2025年11月25日火曜日

ふたつの中国 ひとつの科挙

 


同じ華人文化圏でも、映画のテイストの違いは歴然としています。だから「ひとつの中国」なんて方向性からは、香港映画が昔の活力を失ったように、大切な映画文化を失いかねないことは必定


さて中共の大学入試制度(高考)は、現代の科挙と言われるくらい苛烈だと言われる。しかし、政策あれば「対策」のある民族性。ブランドのない大学に合格できる程度でしかない学力ならば、相応のブランド力がある隣国の有名大学に挑戦しようとする受験生が大量に出るのも宜なるかな。


既に制度改訂されたらしいが、90年台の台灣(中華民国)の大学入試制度も科挙さながらだった。当時横行した「裏技」が、有名高校(映画では台北第一女子高校がモデル)の夜間部(本来は社会人コース)に潜り込む。

全日制落第組ですから学力は劣りますが「同じ制服、同じ教科書、同じような授業」、、、頑張れば、全日制クラスの尻尾を掴むことは不可能ではない。

が、カバー写真のように、、、やっぱり違いがあるのです。その違いはある種差別的であり学内カーストのようなもの。

明らかに左側の女子高生は全日制クラス。頭よさげで可愛くてええとこのお嬢様風

それに、同じ制服でも刺繍の色が違います。


机友というそうだが、同じ机を共有し、二人ともあの「スラムダンク」のファンだったもので親友になるのですが、、、、右側の女の子の痛々しいまでの劣等感。

無理して背伸びするのですが、届かないものは届かない。


台灣映画でしか味わえない瑞々しいまでの青春があれこれ描かれるのです。エンディングのクライマックスは、大学受験と合格発表。右側の女の子は志望大学にちゃんと合格した、、、のでしょうか

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