2024年4月30日火曜日

汚染訴訟

 





投資だろうが投機だろうが(ギャンブルでもいいが)勝つには元手が多い方がいい・・・ではなくなければならない。

だから、富者は益々富み、貧者は貧しいままで、中産階級はいつか(欲目を出せば)没落する。
だから少なくもコツコツ百姓投資が一番。
ある程度元手が出来れば・・・なあ何に投資をしようか?

一番旬なのが、クラウドファンディングサービスの活用。

この映画も、クラファンの手法をささやかながら採用しています。
ということでリターンの確実性を加味しながら、色々調べるに(笑)・・・・ありました!


正義への投資


大きなリターンが高い確率だけでなく「正義・・・目隠しをし天秤を持つ女神の事」の実現にも貢献できるのです。
これは素晴らしい。免罪符にもなります(笑)
もっとも、短期投資じゃありません。
五年程度の中長期投資ですから、じっくり腰を据えて、我慢の子となり札束が雨のように降ってくるのを待つのです。



懲罰的損害賠償請求訴訟は、能力と資力があれば勝てる可能性の高いビジネス事案である。
上手くいけば、訴額の勝ち取り分の半分くらいは弁護士チームの懐へ
しかし、数年間にわたり数百万ドルは先行持ち出しだし、負ければ元も子もない。
財政基盤の脆弱な代理人相手だと、持久戦に持ち込み兵糧攻めってよくでてきます。
そこで、この仕組みで訴訟費用負担に投資し、賠償金でリターンを得ようって投資手法。
どの訴訟にどれだけ投資するかは、仲介コンサルタント会社のアドバイスに従うなりお任せのようです。
ちゃんとしか、、、かどうかは知りませんが、裁判費用立替投資会社がゴロゴロあり、
行き場を失った投資マネーが蠢いているらしい。

問題は運用成績なのですが、よく分かりません(真剣に探せばあるのでしょうが・・・)
しかし、巨大訴訟を扱うローファームや弁護士が我が家の春って暮らしぶりを見れば・・・得意満面なんですから結構儲けているはずです。
ローファームサイドからすれば、資金負担分担の側面もありますが、敗訴リスク保険のようなものでもある。



ジョングリシャムの最新作「汚染訴訟」


オリジナルタイトルは、、、灰色だか茶色の山
若手のアソシエイトの成長物語っていう定番モノでその限りでは食傷です
金ピカのビッグファームからストリートローヤーへの転身も過去からのよくあるパターン。
ちょっと新機軸は、ヒロインの父親
辣腕の航空機事故の巨大訴訟代理人をやっていたが、成功報酬のネコババがバレて、弁護士資格剥奪。
しかし、A国で発生したB国民が乗ったC国の航空会社の事故をアメリカの連邦裁判所で争うって
どんな理屈かね?
搭乗約款で、合意管轄や準拠法、陪審員裁判排除とか縛りいれてるはずですが、
アナ探しがうまいのでしょう。
ともあれ、そこでヘタレては元弁護士のプライドでは務まらない。
同病あい哀れむようなメンツを揃えて、コンサルタント業を始め今や飛ぶ鳥を落とす勢いという設定(笑)

アメリカ法だとどうなるか詳らかにしませんが、非弁行為の該当性って考えちゃいますが。

日本法だと

弁護士ニ非ザル者ハ
報酬ヲ得ル目的ヲ以テ
他人間ノ訴訟事件ニ関シ又ハ他人間ノ非訟事件ノ紛議ニ関シ
鑑定、代理、仲裁若ハ和解ヲ為シ
又ハ此等ノ周旋ヲ為スヲ
業トスルコトヲ得ズ(以下略)

この父親のビジネスモデルは日本だと合法みたいです。
彼等がやるのは投資の斡旋
訴訟費用出資会社そのものでもありませんから、出資法や金融商品取引法には、、、
あまり詳しくないので、略。
仲介だけだから、出資法違反には多分ならない。

しかし、残念ながら倭國には懲罰的損害賠償は認めていない

2024年4月29日月曜日

ある海外ドラマ

 10年ばかり前の海外ドラマ。

動画配信サイトが無かりせば一生知ることはなかった。





このジャンルのドラマは定番で食傷気味だが、視点が実にユニーク(だから高品質すぎてシーズン1で打ち切られた?)


