2016年8月9日火曜日
特別法ならなんでもありか・・・・?
重く受けとめ、お気持ちに沿って臣下として何ができるか真剣に考える・・・のはいいのですが、
ありていに言えば、
象徴天皇としての責務を果たすのは無理なので、皇太子に天皇の職を譲りたい
ってことです。
その際にハードルになるのが皇室典範の規定。
譲位を認めていません。
摂政の職を置けばいいということになるのでしょうが、それでは「お気持ち」に沿わない。
皇室典範を改正し、譲位を認めればすむことなのですが、
過去の歴史において「無理やり譲位」なんて事例があまたあり、
天皇の地位の不安定性を懸念する・・・って一見もっともらしいのですが、
それは譲位を認める権能を「皇室会議」にゆだねるという前提を勝手においておるからです。
皇室会議は、総理大臣を議長に10名で構成されますが
皇族から2名
立法府から4名(衆参議院議長と副議長)
行政府から2名(総理大臣と宮内庁長官)
司法から2名(最高裁長官とあと誰か)
政治家に偏した少数の構成という懸念があるなら「国会の特別決議」にすればいい。
国会議員は国民の代表者であり、天皇の地位は国民の総意に基づくのだから平仄が合う。
国民統合の象徴である以上、ご自身の意思だけってわけには・・・これはおおそれながら無理というものです。
退位を認めることを認めない「制度」って世界的に珍しいのじゃないですかねえ。
ローマ法王ですら「退位」をしてしまった。
これはありえないことですがありえてしまった。
法王の地位は神がお決めになったことであり、ヒトザルの勝手で職を辞するなんてありえようもないはずなんですが・・・・
英国王が退位しない理由も、単に国王ではなく国教会の長であるということが理由とも言われています。
勝手な観測用のアドバルーンだと思っていますが「特別立法」で特例対処する。
どんな建付けにするのか非常に興味があるのですが・・・・気になるのは「特別法」さえ制定すれば何でもできるのか?
専門的知識が貧弱ですので、疑念の提示にとどめますが、
一般法の一部を改定するのが特別法であって、一般法の基本的な骨格そのものまでも変えていいのですかねえ。
皇室典範の第一章「皇位継承」は、たった四条ですが、
1)男系男子による継承
2)親子継承
3)崩御即位
が基本の骨格。
それを特別立法で変えようっていうのですから、基本の骨格が変わりませんか?
あえて無礼を承知で不適切な例を挙げれば、ワイマール憲法下での「全権委任法」を思い出させる。
仮に仮にですが、これができるの(有効)ならば、皇位継承者に「誰もいなくなった場合」でもその場で何とでもなるってことです。
まさか、そういう臣下にあるまじき不敬な邪念でもって物事を考えていないとは思いますが・・・・
まさしく国民的な真剣な議論が必要なことなのですよ。
あまり時間がないということも前提に・・・ね
2016年8月8日月曜日
面倒っちい手続
ナンチャラ年金受給申請書類なるものが届いた。
頻繁に住民票の移動を行うもんで、転送を繰り返した挙げ句の事。
申請をしないと受給できないのなら、
将来申請をする予定がないから保険料を納めないことも至極当然でなければならないが、
未納滞納といわれればなかば罪人扱いである。
世代間扶助という事は分かりつつも釈然としない。
未申請ならば、五年の消滅時効といわれれば、年金財政逼迫の折、
なくても路頭にまようことはなかろうから・・・って、
でも、邪魔にならないから.........と書類を書き出したのが運の尽き(笑)
たいした申請書類でない割に、様々公的証明書を要求する。
本人確認なり、家族の証明、所得の補足は、国家のデータベースにある情報だし、
職権で出来ることでなのに、ワザワザ本人が役所まで足を運ぶのかねえ?
