2023年4月30日日曜日

鶯の付け子

 


ペット飼育というと、犬猫が筆頭に、、、禽鳥類にも一定の需要があるらしい。

小鳥を飼うくらいならば、脚さえあれば爬虫類の方が、、、ってアタシは思うがなあ

餌やりはたまでいいし、散歩いらずだし、人懐っこいらしいよ(^^)


鶯は春の季語だが「鶯の付け子」となれば何故か夏の季語。
付け子はヴォイストレーニングに受ける雛
逆にトレーナーを押親という(夏井先生によれば)
親なりの声を聞いて子は言葉(鳴く事)を覚えるのは哺乳類も鳥類も同じらしい。

小鳥を綺麗な声で鳴くようなトレーニングは、平安期の公家社会で既に行われていたとのこと



東叡山寛永寺の貫主は、代々法親王である。

帝の御子の口べらしになりますし、寺格を高める効果もあります。一説に天皇御謀反ともなれば、幕府は法親王を還俗させて皇位を付けて両統並び立つも辞せず......これは噴飯物だ。三種の神器が何ひとつなくて皇位なんて論外で水戸藩を筆頭に諸侯須く背を向ける。

諸侯の形だけとはいえ位階は京の帝からの頂き物。


上野近くの「鶯谷」

初代法親王が江戸の鶯は声が汚いって、京洛から鶯を取り寄せ放鳥を行ったことに由来する

それ以来、江戸の鶯も綺麗に鳴くようになった(のかな?)

上野の山の下あたりにアタシの寓居があった頃、季節を見計らって鶯狩に出かけたが、声はおろか姿形もなし。

唯一、、、鶯谷駅の発車ベルにその声をとどめているとやら....



丸谷才一氏の「新新百人一首」によれば、鶯テーマの和歌にはエロスなダークサイドが隠れているとやら

例えば「鶯谷」渡りってありますが、、、、良い子は深い意味を知ってしまわない方がいいかも(^^)


みそかごと おしおや付け子の 谷渡り(蝸牛庵)


良い句だ

ウグイス....云々の季語を暗示しながら、初夏の爽快さ

を明示しながら、、、もう少し字句を工夫しながら淫靡感を暗示しないとなあ



2023年4月29日土曜日

それは「うた」なり(2)

 



国歌の成り立ちは国歌の成り立ちと連動することを常とし、国家が武装革命を経て樹立されれば、政権の正統性を担保する暴力行為だって美化される。


国歌の始まりは近代国家の成立と同期する。

血を流さずして勝ち取った政権なんかありはしない(と思う)

従って、それ以前に成立した国家の国歌は、その成立の血腥さを払拭したものとなりがちだということ



英国国歌のフルコーラスは結構長いのですが、戦いめいた節は割愛されますので、実際に耳にする限り、国王を称える歌詞です。

その意味ではウラオモテなく平和的なのは「君が代」

文字数で32文字(三十一文字のはずだが、三句目が字余り)という世界で一番短い国歌。

しかし「君が代」を初句とする和歌はごまんとあり、二番や三番やらがあったともうんちくを垂れる向きもありますが、この辺りは単なるトレビアの世界



2023年4月28日金曜日

季節の変わり目

 四季があるのだから、歌題としては、、、でも

夏から秋だと秀作が多い

........かたへ涼しき風やふくらむ(躬恒)

技巧がすぎるからこっちの方が素直か(^^)


でえ、、、春から夏なんですが

惜春のうたはあまたあるのですが、、、



花鳥のみな 

ゆきかひて

ぬばたまの夜の間に

今日の 夏は来にけり(貫之集)



勅撰集の夏部の巻頭歌に相応しいのですが、勅撰集には採用されなかったようです。

勅撰集の巻頭や巻軸に採用される歌は出来栄えもさることながら、ポリティカルアポイントメントめいたものがあり、また歌人にとっても最大の名誉とされますので、、、、



佐々木信綱先生の名詞ですが、コレは初夏の風景を歌ったもので、季節の変わり目が主題でもない

2023年4月27日木曜日

三種の神器の超克

 




一般には王権の正統性を伝えるレガシアである。特段倭國の天皇だけでなく、多例もある。
そして、今ではさまざまに転義されている

家電製品の三種の神器が有名だが、サラリーマンの特技(趣味)でも三種の神器があった。

ゴルフ
麻雀
カラオケ

サケ・オンナ・タバコ、、、とは流石に言わない(^^)
サラリーマンの世渡りの秘訣は「ウン・ヒキ・最後が実力」なんだから、仕事がバリバリ出来るよりも、同僚から足を引っ張られないとか上司に目をかけられるとか、、、付き合いの方が大事。
って言うか、それなりにチカラを認められて入社した集団なんからそれ以外の「特技」も必要ということ。


