宮中での陰湿な外戚の暗闘。
自らがカシラになろうなんて考えずに、巧妙に寄生し、操り、実利を貪る、、、源氏物語とはヒカル君のプレイボーイ生活を活写しつつも、その舞台裏を垣間見せる。
桐壺帝を支えるのは、左大臣家と右大臣家。
家格は左大臣家が上だが、持駒の数(政略結婚の道具)に事欠かない右大臣家の侵攻が油断できない。
先ずは、帝に娘をあてがい皇子出産。そして立太子!
右大臣家の長女(弘徽殿女御こと十二単を着た魔女)はその首尾を全うし、後宮に君臨する。
桐壺帝の次男(ヒカル君)の出来映えが長男を遥かに凌駕し、右大臣家としては心波騒ぐ。御家騒動の芽を摘む為、臣籍降下と相成ったが安心は出来ない。ヒカル君籠絡策としての次女との結婚話は失敗(逆に左大臣家の葵上にさらわれた)
桐壺帝譲位のあとは、朱雀帝(母は弘徽殿女御)の即位だが、その東宮は藤壺中宮の皇子だし、ヒカル君の皇籍復帰の奇策だってあるのだから、ここはなんとしても看過できない醜聞で宮中追放の成し遂げないと、、、
かくして、弘徽殿女御と父右大臣との謀議の結果、、、
宮中の花宴のあと、朧月夜(右大臣家の末女で東宮の後宮入りが決まっている)に誘われるままに、、ムニャムニャ。しばらくして右大臣は自邸での藤宴にヒカル君を招待する。朧月夜に再会できる一心で、飛んで火に入るなんとやら。
濡れ場を右大臣におさえられたヒカル君
バレなきゃどうでもいいが、周知の大醜聞ともなれば、、、蟄居閉門所払いと相成り、遥々播磨国まで落ちていく様となってしまった。
右大臣家の陰謀は成功裡のうちに終わるのだが、浮世離れしたヒカル君は我が身の不幸を嘆くよりも、不在時の間のガールフレンド達の身の振り方にあれこれと腐心し、、、そんな場合じゃないだろうって思うのですが(^^)
だっから、多くの読者は須磨明石で剥落するところまで読んでつまんなくなり諦めてしまう。
本当に面白くなるのはこれから、、、つまり「シーズン2」からなんですが、新しいガールフレンドの明石の上が田舎っぺのイモですから、ファンも逃げます
.....
レディムラサキの原典では、陰謀劇を露骨には表現していませんし、執筆連載のパトロンからしてそんな事は書いてはならない。
読む人が読めば、、、って、あちこちに暗号鍵をばら撒いている

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