2026年10月10日土曜日

窯変源氏、、、、藤壺編

 



大河小説だから本流も支流もあるが、本流だけだとストーリーが脆弱になる。本流に関係の浅い

宇治十帖

遠景に過ぎないヒロインのエピソードの割愛

そして、玉鬘十帖

なんかを割愛すれば、ストーリーはスッキリするが、スリムしすぎて味わいが浅くなる。

オンナだって「プチぽっちゃり」が一番だというだろう。

支流を適当に本流に絡ませる、、、いまから千年も前にレディムラサキは、、、、さすがに天才な宮中住み込みのキャリアウーマンです。


この大河小説自体が、さまざまなスピンオフ的な作品の集合体ですから、わざわざ派生作品を読まなくても、、、

実際にロクデモナイものばかりみたい。


ドラマティックな六条御息所版には興味があるが、林某女の作品だと食指がすすまない。

内館女史の弘徽殿の女御(十二単を着た悪魔)は、怪作というしかなく、、、、

そういえば、丸谷才一さんに「輝く日の宮」があったはずだ。

桐壺の次の帖で、藤壺とヒカルくんの恋物語、、というと美しいが、露骨には実父である帝の妻との不倫劇。

同じようなはなしは、業平と藤原高子の駆け落ち騒動にもありますし、業平は官位剥奪宮中追放の憂き目となった。


丸谷さんの見立ては「帖はあったが差し支え有りで廃版」

パトロンの判断だから致し方なく、、、しかし、黙って従う程素直ではないレディムラサキ。

朧月夜との密通劇から須磨明石退去のエピソードに差し替えたのでしょう。

帝の妻を寝とれば大罪ですが、恋人を拐かした程度なら許される、、、これにはパトロンの道長も苦笑するしかなかった。



0 件のコメント:

コメントを投稿