大河小説だから本流も支流もあるが、本流だけだとストーリーが脆弱になる。本流に関係の浅い
宇治十帖
遠景に過ぎないヒロインのエピソードの割愛
そして、玉鬘十帖
なんかを割愛すれば、ストーリーはスッキリするが、スリムしすぎて味わいが浅くなる。
オンナだって「プチぽっちゃり」が一番だというだろう。
支流を適当に本流に絡ませる、、、いまから千年も前にレディムラサキは、、、、さすがに天才な宮中住み込みのキャリアウーマンです。
この大河小説自体が、さまざまなスピンオフ的な作品の集合体ですから、わざわざ派生作品を読まなくても、、、
実際にロクデモナイものばかりみたい。
ドラマティックな六条御息所版には興味があるが、林某女の作品だと食指がすすまない。
内館女史の弘徽殿の女御(十二単を着た悪魔)は、怪作というしかなく、、、、
そういえば、丸谷才一さんに「輝く日の宮」があったはずだ。
桐壺の次の帖で、藤壺とヒカルくんの恋物語、、というと美しいが、露骨には実父である帝の妻との不倫劇。
同じようなはなしは、業平と藤原高子の駆け落ち騒動にもありますし、業平は官位剥奪宮中追放の憂き目となった。
丸谷さんの見立ては「帖はあったが差し支え有りで廃版」
パトロンの判断だから致し方なく、、、しかし、黙って従う程素直ではないレディムラサキ。
朧月夜との密通劇から須磨明石退去のエピソードに差し替えたのでしょう。
帝の妻を寝とれば大罪ですが、恋人を拐かした程度なら許される、、、これにはパトロンの道長も苦笑するしかなかった。


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