2024年12月18日水曜日

呉音と漢音

 


洛東(府立、54年開校)
洛南(私立 17年開校)
洛星(私立 55年高校開校)
洛北(最古の旧制中学校のひとつ)


トンナンシャーペイ揃い踏みは、都市の高校のネーミングとしてはありきたり。

札幌北高校、姫路西高校、加古川東高校とか


が、さすがに千年の古都だけのことはあり、命名も雅びですし、沿革も多岐多様、、、

洛南はお大師さま空海の綜芸種智院の流れを汲むし、洛星はフランスのカトリック修道会の手になるし、京都一中(洛北)と言えば、名門中の名門で天空の星よりもスターOBの煌びやかさ

ノーベル賞受賞者を複数人出した唯一の高校は多分ここだけ。

洛東はかなり見劣りしますがそれはさておき、、、

実は、すでに洛「星」があるのに洛西(府立 80年開校)を新規開校するなんてねえ

これで当たり前な名実ともに東西南北揃い踏み(^^)



毎度の長い前置きですが、今日のお題は、このナミ程度の新設校はなんと読むのだろうってこと

iPhone辞書では「ラクセイ」と読ませます。そして「ラクサイ」から洛西なる高校名は出てこない。

実は「ラクサイ」が正しい名称。洛星との呼称混乱を避ける為が表向きの理由だろうが似たような名称の混乱を避ける工夫はなんとでもなる。

白足袋族なるDSが裏権力を握る古都らしいネーミング。


西なる漢字の音読みは、正統的な漢音では「セイ」だが、仏教典では呉音の「サイ」。倭國は長きにわたり仏教界がアカデミアに君臨したことから呉音が主流であった。

例えば、関大(カンサイダイガク)と関学(カンセイガクインダイガク)

関学はプロテスタント系のミッションスクールが母体ですから、仏教の頸城から脱しやすかったし、開化の時代の廃仏毀釈の影響もあったのかも


だが、寺と学校ばかりの古都では、その頸城のキツさは未だにかなりなもの、、、だと改めて認識したのですよ。無論、DSのやったことだからコンスピラシーだと片付けられるのは必定だが


2024年12月13日金曜日

クラブゼロ

 



これは、スリラーあるいはホラーの世界の話。
あるいはオカルトかも、、、けだし、この「クラブ」はカルト集団だ。



先進国の中でも最低水準の食糧自給率(カロリーベース)の倭國。

食糧自給率の正確な定義を語れる方は少ない、、、私見では「現状の定義」としての妥当性に疑念があるので、正確に語れなくても恥じることはないから安心すれば良い


一般に言われるのは、国民が口にする食材の単純な国産量の比率ではない。輸出量は控除される(だからヤバくなればエンバーゴって手がある)

そして、飼料や原材料の自給率で最終食材の自給率は補正される(神戸牛と言いながら米国産飼料ばかりで生育した場合は自給率はゼロ)


その結果が、非常にミゼラブルな数字なんだが、倭人は呆れるばかりの危機意識の欠如。

グルメ三昧や偏食やら好き嫌いを口に出来る状況では無いし、過度の賞味期限信仰やら、、、実態は更に酷い。


肥料が食糧生産を支えているが、肥料原料(尿素、リン安、塩化カリ等)はほぼ全量輸入。肥料無しでどの程度収穫量が減少するのか知らないが、江戸期のように人畜の排泄物でどの程度代替できるのかも判然としないが、いささかシリアスなはなし。

更に更に、、、日本の農業は化石燃料漬け。油が枯渇すれば、昔ながらの人力だけで田植え稲刈りなんか、高齢農民がやれるわけが無い。



もっと驚かしてあげようか(^^)

野菜種子の九割は外国産である。野菜の自給率は七割とも八割とも言われるが、実態は砂上の楼閣

実のところ、安心安全な食糧供給体制の確立って難事業なんです。



でも悲観するなかれ(^^)

