様々あるアメリカン黒歴史のひとつ。
思想信条を理由に業界から締め出しを公然と行った......とされる。
蝸牛庵としては、ジンケンヤが騒ぐほども憤然とした覚えもない。
公然と追放するのは陰湿でないだけ、まだまし。
しかし、赤狩りを仕組んだ連中の手口は陰険である。
所謂「大物」はあらかじめ避ける。
世論の反発を回避した戦術だったらしい。
それに大物程ひよりやすい。
早々に懺悔し、あまつさえ仲間をユダのように売った。
その後、その苦悩を作品に結実させ、、、なんとかって言い訳は
聞きたくもないし、許しがたい。
さて、有名なハリウッドテンですが、この十人の映画人の名前をすべて言えるとエイケン一級?
ぼくは無理(笑)
二流の映画人の名前まで覚える余裕がない。
誰でも知っているのは、
ドルトントランボ
一流の脚本家である。知られている限りオスカーを二度。
これは凄いことなのです、
しかし、かれの知名度が倭国で高まったのは、
ジョニーは戦場に行った 彼の監督作品
73年に日本公開。映画的にも素晴らしいが、
当時の反戦のムードにうまく乗った点が成功の元。
脚本家という匿名性を利用できることに加え、
なにかとひ弱な文化人らしからぬしぶとさが、サバイバルができた要因のようです。
今の時代にかれの伝記映画もどきをリリースする意義があるとすれば、
ひ弱な今の業界人への辛辣な鞭にあるのかな?って
圧力があったとかなかったとか、げんなりしますなあ。
言論の暴力に負けた・・・・とか
権力の暴力装置はさまざまな手口を使うってことぐらい常識でしょう。
負けないように脇甘くしないのが当然で、隙のあるあんたが甘いのよ。
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