳で夭折

丑松は、、、辞職し上京、最後は渡米したんだろうなあ

苦沙味先生だけは能天気に気のおけない仲間たちとの戯言にふけるがその内面風景はかなり物哀しい。

珍野苦沙味家の居候ネコは付け焼き刃な近代人たちの寂漠感なんかをとことん見据えたもんで、、もうこの世になすべき事観るべきことがなくなったので、幸せな泥酔溺死で一巻のおしまい!

2022年5月23日月曜日

黒貂

 なんともスノブで思わせ振りな名題です。

がこの妄言は黙殺すれば良いのですが、、、(^^)



折角だから挑発にのってみましょう。

ますは名題の解説から

はしる宝石とは黒貂(セーブル)のこと。

かつてのロシアの軍隊と贅沢を支えた最重要輸出品目で争って買い求めたのが欧州の富裕層。外貨獲得のためロシア人は東へ東へ.....



源氏にも唯一黒貂のショールが当時しますが、渤海経由の珍奇品だったのでしょう。

ひかる君のファッションチェックでは極めつけの「才能なし」が末摘花嬢なんですが、彼女の防寒着

乱獲の果て彼らはカムチャッカ半島にたどり着き、次の獲物はラッコちゃん。

しかし限界まできたロジスティックラインの解決策として半島から南下し蝦夷地を目指す、、、、

つまり、倭国との間で毛皮と食糧等の交易を是非ともやりたい、、、、交渉のやり方はアメリカンとは違い紳士的だったらしいが、こんな魅力のないプレゼンテーションには誰も耳を傾けない。



千島列島がカムチャッカの延長なのか、日本列島の最果てなのか、地学的や地理学的あるいは生態系から科学的に判断できるものなのかは知らない。

だから、、、千島列島が更に南までつづいているかのような妄言だってありうるのですよ


悩ましい「領土問題」

カムチャッカ半島と北海道の間には25の島嶼がある(歯舞群島は一つに数える)

歴史的には、日露の最初の条約では島の取り合いは

4対21

その後千島樺太の交換で

25対0

敗戦講和の結果.....

倭国の理解は、4対21

露国の主張は、0対25

素直に見れば、倭国の主張に理があるが国際政治は理より力。

戦争で失ったものは戦争でしか取り返せない、、、なんだから哀しいかな、こぶしを振りかざしただけや頭を下げて懇願しようが餌をちらつかせようが、、、


その後の鳩山一郎時代の日露共同宣言では、、、せめて「平和条約締結事に4対21で領土問題を決着」と合意出来なかったのかなあって、、まあ無理無理

父上の数少ない功績ですからそれにもたれて媚露路線まっしぐらなかの宇宙人元宰相。

領土問題に関しても、、、、、

共同宣言に意義はないとは言わないが、領土問題や平和条約締結に関しては、、余計な事を書き込んだものだ。継続協議でよかったのよ




さきの駄文の通り返す気なんか本能的にないのだから気恥ずかしくなるような綺麗事言わずにビジネスライクにアメリカンのように買えば良いのよ。

アラスカはうん百万ドルだった筈。いまから思えば超お買い得品


スラブ人そのものは愉快でお酒が好きで、、、でも国家となれば別物





2022年5月22日日曜日

補助金

 正確な名称は斯様に言うそうです。

はやい話が、化石燃料温存補助金ですが、巧妙なテクニックを使って「石油元売の卸価格補助を元売業界団体ではなく全国石油協会なる一見中立的な組織経由で行う」、、、とうとう35円の補助に近々踏み出すらしい。この補助金は元売もスタンドも業績的にはニュートラルという触れ込みだが、元売は最高益だしスタンド価格はターゲット価格を遥かに上まっています。


最終消費者や需要家を支援するのが王道だろうが、参議院選挙もあるし.....なにかとあるでしょう。

余計な補助金なんか出さずに石油関連税を引き下げるなりする方が効率的だが、役人の思考回路からそんな発想は出てこない。


価格は市場が決めるものだし、需給が価格変動の最大の要素なんだから、、、これが「新しい資本主義」なのかね?

原油価格高騰なる「いまそこにある危機」への対処が不要とは言わないが、これは禁じ手ですよ。




このドイツのやり方ってあたしは好きです。

よくある「無料」は宜しくない。幾許かでも負担してエネルギー効率のよい輸送機関にモーダルシフト。

期間限定の制度らしいが、、、多分効果性を測定し延長もありだな。