ここで活躍するはずなのが「個人番号カード」
やたらとレスポンスが遅い発行機で住民票は請求できるが、戸籍謄本は、謄本所在地まで足をはこべとさ。
所得証明書に至っては、最新の納税情報しか保有していない。
つまり、一月一日時点の住民票所在地でないと、個人番号カードで請求出来ない。
やむなく、紙申請(笑)
懇切丁寧な説明書が着いている割に不親切だ。
ボクって「雇用保険」の取り扱いはどうなるんでしょう・・・・
かつては労働者だったから、当然に雇用保険被保険者証はもってはいるが、いつのまにやら「失効」しているようだ。
支払った保険料を返してもらった覚えがないが・・・・まあいいや。
数千億の開発費、その一割程度の毎年の運用費用をかけてこの有様。
窓口の小役人に毒づいても、お互い迷惑様なのだ。
とかなんとか、アナログで書類をかき集めました。
所で、のんきな話なのですが、何時からどれ位給付されるのか全く知らない。
自分の支払保険料は、親への仕送りみたなものですから、
自分は自分で若い世代に寄生するわけだ。
暫くしたら、
ハンドルネームを・・・・parasite silver としよう(笑)
あっと、これって違う年金です。
2016年8月7日日曜日
ハリウッドテン
様々あるアメリカン黒歴史のひとつ。
思想信条を理由に業界から締め出しを公然と行った......とされる。
蝸牛庵としては、ジンケンヤが騒ぐほども憤然とした覚えもない。
公然と追放するのは陰湿でないだけ、まだまし。
しかし、赤狩りを仕組んだ連中の手口は陰険である。
所謂「大物」はあらかじめ避ける。
世論の反発を回避した戦術だったらしい。
それに大物程ひよりやすい。
早々に懺悔し、あまつさえ仲間をユダのように売った。
その後、その苦悩を作品に結実させ、、、なんとかって言い訳は
聞きたくもないし、許しがたい。
さて、有名なハリウッドテンですが、この十人の映画人の名前をすべて言えるとエイケン一級?
ぼくは無理(笑)
二流の映画人の名前まで覚える余裕がない。
誰でも知っているのは、
ドルトントランボ
一流の脚本家である。知られている限りオスカーを二度。
これは凄いことなのです、
しかし、かれの知名度が倭国で高まったのは、
ジョニーは戦場に行った 彼の監督作品
73年に日本公開。映画的にも素晴らしいが、
当時の反戦のムードにうまく乗った点が成功の元。
脚本家という匿名性を利用できることに加え、
なにかとひ弱な文化人らしからぬしぶとさが、サバイバルができた要因のようです。
今の時代にかれの伝記映画もどきをリリースする意義があるとすれば、
ひ弱な今の業界人への辛辣な鞭にあるのかな?って
圧力があったとかなかったとか、げんなりしますなあ。
言論の暴力に負けた・・・・とか
権力の暴力装置はさまざまな手口を使うってことぐらい常識でしょう。
負けないように脇甘くしないのが当然で、隙のあるあんたが甘いのよ。
思想信条を理由に業界から締め出しを公然と行った......とされる。
蝸牛庵としては、ジンケンヤが騒ぐほども憤然とした覚えもない。
公然と追放するのは陰湿でないだけ、まだまし。
しかし、赤狩りを仕組んだ連中の手口は陰険である。
所謂「大物」はあらかじめ避ける。
世論の反発を回避した戦術だったらしい。
それに大物程ひよりやすい。
早々に懺悔し、あまつさえ仲間をユダのように売った。
その後、その苦悩を作品に結実させ、、、なんとかって言い訳は
聞きたくもないし、許しがたい。
さて、有名なハリウッドテンですが、この十人の映画人の名前をすべて言えるとエイケン一級?
ぼくは無理(笑)
二流の映画人の名前まで覚える余裕がない。
誰でも知っているのは、
ドルトントランボ
一流の脚本家である。知られている限りオスカーを二度。
これは凄いことなのです、
しかし、かれの知名度が倭国で高まったのは、
ジョニーは戦場に行った 彼の監督作品
73年に日本公開。映画的にも素晴らしいが、
当時の反戦のムードにうまく乗った点が成功の元。
脚本家という匿名性を利用できることに加え、
なにかとひ弱な文化人らしからぬしぶとさが、サバイバルができた要因のようです。
今の時代にかれの伝記映画もどきをリリースする意義があるとすれば、
ひ弱な今の業界人への辛辣な鞭にあるのかな?って
圧力があったとかなかったとか、げんなりしますなあ。
言論の暴力に負けた・・・・とか
権力の暴力装置はさまざまな手口を使うってことぐらい常識でしょう。
負けないように脇甘くしないのが当然で、隙のあるあんたが甘いのよ。
2016年8月6日土曜日
ブッシュJ rの真相
ジャーナリズムによる「真実」とやらの追及は、必ずしも正義でも真実でもない(・・・かもしれない)
実のところ「真実」なんてよくわからないのですよ。
しかし、メディアの唯一絶対の使命は「不都合な事実の伝達」
カトリック教会における長年の幼児性虐待事件
いわゆる「大統領の陰謀」事件
輝かしいジャーナリズムの勝利ですが、鳥越の「淫行疑惑」なんかはどうなんでしょうか?