法と秩序の守護神である検察官(女性)と正義の具現者たる弁護士(検察官とはロースクール以来の友情が未だに)との法廷での言葉の格闘技


丸い卵も切りようで四角になるように、同じ事実や証拠だって視点によってはなんとでも解釈出来る。

どちらが「正義」なのかは、、、、陪審員の評決が判断する。それが真実かどうかはわからない。少なくても「法廷上の真実であったとしても実体的な真実」である保証はまったくない。


リーガルに限らず、ミステリーは素人ながらの犯人当てが楽しみだが、毎回のように裏切られる

アタシは裁判員(陪審員)の適性がないみたいだが、、、こんな不安にかられるドラマは素人受けはしない(^^)


まるで冤罪判決が横行しているみたいな言い方だが、ディスカバリー(証拠開示原則)が適切に行われてさえいれば、その結果は冤罪とまでは言わない。

つまり真実は「法廷上と実体的」の二つがあり、不一致であることは(あってはならないはずだが、必ずしもそうでもない可能性もある)

それをプロテクトする仕組みこそが刑事司法の「良心」というべきもの。


倭國の刑事裁判有罪率99%強が、素晴らしいのかどうかは、立ち止まってよく「仕組み」をみてから判断する方がいい。

アタシは死刑制度に反対はしないが、今の「仕組み」だと早晩懐疑的になるかもしれない。



少し補足

ドラマの製作側も、多少まずいっておもうのか、判決後のエピソード(法廷に登場しなかった事実)をみせます。

つまり、、、実体的な真実がやっと明らかになるのです(やっぱり、もやもやした評決だったけど、それが正義だったのだ!って)



カバー写真は、動画配信サイトからお借りしてきました。

左側から、

正義の具現者たる主任弁護士

そのスタッフ弁護士がふたり

その右側が殺人容疑の被告です。

この裁判では、被告の教師が教え子の強姦殺人の罪に問われ、物証のないまま状況証拠と陪審員の心証で有罪とされます。そして、エンディングのエピソードで初めて「物証」が明示されるのです。


でも、ちょっとなあ(^^)

NYPDは被疑者の家宅捜査をやらなかったの?

真面目にやれば、発見できたはずだが、、、


2024年4月27日土曜日

るつぼ、、、ふたたび




文藝の宮中席次からして、戯曲はもっと地位が高くてもいい筈なんだが、、、、
思えば記録に残るという意味では、ギリシア悲劇こそが最古であり、、、小説なんかは後世の産物。
本来の文藝とは、視覚と聴覚で感じ入るものだったのだろう。
欧米では作家のサイン会なんかでは自作の一節を朗読するのが当たり前だが、、、プロモーションの為のサイン会はママあるが、ハルキがファンの前で新作を朗読し、、、愛蔵限定版(大枚十万円だとか!)のセールスって(^^)
まあやらんわなあ




17世紀末のマサチューセッツ州セイラムで起きた魔女狩り裁判を元にかのマッカーシズムを告発したアーサーミラーの戯曲をかなり脚色しての舞台演劇のライブヴューイング。
不義邪悪な意図を背景とするパプリックセンシティブの悍ましさ、一時の狂熱に過ぎないのだがその間に失われるものは少なくないのだ。
そして、過ちを悟り自覚しても、、、クルマは急にUターン出来ずに傷口を広げる。



実に素晴らしい!
シンプルな舞台装置にスタイリッシュな照明。衣装は、、、、ヤスモンのファストファッション(^^)
演劇はオカネにはなりませんからねえ。ユニクロよりもワークマンとかGUを纏い、、、、



2024年4月26日金曜日

メンフィス

 テネシー州のこの街を訪ねたのは、かなり昔。ビジネスです。

フェデックスとのちょっとしたミーティングと物流施設の見学。



ウィキの説明だとかようになりますが、、、アテンドを依頼した日系の若者がお節介で、なにがなんでも是非是非と連れて行かれたのが、エルビスプレスリーの聖地「グレースランド」。