この三つの「遊びごと」は、それなりに奥深く、面白いし、仲間うちでのコミュニケーションツールとしても有益なんだが、、、


天邪鬼だからって事でもないが、人生付和雷同的にそれだけじゃつまらない。趣味嗜好は高尚孤高に如かずだし、マイナー程自己表現的だ。


お弟子になって、四半世紀はゆうに過ぎた。

永くやっている訳には上手くなった実感はない。

もうおさらいをした事がない謡曲は皆無に近い。


顧みて、最初にミスをしたのかも

能は、舞う事と謡う事

やっはり舞もやるべきだった、、、しかしセブンイレブンで頑張る大手町のビジネスマンにはお稽古の時間がとれない。時間がとれる頃には、、、筋力がない。

ダンスって緩やかでももの凄くアスリート能力を要求されます。



もう今年が最後かも知れない。

素人には引退はないが、人一倍ええかっこしいなんだから、人前で失態をする位ならばもう出ない。


声量がおちる

正座ができない

暗譜(無本)が出来ない、、、、ならばやめようと


毎年が「素謡と独吟」を繰り返して演じている。

今年は「砧」の独吟。

十分余りの正座はまだなんとかなるが、暗譜が出来るかどうか.......


今まで、顔出しはもとより個人的な情報は暗示的にしかアップしてこなかったが、、、まあ、この世の名残世の名残に(^^)



但し、拡散お断りです(キッパリ)

2023年4月26日水曜日

銀座の女給にうつつをぬかし、、、、

 確か40名くらいの語学クラスだった

ナンバークラスとアルファベットクラスがあり、アタシらは「アルファベットクラス」
イングリッシュ以外を第一外国語を選択した「向学心豊かな」多彩なキャラクターばかりだった。

但し、圧倒的な男社会、、、初日には女性が一人いたはずだが、翌週には姿を消した(^^)


クラス仲間とは毎年のように「銀座ライオン」でたわいのない呑み会をやっている。一般には同期会というのだろうが、音信不通な連中が半分を越える有様だから、そういう名称は多少不釣り合いかも(^^)



多少無理矢理な歴史的継承によれば、この由緒あるビアホールの前身は「カフェライオン」

1910年代発祥の女給なる職業の創世記。当初は単なる美形の若い女性が洋食洋酒


を運ぶだけだったが、同業者との競争の中で、メイドカフェ嬢からフーターズのおねえさん、ガールズバーのバーテンもどきから果てはキャバクラ嬢へ、、、、

接客方法の過激化のはて、経営権はビール会社の手に落ちた。

今は普通のビアホールですが、歴史的建造物の名にふさわしい佇まい。


リタイアしたから毎日が日曜日で暇なはずだが、皆さんそれなりにご多忙で、今回は少数参加にとどまりました。

来年は卒業から50年

昔話の花が咲くだけならば生産性が高いとも言い難いが、温故知新。

みなさん、生きようはさまざまですが、それぞれの持ち場で自然に生きています。



場所は銀座で無くてもいいし、そもそもうつつをぬかすような女給なんかいるわけが無い。

伝統的には新宿でやるべきなんだろうが、、、君子は危うきには近寄らないのよ




2023年4月25日火曜日

それは「うた」なり 

 なんとも大仰なマニュフェストなんですがね(^^)

でも、身震いもし、涙腺をも刺激し....けだし「うた」は魔物だわ


先ずは、臣蝸牛庵十兵衛ですから



総国民的に常軌を逸したあの昭和初期によくぞ国歌改正のはなしが出なかったものだ。

ファナックな気分にするだけが、、、こころやわらぐのも国民統合の歌謡ってコト。


国歌には血腥いのが多いのですが、このアイルランドラグビーのアンシームは愛郷愛国的ではあるが必ずしもそうでもない。

極めて珍しいバージョンを



国歌がもっとも戦意高揚的に使われた例がこれ

元々が血腥い歌詞ですから





2023年4月24日月曜日

五公五民

 



白土三平氏の「カムイ伝」
優れた劇画なんですが、基層にあるだろう支配隷属の描き方が、実に気に入らない。

....


....