名門私立高校の栄養学の先生であるミアワシコウスカ女史が提唱するメソッドを実践すれば良い



映画の結末は、スクリーンで確認してください。

少なくとも、洗脳された若者達は幸福になったような、、、


2024年12月9日月曜日

刺身を美味しく

 





端正な器に盛り付けたお刺身ですが「あしらい」があってこその風景。
生魚を切っただけで、どこが料理だ?って言ってるうちは、その辺のジャンクフードでも喰らっていればいい。
たかがあしらい(添え物)って一言で片付けては、板前が泣く。
泣くって意味は・・・塩まいて追い返したいくらいヒデェ客ってことです。



イヌもくわない薀蓄を言えば・・・正確には

けん
つま
からみ   って区分する。

殺菌効果
盛り付けの演出
盛り付けの台
生臭さを中和し消化補助
味の引き締め
口直し          ・・・とかなんとかの効能があるとされるが、

最初の三点だけだと、口にするのは世間知らずってことになるが、後者の三点の効用を思えば、むしろ食べるべきであり、マニアックに言えば効能に応じて、食べるもの・たべないものの識別をするのが食のプロ
実際上は、両方の効果を狙っていますから、識別は困難である。
気取って、貧乏臭いって箸を付けない輩が反知性的で一番貧相なのです



けんとは「尖った」という意味の「けん」のこと
大根なんかは全国区ですが、人参、胡瓜、茗荷なんかも使われるらしい。
キャベツ、玉葱もあるらしいが、遭遇したことがない。
胡瓜だって、関西風の刺し身じゃ使わない。
江戸前を標榜するお店でしかない見かけないところをみれば、江戸前風味らしい。
たいていは、お刺身の敷台になっている。

つまとは「妻・褄」のこと。
端やふちということだから、刺身の横や手前に寄り添うように置かれる。
大葉、菊花、海藻類、花穂・・・なんか
これがあるとないとでは、風景が段違いに違ってくる・・・のは言わずもがな。

からみ(辛み)は、説明するほうが野暮だ(苦笑)
単に味を引き締める以外に殺菌効果もあるらしい。




というのが王道の説明ですが、NET記事は諸説紛々で、知ったかぶりの講釈で笑っちゃいますなあ・・・って、
こんな御託が言えるのも、先日某店の店主のご高説を伺ったがゆえ。
ちゃんと授業料・・・じゃなくてお料理相当のお代をお支払いし、合わせて、ご教授を頂いたということです。



ご馳走様でした。
ちなみに「馳走」とは、おもてなしのために八方手を尽くし足を運び準備に手間をかけるってことだそうです。


















2024年12月8日日曜日

ノーモアヒロシマとリメンバーナントやら

 



東部とはいえアウエイの戦いは不利に決まっているし、なかんずく trial by jury なんですよ!
中西部の田舎町のコートでないだけまだましって、代理人は慰めてくれるが、慰めにもならない。

せめては「仲裁」にしろ
最悪でも第三国を管轄裁判所にしろ  ・・・って意見したが、全て相手側主張を丸呑みした。

当然ながら戦局は有利とは言えず・・・・というか責任者は最初から投げてます(苦笑)
戦略的失敗は戦術や戦闘局面では挽回できないって思ってますから、はやめに「和解」でもなんでもいいから悪あがきをしないのが一番の方策ですが、面子で頑張るアホもいます。
しかし、一番驚いたのは、相手側の陰険な口・・・・
毎日のように、コート周辺とかでビラまきをやるんですよ。

リメンバーパールハーバー!!