アタシは、エルビスの全盛期は知らない(興味の対象外だが、不良の代名詞みたいに批難の的だった程度なら知っている)ので、この映画で彼を初めて知ったようなもの。

なんとも劣化著しいひどい映像だが、公開当時はこんな雰囲気だったと言うこと。



凄い人気でいまなお信者があまたいることは知りましたし、マトモなマネージメント契約をやっていれば、更に盛名が高まったこともわかりました。

でも、かの聖地を訪問しても、、、小泉純一郎氏は感涙にむせんだようですが、アタシ的には、豪邸なんだなあってそれだけ。

だから、彼の生活感なんかに想いをはせることはなく、、、エルビスの純愛映画って言われると(^^)




ナンシーシナトラやアンマーグレットと浮き名を流したとされるが、軍役時代のドイツで出会ったロリータっぽいプリシラだけを愛したらしい。


映画としては、二人の役者の力量とは決して言わないが、自然に繊細なイメージだけでもっているような、、まあ偏差値50+α くらいかな


偉大な歌手ですから敬意を表して、エドサリバンショーの映像を。

この出演で、姦しい非難は尻すぼみになったと言われます。

かれは、ある種のKPOPSのガキタレと違い徴兵忌避の手練手管を一才使わず、サージェントとして満期名誉除隊しています。



2024年4月25日木曜日

真犯人は誰なんだろう?

 



知名度の違いは言うまでもないが、、、ダラスでの暗殺が歴史にどう影響したのかは、、、よく知りませんが、ハルピンで起きた暗殺事件は多少の事はわかります。

どちらも陰謀論の宝庫であり、公式には歯牙にかからないが「伊藤博文の暗殺者は安重根ではない」って事になれば、それはそれは大変なはなし


韓国にとっては至高の義士・英雄のひとりとされているが、日本国の立場はテロリスト(殺人者以外の何者でもない)だと冷ややか。

だから、たとえそれが真実(安重根非主犯説)であったとしても未来永劫「地球はたいらだ」といいはるに違いない。

当然真犯人は誰だ?って事になるが、諸説芬々。

ただ、日韓併合に反対する伊藤博文を排除したかった勢力の「誰か」という点は共通している。これまた不都合な「真実」だから、いかようなことがあっても再審なんかあり得ない。

なお当時の地政学的にロシアや清国にも嫌疑がかかる可能性はあるが、それは皆目聞き及ばない。






かくて物語は永遠に「陰謀論」のまま終わるのです。

いくらコンスピラシーが好きなアタシでも、さほど興味ある暗殺事件でもなかったが、安重根のあげる伊藤博文の罪状の一番目がなんとまあ、、、


1867年に大日本明治天皇閣下父親太皇帝陛下弑殺.......


伊藤博文が孝明天皇暗殺犯だと!

岩倉具視に疑いがかかる事はあるんだが、伊藤博文が暗殺に参画した可能性はなあ?

それにこんな事を安重根(とか韓人が)知っている訳がないし、誰かが使嗾あるいは吹き込んだんだろうって、俄然興味津々。


当時の事と割り引いても、鑑識や検死がかなりいい加減で、、、、安重根一人で十発ちかい精度の高い連射が出来たとは信じ難いし、、、やっぱり複数人だという印象。このあたりもダラスの事件に似ている「疑惑の銃弾」



ムクゲノハナガサキマシタなる韓国のベストセラー(こんなゲテモノ小説が売れるなんて)があるってことはネタにしたことがある。韓国が北鮮と企み倭國に原爆を落とすって、、、信じがたい内容なんだが、なんと邦訳本が出てるらしい。だれも抗議しないって恐ろしいことなんだが、さらに、、、

安重根が令和の時代にタイムスリップして、安倍晋三を暗殺するって小説があり、、これまたよく売れたそうな。

安重根、アベを撃つ(2014年刊行)