真相追求を司直の手にゆだねるというジャーナリズムの姿勢としてはいかがなものかって識者は言います。
報道の疑惑には報道で答えるのが王道って誰でも思うことですよ。
もっとも、疑惑報道があったから選挙に惨敗したわけでない。
さて、2004年のアメリカ大統領選挙
未曾有の大激戦であり、獲得した選挙人の数は・・・
共和党候補者 286
民主党候補者 251
その差は35人ですから、中規模の州の勝敗如何では逆転は大いにありえたのです。
フロリダ州は、疑惑外ですが、前回がとてつもなく怪しげだった。
そもそも、2000年は、ゴアが勝ったはずだ。
あの奇妙な裁判がなかりせば・・・・
ゴアが鉾を収めたって、信じがたいのですがねえ。
当時のフロリダ州知事は、ブッシュの弟だったはずです。
2004年は、共和党は、ブッシュ(子)でしたが、民主党は・・・・負けた候補者なんか誰も覚えていない(苦笑)
今の国務長官ですが、ベトナムの英雄(・・・とされますが、若干の疑問もあるようです)
かたや、危険な戦地に赴くことなく、州兵としてのうのうと過ごしたブッシュ。
ところが、州兵としてすらろくに勤務をしていなかったってことになれば「淫行」どころではない
双方とも、軍歴をめぐる疑惑の争いって、淫行に比べればまだマシですねえ。
さて、これが事実ならば大スクープなんですが、報道元のCBSは民主党派・・・・ここから話はややこしくなる。
疑惑を「証明」するメモの真偽をめぐって、ネチズンが調査分析合戦をやりだした。
ある意味で王道の対応です。
淫行疑惑の際にも同様のことがあれば、民度の高さが示せたのですが、2チャンネルレベルでしかなかった・・・・
まあ、アメリカンも大衆ベースでは同じようなものです。
結論を言えば「メモは真正ではない」ということとなり、CBSの「お手つき」がブッシュ再選の下支えとなってしまった。
実際のところはどの程度勝敗に影響したのかはわかりません。
が、重要なことは「メモが真正でないことと軍歴忌避が真実ではないこと」とは別物
オヤジの口利きで兵役逃れをやったとか、他にもいろいろあるのですよ(こっちのほうがシリアスですが)
こんな疑惑なくとも、火だるま状態でしたから、順当にいけば、ケリー候補が勝っていた。
陰謀論もささやかれますが、ちょっと手がこみ入り過ぎ。
本来は映画批評ですから、少しだけ。
ヒロインは、ケイトブランシェット。
芸歴上、最高に知的に輝き美しい。こんな素晴らしいケイトは初めて見る。
知的で美しく強いメスザルには、アルマーニが似合う。
ヒーローは、ロバートレッドフォード。
老残としか言いようがなく、人材豊富なハリウッド、役者はいくらでも・・・・
でも「大統領の陰謀」へのオマージュ。
ダスティンホフマンじゃダメだ。やっぱり、彼でないと。
2016年8月5日金曜日
抑止力としての「没収あるいは追徴」
しばらく前に、デンマークで画期的な処罰体系導入により交通事故が半減した!ってニュースを絶賛するNET記事が相次いだのですが・・・
ちょっとよく考えてみましょう。
刑法19条等には「没収あるいはそれにかわる追徴」の定めがあります。
刑法違反(特別刑法を含みます)が確定すれば、付加刑として以下のものを国庫に納付させることが出来ます。
特別刑法とは、刑法典以外に罪と罰を定める法律ですから、道交法も含まれます。
没収の対象になる物を列挙しますと・・・
犯罪行為組成物(猥褻文書頒布罪における猥褻文書など)
犯罪行為共用物(殺人罪に用いた日本刀など)
犯罪行為生成物(通貨偽造罪によって偽造通貨など)
犯罪行為収得物(賭博罪によって得た金品など)
犯罪行為対価物(ゴルゴ13の収入など)
とかなんとか・・・解釈が微妙な部分もあり「強姦の模様を撮影したビデオ原本」を没収できるかっていわれますとねえ・・・
単純には強姦罪の付加刑を問うのは難しそうですが、判例では没収しています(被害者感情を忖度した無理筋って気もします)
ところが没収は原則「任意的没収」なのです。
つまり、必ず没収するものではなく裁判官の裁量であり、裁量の基準は「過去の判例の積み重ね」ということなんでしょう。