左翼史観ゴリゴリの偏向教員の刷り込みのまま、思考停止の主権者が多いのか、かような戯言めいたキーワードで重税感を改めて想起させるあざとい野党質問に対して、これまたよく分かっていないような総理答弁



改めてアタシの愛用する対話型AI「戯ットGTP」により総理答弁を作ってみました(^^)

土曜日の投稿はアタシのアタマの中だけで書きましたから、、これの方が出来栄えがええ


..,.

維新の会ウンタラ議員のご質問に対して、お答えします。

先ず「五公五民」という左翼史観的な偏向講学用語の誤謬について申し述べます。

江戸期の税制は時代と地域により異同がありますのであくまで一般化して申し上げれば、、、


五公つまり税率50%とは、農民の総収入に対するものでなくあくまで現代と同じように「課税所得」に対するものです。課税対象は米穀に限られまた収穫量は過去実績から基準化されたものです。

従い、米作以外のアルバイト収入や基準設定以降の生産性向上や新田開発は全て非課税となります。

以上からして総収入に対する課税率は一割から二割と推計されます。

総人口の八割を占める農民の収入の五割を一割に満たない武士が収奪する苛斂誅求という構図は初歩的な算数以前であり、どなたかが先日口にされたように「サルでもおかしい」と思う間違った歴史認識だという事だということであります。


次に、現代では「共助」が成り立たなくなり「公助」つまり夜警国家から福祉国家に変貌しており、健康で文化的な最低限度の生活を全国民に提供する為には相応の財源が必要であり、その為には「五公」に等しい課税を国民にお願いしなければならないわけであります。表面の数値だけを捉えて重税感だけを煽り立てる事は厳に慎んでいただきたい。




それはそれとして「高齢者の年収が221万円を超えると医療保険料があがる」そうだが、、、コレってアタシも対象かなあ?

公的年金以外は表面化させない合法的な方法がないではないが、こればっかりはなあ

それは、理念は理解できても各論の財源の使い方には疑問符のヤマ。

負担とその見返りに納得感があるのかないのかってことなんですよ。


国歌予算の中で一般歳出は約六割、更にその半分は社会保障費

その額は36兆円。

所得税と消費税を廃止しましょうか?

合算すれば40兆円くらいになりますから、代わりに一切の社会保障を無くし、、、つまり自助の共助だけでやりますか(^^)

2023年4月23日日曜日

リーダーの養成

 



本屋さんに行けば・・別に行かなくともダイレクトメールなんかで連日舞い込むセミナー案内

基本的に著者や主催者連中は詐欺師まがいと思っている。
リーダーの資質も経営管理実務・能力経験もないくせに、口先三寸で駄文や駄弁で世渡する。
そもそも論で言えば、リーダーの数だけ経営者の数だけ「方法論」があり、普遍化・一般化した具体的方法論があるわけがない。
かかるがゆえに、似非・・・ではなかった、ただの評論家がそのかずだけ勝手な御託が言えるし書けるのです。
鵜呑みにし、飛びつく・・・騙されて高額な教材をお買い求めになるほうが頭が悪いってことです。

まず、こんなものに飛びつかないのが、リーダーの資質の一番目

余りな「暴論」かしら?

あのGEのジャックウェルチ教の信者経営者のなれの果てをみればわかること。

選択と集中の結果、いまやGEは見る影もなく....鵜呑みにして潰れたのは、、、まあ武士の情けだ(^^)

 
   
上に立つものを「リーダー」だとすれば、学ぶべきことは単純明快なのだ。
まずは・・・あるエピソード
  
静岡に隠遁した徳川慶喜のご子息が、東京帝国大学の法科に入学した。
慶喜いわく・・・何を習うのだ?
ご子息の返答・・・まあ、民法とか商法・・・
慶喜嘆いていわく・・・情けない。上に立つものが習うべきことではない!