さすがにまだ邦訳はない、、、はず

完治不能な幼児病患者ばかりだからとまではいわない。黙殺するに如かずなんですが、ちゃんと反論しておくほうがよいような気もします。





2024年4月24日水曜日

大正ろまん、、、、風

 ジブリアニメだけがアニメじゃない。



一般的な健康優良児みたいなジブリアニメは、アタシの期待値ではなくて、、、でも大抵は観てますが、あんまり共感(感情移入)出来ない。

まあ、、、

耽美

倒錯

頽廃とは無縁な芸術様式はあまりにも健全でして、あまりにも健全な芸術って、、、、1937年のナチスが主催した「芸術史上もっとも愚かな美術展」と言われた退廃美術展。

ヒトラーの意図に反して大盛況だった。

観客の想いが、展示物への嘲笑か哀惜かは、、、議論の分かれるところ



大正浪漫と言っても、こちらはまだ健全


アタシの期待値は、、、黄昏れの逢魔が辻みたいな


まあ「フトホド世代のオジサン」の琴線に触れるのはコッチの挿入歌かな(^^)



予想通りだが、千客万来には程遠く、赤字だろうなあ


2024年4月23日火曜日

春の名残は、、、痴情のもつれ(^^)

 



香具山は 畝火ををしと 耳成と 相あらそひき 神代より かくにあるらし 
古昔も 然にあれこそ うつせみも 嬬をあらそふらしき


男女の微妙な関係は「オトコ二人にオンナ一人」が美しいとは毎度の愚説
この大和三山の恋の物語もなかなか含蓄が深く「ををし」の解釈いかんで景色が変わる。
どっちの組み合わせの恋の物語かはさておき・・・・こんな美味しい素材を能にしないはずがないのですが
幻の曲とされ、やっとこさ昭和60年代に観世銕之丞師が復曲能として披露した。
素材がよければ、人気も出る。
復曲能らしからぬ人気で・・・お稽古曲に困った素人能楽師の練習曲と相成ったのはこれで二回目
この曲も「春」の曲とされます。


ドロドロ痴情のもつれは、オトコ一人にオンナ二人に限ります

香具山がオトコ
畝傍山がオンナで名は桜子
耳成山もオンナで名は桂子

最初は公平に愛していたようですが、慎ましげな香りの芳しさよりも華やかな花のかんばせにオトコは弱いのは万葉の時代も同じか(笑)
どうせ一時の華やぎなのにねえ
捨てられた桂子は、哀れ入水自殺と相成った・・・

三角関係の清算のためオンナが命を絶つのは古典的所業で、
有名なのは・・・

真間の手古奈
求塚

いずれもいいオトコ二人に言い寄られて進退極まりってことです。
若干シュチュエーションは違いますが

文覚上人と袈裟御前、、、とか
兄妹心中の信吾とお菊



もよく似てますが、紅涙を絞るような乙女の純情・・・・なんて今時は流行らない。
しかし、捨てられたオンナだって黙っちゃいない。
あの高貴な六条御息所だって、生霊となって葵上に取り憑いたのですから、桂子の死霊は桜子に祟ること祟ること

爛漫の桜花のはなやぎも春の嵐に短くて
これぞ、桂子妬みごころ

というしつらえ。
もっとも、痴話喧嘩はお互いが爪を立て髪振り乱してつかみ合い・・・というのが相場
桜子だって、打たれっぱなしってことでなく、
お互いが、桂の枝、桜の枝を優雅にも打ち合う様となる。
能は予定調和的にハッピーエンドで終わることになっていますが、
だからと言って、いつまでも桜花が咲き続ける訳じゃない。
落花を愛でる(惜しむ)とは、悲劇のヒロイン桂子への愛惜の念でなければならないって新しい風情の発見です。




2024年4月22日月曜日

ハードボイルドに似合うと思うのは、、、

 Farewell, My Lovely



なんと訳しますかなあ?

映画のポスターでの邦題は、清水俊二さんの訳。

ほかには、ハルキの新訳がありますが、、、


さよなら、愛しい人


ハルキ版のフィリップマーロウをこよなく愛するアタシだが、、、このタイトルはなぁ(^^)

やはり、文語調の硬派感が、、、ハードボイルドなんだから(^^)


オリジナルの刊行は1940年。時代設定は30年代後半だと思います。

しかし映画化の際には、1941年、、、そうディマジオが連続安打記録更新中の頃。マーロウも気もそぞろ、、、じつによくわかる。




実を言えば、この更新不可能と言われる連続安打記録(56だった!)をもしかしたら翔平くんなら、、、って(^^)

