宮内庁御用達の羊羹屋さんの看板商品の商標
印籠杉箱入の大判ならば、たかが羊羹なのに大層なお値段ですが、小型ならばお手軽。
虎屋さんのウェブサイトによれば、三十六歌仙の凡河内躬恒の和歌(古今集)を引用しつつ、、、あれこれと
変に理が勝ちすぎて、、、というかロジックがキャベツなのよ
春の夜の闇はあやなし
梅の花
色こそ見えね 香やは隠るる
羊羹の色目が夜のあらわし、その闇の中に浮かぶ梅の花を小豆が見立てる
そんな和歌よりも、本歌取りなんですが、
色みえで
春にうつろふ 心かな
闇はあやなき 梅の匂いに(定家)
時代が違うし、技法の進化もあり、比較するのは気の毒なんだが、、、そもそもプロ歌人として力量に差がありすぎる。
なんにせよ、桜は「花見」だが、梅の花見は噴飯物。自宅の軒端の梅を眺めるのはさておき、、、わざわざ足を運んでまで、、、、
梅は夜に香りを愛でるもの。
桜や桃だって、薫りが、、、なんて底の浅い反論はするものじゃないし、アタシからの倍返し(^^)
桜は葉の薫りだし、桃の薫りに至っては、あれは桃の実の匂い。それに本当に美味しい前歯が欠けるくらいに硬い桃の実は知る人は少ない。
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