欧米系のリーダー(上に立つもの=貴族=富裕層)の学ぶべきことは簡単。
  
まず「マナー」。具体的には食事の作法とか立ち居振る舞い。
ここで、ルネ・クレマンの「太陽がいっぱい」でのヨットの食事シーンを引用するだろうなあ・・・って予感がある人は脈があります。
更に、アラン・ドロンのダーバンのCMまで連想すれば、資格十分(笑)
 
どんなエピソードかって?
そんなことは、多少努力して、、、お手軽に知識を得ようと思う瞬間に負けが決まる。

次いで「古典教養」
ラテン語やギリシア語なんか当たり前だし、だからグランドツアーでローマとかキプロスの遺跡なんかに出かける
NOVAで英語のお勉強も結構ですが、

その英語力で、枕草子やGENJIを講釈できて初めて意味がある。

最後は「一度あった人物の名前を忘れない技術」
相当に昔のアメリカのTVドラマ(国営放送で放映されました)を思い出す。
 
タイトルは、大統領の密室(権力と陰謀)。
主人公は、モンクトン大統領(ジェイソン・ロバーツ主演です)
その首席補佐官が毎日26時間働くロバートボーン。
田舎の野卑な大統領と鋭利な東部エスタブリッシュの組み合わせというアメリカ政治劇の定番
言わずと知れたニクソンをモデルに、ホワイトハウスの陰謀とか葛藤のドロドロ政治劇


モンクトンは頭が悪いもんで、スタッフの名前がろくに覚えられない。
冷酷有能な補佐官に頼り切り。
ある夜のスタッフの慰労会は、夫婦同伴のパーティーだが、スタッフの配偶者の名前や趣味なんか皆目分からない大統領の背後から補佐官が囁く。
 
 
広報担当のジョンの女房です。
名前はエルザ。
趣味はテニス・・・ 
モンクトンは、ヒゲタ笑いを顔一杯に、彼女をハグし・・・
 
やあエルザ!
元気かあ。
テニスの腕上がったらしいなあ。
今度お手合わせをお願いしようかな(笑)

 

蝸牛庵さんは、それぞれの要素技術は盤石ですが、なんせ人の顔と名前を覚えるのが大の不得手。
別に頭悪いわけじゃない。
大事なことはちゃんと覚えるし、忘れもしない。
重要性の優先順位がちょっと他人さまと違うだけなのだ。
これさえ克服出来れば(あるいは、する気になれば)いつでも倭国のリーダーがーやれるんです(大笑)





2023年4月22日土曜日

聖地には蜘蛛が巣を張る

 


綺麗事はやめましょう🫣
良識のある司馬遼太郎ですら「桜田門外の井伊直弼暗殺」には一定の評価をしています。
価値観の違う物差しで評価断罪をすべきではないし殺人兵器をこれ見よがしに持ち歩く時代に今時の殺人罪や凶器準備集合罪を持ち出すのはねえ、、、


それに「晴らせぬ怨みをカネで請け負って晴らしてくれる」ヒーローは、ゴルフ13に始まり、藤枝梅安エトセトラ、、、多くの大衆の声なき支持があるのです。

だっから、、、倭國はアメリカン以上に政権トップの暗殺が多いし、一定の評価を未だに口走る向きもあります。

烈士山口◯矢とか、、、



この傾向はライトもレフトも関係なく、、、この法政大の先生ホントに反省してるのかなあ?

レフトの論理では「きれいな核兵器と汚い核兵器」があるそうだから、正当化されるテロルや殺人もあるって....だから敵の出方次第では武装革命もありうるってことなんだ。



21世紀初めのイランのシーア派の聖地マシュトバで発生した娼婦連続殺人事件

事件を追求するジャーナリストが女性であること、被害者の職業によること、社会全体の蔑視感、、、イスラム社会は嫌だなあってことはアタシは思わない。

東アジア圏に見られる潜在化した差別の方がまだまだ陰湿だ。


この映画のキモはこの連続殺人犯の裁判シーン。


反省の色なき被告

被告を支援する場外のイスラム教徒

父親を英雄視する家族

超法規的処断を匂わせる司法


最後にはネックハンギンにはなるんですが、なんとも後味の悪さ(要するに救いの無さ)




2023年4月21日金曜日

散華

 



元来は仏教用語。
転じて戦死等の婉曲美化表現ですが、熱気と湿度を含むファナックな語感(言外にテロルの礼賛)を好む観念右翼のお気に入り。

実のところ、レフトだって口にしないだけで心情は似ており、ふと無意識のうちに口に出る(あの過日の島田雅彦の失言が良い例です)

アタシは、単に桜の散る様に使うことにしています。
倭國の多くの地域では、既に桜華は散り果てたが、北国の春はこれから。

パッと咲き、サッと散る....もってあはれとも、武家の用語だとアッパレとなる。
一般的には「花吹雪ともさくら吹雪」なる慣用表現。



さて「ふぶき」に例えるのはあまりに月並だし、そんな表現だけに安住しておれば、職業歌人としてはおまんまが食べていけない。

そこであれこれ言語遊戯の極みを追求するに.......