どうもデンマークでは「交通違反を行えば、必要的没収、つまり必ずその自動車を没収」してしまうようにした・・・らしい。
かなり大胆な話で、実のところかなり疑わしい(正確な情報ではない)と思っています。
法律に書けば何でも通るってものじゃない。
不当な量刑はそれ自体憲法違反となります(実は尊属殺人罪違憲判決の論理はそういうことで法の下の平等なんて綺麗ごとじゃない)
道交法違反で罰金刑や軽微な懲役刑を科せられた場合にも、数千万円のスーパーカーを没収していいかといわれると・・・・・
裁量のレベルがよくわからないのですが、過去は結構没収の適否をめぐっての判決があります。
したがって、デンマークでやっている程度らしきのことは日本でも実施すみというのが正しい理解だと思います。
厳罰化の流れというのは変わらない(今までが寛容すぎただけ)が、それだけで犯罪認知件数が減るものではない。
単に刑罰を重くするだけではなく、別の手立ても考えないとだめな時代だと思います。
それは、刑法の基本原則をどの程度見直すかということ
実行行為を処罰する(国際的にはコンスピラシー=共謀にさかのぼり処罰する流れですが、倭国では反対が多い)
責任能力を問う(心神喪失なんかだと処罰されないということが国民感情に合致するのか)
構成要件の厳格性(機械を騙して金員を詐取しても詐欺罪ではなかった・・・今もそうですので新しい犯罪類型を作った)
まあ、いろいろありますが、二番目が一番重大かな?
だって、重大犯罪を犯すこと、それ自体が異常な行為ですから「ジュッパひとからげ」に、精神状態が異常だったのでって言われちゃうとねえ
ここで、毎度の「加害者のジンケン」って言い立てますが、であれば「被害者や被害者家族の人権」はどうしてくれるんだい?
2016年8月4日木曜日
七代目襲名
UKのブックメーカーの倍率がどの程度あたるのか怪しいものだが、いまんところ「七代目JB」はこういうことになっているようです。
--
Damian Lewis 2.5倍
Idris Elba 3.5倍
Tom Hardy 5倍
Henry Cavill 6倍
Michael Fassbender 6倍
James McAvoy 9倍
Jamie Dornan 13倍
Orlando Bloom 13倍
Andrew Lincoln 15倍
Dan Stevens 15倍
Richard Armitage 15倍
Eddie Redmayne 17倍
Daniel Day-Lewis 21倍
Tom Hiddlestone 26倍
Christian Bale 34倍
Dominic Cooper 34倍
Dominic West 34倍
Dougray Scott 34倍
Gerard Butler 34倍
Robert Pattinson 34倍
Sam Worthington 34倍
John Hamm 41倍
Rupert Friend 41倍
Aiden Turner 51倍
Alex O Loughlin 51倍
Benedict Cumberbatch 51倍
Clive Owen 51倍
Colin Salmon 51倍
--
著名な英国俳優を片っ端から並べたという雰囲気で、積極的に論評する気にはなれない。
JBのコンセプトは
英国白人
スコットランドのジェントリー
オックスブリッジ
タフネス
アル中
オンナ好き
ダイバーシティな時代だからといって、アフリカンや女性を担ぐってわけにはいかない。
中国市場をにらんで「香港系英国人」という設定は、さすがに大英帝国、そこまでは落ちぶれていないようだ。
半世紀に及ぶ長寿コンテンツだし、次回作は、計算上は2017-18年ころに「第25作」だが、
中身のウワサはまったく聞こえてきません
契約上は、ダニエルクレイブが主演するはずなのですし、「スペクター」のお話の展開上なにもかもが宙ぶらりんですから
後日談をふまえてってことになるのが常套。
ダニエルクレイブが、契約破棄ってウワサされますが、たぶんに話題つくり・・・だと思っています。
七代目は2020年以降の登場(?)で、そんなことを今頃から騒ぐよりも、次回作がどうなるかのほうが先決です。