ホームランの数に一喜一憂なんかしないで、そっちを狙って欲しいなあ。

ちなみに、イチロー氏のMLB記録は27だし、倭國は高橋慶彦さんの33



ハードボイルドの割にはプロットが単純でとっつきやすい。ヒロイン役は。あの綺麗な綺麗な頃のシャーロットランプリング(いまでも凛とした老女で登場します)

エンドクレジットで確認できますが、スタローンがほんのちょい役で登場。

売れない時代はポルノ男優だったので、それらしい役柄でしか起用されなかったのは気の毒。もっとも彼はその「黒歴史」を恥じいてはいないらしい。身を捨てても映画界の片隅で生きながらえて今の成功を勝ち取ったのですから、、、



まことに紛らわしいが「さらば愛しい人よ」って、似て非なる邦画があります。

こんな感じらしい









2024年4月21日日曜日

conspiracy

 超歴史や似非社会科学の極みといえば、、、、


この類いはキワモノ雑本でしかなく、読むに耐えないものばかりだが、何故か、、、陰謀論が皆さん好きなもんで、一定の需要がある。

この著者は、かなりしっかりとした実証的なノンフィクション作家。

ある程度読ませるし、これが捏造系陰謀史観ならば、たいした筆力と言わざるを得ない。

しかし、国史の知識やこれらの陰謀論に詳しければ、著作全体の構成や論旨の展開に面食らうようななんともとんでもないエピソードの山々で、逆に騙されるかも(^^)


孝明天皇暗殺説は正確には「否定」されていないし、まともな史家は肯定はしない。

合理的な疑いを挟む余地のない証拠がない以上、かような「風説」が噂される程度の扱い。一笑し黙殺すればいいのに、、、それが出来ない「何か確からしさ」があるんですよ。


一方で、明治帝替え玉説

流石にこちらの方は、、、苦笑するしかない。

物的証拠は存在するのだから、科学的に解明することは可能だが、誰もそんな事は望まない。


山川日本史でも、ほとんどふれることのない「南北朝正潤論」

朱子学的に血脈の正統性を論じても不毛だと思うし、天皇の系譜は北朝の流れで作成されてきたし、代々泉涌寺でお祀りされてきたのも然し。

朱子学の呪縛に囚われ南朝正統論を叫んだのは水戸派だけ。それがまあ、、、どういうわけだか、明治になり国論を二分する大問題になるとはなあ。

それが明治帝の「御聖断」で北朝系天皇を否定するって、、、かなり意味不明。しかし御聖断にその理由や根拠を質してはならない。


これらの三つのエピソードには因果関係があり、さらに、天皇機関説や大逆事件もまた!!

こうなれば、著者の見解を要約するのは大変だから、興味があれば公設貸本屋さんで借りて読んでください。

文庫版があれば、アタシなら自前で買うかも(^^)


2024年4月20日土曜日

2TD&2PC....OT

 知らないと暗号にしか見えないのが、今日の名題



TDはタッチダウン(ラグビーのトライと同じ)

6点ゲット。キックの権利がありますから更に1点

当時のキック成功率は99%


51回スーパーボウルは、ペイトリオッツ対ファルコンズ。第4Qで残り10分を切ったところで、ペイトリオッツは16点ビハインド。残り時間からしてオフェンス機会は二回程度。逆転の可能性はまずなくて、TDの後キック以外の攻撃を選択すれば8点(それが2ポイントコンバージョン)しかし成功率は四割強くらい、、、そのギャンブルを二回成功させれば、延長戦(オーバータイム)に持ち込める、、、って計算上は(^^)


漫画でもありそうにない奇跡がなぜ起きたのか?

QBのトムブレイディが突然に奮起した理由は?


って秘話の映画化、、、な訳があるはずもなく、ハートウォーミングスポーツコメディに巧く仕立て上げたところがハリウッドのミソ。



ヒロインの老女四人はハリウッドのレジェンド。合わせて、アカデミー賞やエミー賞の数は、、、数えるのも大変。

四人とも、ブレイディさま命みたいな熱狂的なファンで、今生の思い出にはるばるテキサスのスタジアムまでやってきた。

なんだかんだの果てに、VIPルールでの観戦となったが、配色濃厚。

このままじゃ死んでも死にきれない、、、というところから奇跡が始まる。



エンディングもお洒落です。