水なき空に波ぞたちける(古今集 貫之)


嵐ぞかすむ 関の杉むら(新古今集 宮内卿)


嵐もしろき 春のあけぼの(新古今集 後鳥羽院)


詩歌史に名をとどめるには、この程度の言語力は不可欠です。


貫之の落花詠ですが、上句は「櫻花散りぬる風のなごりには」

天空一面に散華の白波が立つ、、、と詠いながら、実のところ主役は幻視の風

この辺りが実に、、、にくい


かの「若草の宮内卿」の絶唱

上句は「逢坂やこずゑの花を吹くからに」

いぶき初めた杉林の緑と散華の白のコントラストがこの和歌のコンピタンス。

花吹雪は添え物かな(^^)


最後はけだしスメラミコト風

み吉野の高嶺のさくら散りにけり....の三句切れのあとに、一息ついて「嵐もしろき」

畏れ入れ!これでもかって言わんばかり

臣下としましては、、ただただひれ伏すのみ(^^)


2023年4月20日木曜日

統一地方選挙後半戦

 アタシの下駄履きアパート界隈での市議会議員選挙。寒村陋屋界隈でも同じようなものだが、こちらの方が遥かに面白い。




まず、日共と公明を並べる。その理由は、、あります。

どうも今は珍しいシンボルカラー選挙

日共はグリーン

公明はイエロー

倭國では禍々しくは思われないが、

日共は「邪悪な眼をした怪物」

公明は「臆病で弱虫」.......やっぱりシンボルは本質を現すのかな?






田舎芝居さながらのセールストーク(^^)

若いとか子沢山が票になるようでは、、ならないとは言わないが他にウリがなにもないんだろう

地元愛満載はまあ微笑ましいが、啓明って神戸市の山奥の偏差値がさほどでもない私立ですよ。関学は地元有名私立だが、ここで三菱地所ウンタラなんて職歴を披露してなんになる。


これはミステリーだ!

NHK党

政治家女子48

片や昔の名前で、いまひとりは今の政党名ってありかなあ?



三十数名の定数に六十名強の候補者。激戦ですが、低投票率のおかげで二千票弱で当選出来ます。

しかし...誰ひとり知らない(^^)

知名度だけで投票してしまう有権者心理は分からんでもないが、やはりそれはやはり選挙運動制度に問題があるんだ。

我が家のケメコ様は、以前に関学だからって理由で野々村某に一票を投じ当選。その後の行状は、、、あの号泣議員の醜態

今は老母の年金に寄生するニート状態らしい。



かつて「三割自治」ってあったが、いまや投票率三割時代。

ちょっとした投票不正を組織的なやればなんとでもなる。

例えば、、、老人ホームのヘルパーを抱き込み、入居者に送られてくる投票所入場券を一千円くらいで買い取り、当落ギリギリの候補者陣営に一万とか五千円で売り付ける。

市内に十ヶ所余りの期日前投票所でさりげなく投票。

本人確認しませんから人態に明らかな齟齬が無い限りバレるはずがない。

確実に百票とかの下駄を履けば、、、楽勝!


2023年4月19日水曜日

るつぼ

 



文藝の宮中席次からして、戯曲はもっと地位高くてもいい筈なんだが、、、、

思えば記録に残るという意味では、ギリシア悲劇こそが最古であり、、、小説なんかは後世の産物。

本来の文藝とは、視覚と聴覚で感じ入るものだったのだろうか?

欧米では作家のサイン会なんかでは自作の一節を朗読するのが当たり前だが、、、プロモーションの為のサイン会はママあるが、ハルキがファンの前で新作を朗読し、、、愛蔵限定版(大枚十万円だとか!)のセールスって(^^)

まあやらんわなあ



17世紀末のマサチューセッツ州セイラムで起きた魔女狩り裁判を元にかのマッカーシズムを告発したアーサーミラーの戯曲をかなり脚色しての舞台演劇のライブヴューイング。

不義邪悪な意図を背景とするパプリックセンシティブの悍ましさ、一時の狂熱に過ぎないのだがその間に失われるものは少なくないのだ。

そして、過ちを悟り自覚しても、、、クルマは急にUターン出来ずに傷口を広げる。



実に素晴らしい!

シンプルな舞台装置にスタイリッシュな照明。衣装は、、、、ヤスモンのファストファッション(^^)

演劇はオカネにはなりませんからねえ