2016年8月3日水曜日
気楽に「予想」
あちこちに「メダル獲得予想」の記事が散見されます。
勝負はみずもの。
絶対はないし、彗星が突如登場することもある(むしろ彗星に期待したい)
あちこちの「予想」の最大公約数は・・・・
GOLDは14個程度
メダル総数で35個以上40個弱
国別には、やはり国力の反映ですかねえ・・・・米国、中国、ロシア・・・・・倭国は7番目程度だそうです。
例のドーピング問題の影響をどの程度考慮したかはわかりません(したがって上ぶれの可能性があります)
----以下種目あるいは個人別には(某サイトの引用ですが、精度が高いということじゃなくて一番コンテンツが細かいから)
1)金メダルがほぼ確実と予想されている選手
レスリング
女子53kg級 吉田沙保里
女子58kg級 伊調馨
体操
男子個人総合 内村航平
男子個人床 白井健三
2)金メダル候補有力選手
柔道
男子60kg級 高藤直寿
男子73kg級 大野将平
男子81kg級 永瀬貴規
男子90kg級 ベイカー茉秋
女子48kg級 近藤亜美
女子57kg級 松本薫
競泳
男子400m個人メドレー 萩野公介
女子200mバタフライ 星奈津美
女子200m平泳ぎ 金藤理絵
3)金メダルが期待できる選手
柔道
男子66kg級 海老沼匡
男子100kg級 羽賀龍之介
男子100kg超級 原沢久喜
女子52kg級 中村美里
女子63kg級 田代未来
女子78kg超級 山部佳苗
競泳
男子100m背泳ぎ 入江陵介
男子200m背泳ぎ 入江陵介
男子200m平泳ぎ 小関也朱篤
男子200m個人メドレー 萩野公介
男子400m個人メドレー 瀬戸大也
女子200m平泳ぎ 渡部香生子
4)銀メダルか銅メダルなら期待できる選手
柔道
女子70kg級 田知本遥
女子78kg級 梅木真美
競泳
男子200m自由形 萩野公介
男子200mバタフライ 瀬戸大也 坂井聖人
男子800mリレー
女子100m平泳ぎ 渡部香生子
体操
男子個人床 内村航平
レスリング
女子63kg級 川井梨紗子
女子69kg級 土性沙羅
男子74kg級 高谷惣亮
陸上
男子20km競歩 高橋英輝、藤澤勇、松永大介
男子50km競歩 谷井孝行、荒井広宙
テコンドー
女子57kg級 濱田真由
ウエイトリフティング
女子48kg級 三宅宏実
卓球
女子団体
男子団体
男子シングルス 水谷隼
女子シングルス 石川佳純
バドミントン
女子シングルス 奥原希望、山口茜
男子ダブルス 早川賢一、遠藤大由
シンクロナイズドスイミング
チーム 三井梨紗子、乾友紀子、吉田胡桃 丸茂圭衣、中村麻衣、中牧佳南 林愛子、箱山愛香、小俣夏乃
デュエット
三井梨紗子、乾友紀子
---
実のところ、よく知らない選手ばかりで・・・・(苦笑)
スポーツ音痴は困りますが、有名どころの活躍はもとよりも、無名の彗星の出現を鶴首していますから、
名前の挙がった方々は、一旦横において・・・・・
でも、ちゃんと閉幕式まで支障なく運営できる・・・・ことを願っています(まずそれが一番かな)
2016年8月2日火曜日
譲位
大スクープもその後の展開がどうなるのか・・・・よくわかりませんが、近々「お言葉」があるそうで・・・
御高齢だから、ゆっくりしていただきたいってな素直な感情が一般的のようですが、
なにかと思惑も含めて水面下の動きがいろいろとあるんでしょう。
天皇家には冷たい政権与党のことですから、
まじめに検討をした振りをして実は何もしないってことに落とし込みたいのでしょうか?
最後に譲位されたのが、19世紀はじめ(天明のころ)の「光格天皇」でありってなことは紙メディアにも書いてますが、
そんなことよりも、直系が絶えるという危機的な状況のなかで、このような事態にかんがみ、
新井白石が「閑院宮家」を創設しておいたおかげで、事なきを得たってことはどこにも書いてませんでしたねえ(苦笑)
したがって、今の天皇の系譜はここに始まるのです。
なかなかの「名君」であったと伝えられていますが、譲位の理由は定かではない。
幕府との関係を言えば「従前のような軽い神輿」ではなかったので、なにとか鞘当もありましたのでってことでしょうか?
あるいは、単に在位の期間が三十年を超えるって単純なことかもしれませんし、
傍系の宮家なので、なんかの巻き返すがないうちに譲位し、足場を固めてしまうってのはありげな話です
実在が疑わしい天皇も含め、過去124代の天皇のうち、半数は「譲位」をされていますので、
歴史的には、稀有のことでもない。
天皇という公式の立場を離れたもんで、のびのびと「陰謀や遊興」にふける向きもある。
歴史上のお騒がせは、たいていは「上皇」です。
後白河
崇徳
後鳥羽
後醍醐
ふと気になって調べるに、史上最初の譲位は皇極天皇です(舒明天皇の奥様)
孝徳天皇に位を譲るのですが・・・・・これって「大化の改新」という宮中クーデターの余波です。
蘇我一族の専横壟断に対しての天皇家の巻き返しってことになっていますが、
実のところはよくわからない。
天皇になりたくて仕方のない孝徳(皇極のご兄弟)を鎌足が上手く踊らしたとか・・・まあ色々
天智が首謀者ということになっていますが、謀略の裏側はわからないし、正史にはその真実なんか(特に都合が悪ければ)
記述しているはずがない。
少なくとも、逆臣とはいえ、我が手を血で汚した一級殺人犯をすんなりと天皇というわけにもいかなかったのか、
エキセントリックな孝徳をもてあまし、難波に置いてきぼりをし、皇極が再度登板し、その後天智へ・・・・
ある意味で、生前退位するのは当然のシステムであり、しないというか出来ないのは当時の事情からすれば「コスト面」という気もします。
天皇を担いで権勢を振るいたいって思う勢力家はあまたいますが、適当にそのうま味をシェアするというのも倭の統治学
とかなんとか・・・・しかし、今の統治の枠組みからすれば、今上天皇には申し訳ないが、不要の議論とは言いませんが
ことさら必要な政治検討課題とも思えない(名称はともかく譲位不要論には組しません)。
そんなことよりも、バッターボックスにたてるメンバーを潤沢にそろえる仕組みをどうするかのほうが大事でしょう。
まことに不敬ですが、皇位継承者がいなくなったから天皇制度やめますってことにでもなれば、
史上最悪の事態だし、憲法99条に照らし、大臣や議員、公務員は、不作為による犯罪者ってことにもなりかねませんが、
そんな覚悟なり未来に対する責任感は持ち得ないのでしょう。
2016年8月1日月曜日
私の名前は・・・・カルメンです
世の中には奇特な方がおいでになる。
敬意を表しつつ引用させていただきます。
http://tc5810.fc2web.com/operat/operajouennbest100.htm
ちょっと意外なんですが、倭国内で過去相応の劇場で上演されたオペラの回数ランキング
魔笛
フィガロの結婚
カルメン
ラトラビアータ
以下略・・・・あとベストテンには、バタフライとかバットマン。
リゴレット、ラボエーム、トスカ、アイーダなんかは案外人気がない。
世界ランキングだと、多分変わると思います。
お陰様で馬齢を重ねたもんで、ライブビューイング等も含めれば、相当数は鑑賞させてもらった。
残念ながら、本場のボックス席の体験はない(笑)
古典は映画化するには「工夫あるいはヒネリ」がいる。
単純にオペラ歌手を持ってくるだけだと、写実性はたかまるが、それ以上でも以下でもない。
その程度ならライブビューイングで十分であるし、ミュージカルにする方が気が利いている。
ということで、オペラ映画にはロクなものがない!・・・だけじゃなく数も少ない。
とはいうものの、天才ルキノヴィスコンティの衣鉢を継いだのか、彼自身オペラ映画は作っていませんが、
助監督であった、俊才二人は、オペラ演出やオペラ映画に精を出しています。
ってことで「カルメン」映画のお話です。
定量評価なく推測で言いますが、一番映画化本数が多いと思います。
素材的に(オペラだって歌舞伎クラスの大衆芸能ですが)大衆向きの通俗悲劇の典型例。
映画化されたリストを眺めているのですが・・・・
https://ja.m.wikipedia.org/wiki/カルメン_(映画)
実のところ、結構見てます(笑)
67年の「カルメンベイビー」は、確かR18だったはず。
どうやって映画館に潜り込んだんのでしょうか?
83年のカルロスサウラ版は、フラメンコモチーフのバックステージタイプで、新宿のシネマスクエアで見たはずだか、
いたく感動した。
84年のフランチェスコロージー作品は、あまり感心しない写実版。
しかしながら、佐渡版カルメンよりも面白かった。
配役が素晴らしい。
このオペラ自体群像劇です。
カルメンにジュリア・ミゲネス・ジョンソン、ドン・ホセにプラシド・ドミンゴ。
こういう言い方良くありませんが、日本の舞台でその他大勢がヒラべっちゃい面相で登場して、
踊るジプシーや舞踏会の貴婦人なんて言われましてもねえ・・・苦笑
登録:
投稿 (Atom)