まだそんなことを言うのかね?
対抗上「ノーモアヒロシマ!」のビラまきをやろうって言い出して・・・さすがにこれでは泥試合だし、人類史に残る犯罪をやったって自覚のない連中なんだからやればやるほどコメディになる。




お互いが歴史上の不都合な事実に向き合うことに意味があるかどうかについては懐疑的です。
歴史上の真実がどうであれ、国際外交上の常識が覆るものではない。
ちゃぶ台返しをしたければ、もう一度戦い今度は勝つしかない・・・・

広島原爆碑にも書いてますよね


過ちは繰り返しません(負ける戦争をした事が「過ち」であり、次は負けない!、、というのが真意)


しかし、、、ありえない選択肢。
まさか「だまし討ちでした。ごめんなさい」って公式表明するとは思っていませんが、騙されたのはこっちだとも言えない。
口に出せば、歴史修正主義だと非難の嵐

あの「奇襲攻撃」が戦略的に意味があったのかどうかはよくわかりません。
補給施設が無傷であったとか空母を沈没させられなかったとか戦術上の失敗は色々あるようですが、だからどうなの?というのが今時点の冷静な印象です。
そもそも「自衛行為」に宣戦布告なんか必要ないっていうのが当時の国際常識だったはずです。
もっとも自衛戦争だと万国が認めるかどうかは別問題ですが、経済封鎖のためににっちもさっちもいかない状態を打開するための自衛行為ならば、満州地区と東南アジアの資源だけを押さえてハリネズミ状態で自活する体制を構築するっていうなら戦略的にわからなくもない。
76千人のフィリピンの米軍捕虜の帰国を条件に適当に停戦するって知恵がなかったのかねえ・・・・

ほんとうに「争い」って始めるのは簡単ですが、やめるのは難しいのですよ。





2024年12月6日金曜日

グラマスクよりもグロテスク

 




グラマスクはお好みですが・・・・グロテスクはどうもねえ(苦笑)
ユーチューブには「耳掃除」映像の巨大なライブラリーがあるそうな
一定というか相当数のファンがいるって事だろう。
こんな映像で暇つぶしをする非生産的な輩が世間的に多いとは末世末法の時代である。

とかなんとかいいながら、ブログネタに困っているので、怖いもの見たさで覗いてみるに・・・・
何事でも「新しい発見」があるもんだ(笑)

耳垢なるものは、やたらと耳かきでお掃除をするものではなく、自然と胡散霧消するって耳鼻科の先生はおっしゃるが、耳掃除はしばらく前に医療行為外の扱いになったもんで(例外もあります)倭国では「イヤーエステ」なる新ビジネスがあちこちに出回っている。
業種的には、、、個室の浴衣姿で膝枕施術って風俗営業のような気もします。
マイクロスコープで耳掃除のプロセスを眺めながら施術を受けるって結構淫猥な趣味だとおもいます
海外映像を見てますと、白衣のおじさんが登場しますから医療行為のような取り扱いです。


耳掃除道具が・・・これまた実に面白い。
竹べら状が一番お好みですが、どうも世界的には「金属状のピンセットとか鍵形」が主流。
自分じゃ怖くて使えません。
水洗洗浄方式もあるのか・・・・ウォシュレットは、日本技術だが、その耳掃除版とは後塵を排したか・・・・

2024年12月4日水曜日

クリスマス映画

 


クリスマス映画に決まっています。

この時期になるとオールタイムクリスマス映画ベストなんてSNS記事が散見されます。

たまたまクリスマスの時期が舞台だと何でもありみたいな、、、つまりパニックアクションやホラーまで、それも射程距離の短い作品ばかり

卑しくも映画コラムニストならば、最近作品だけじゃなくてクラシックも観ときなさいよ。昨今はさほど苦労しなくてもなんでも鑑賞できます。


厳密には、クリスマスの季節にそれぞれの悔恨と和解、別れと新しい出逢いなんかをテーマにしたものだけが対象となる。



だっから、、、ホームアローンなんかは当確だし、あとはクリスマスキャロルとか



でもアタシのイチオシは「34丁目の奇蹟」

リメイク版もあります(こちらは、34丁目の奇跡)が、兎も角オリジナル(1947年)がいい。

あのNYの有名なデパート協賛

サンタ役の男優はよく知りませんが、この作品でオスカー助演男優賞。熟女がジョンフォード一家の姐御であるモーリンオハラ。

そして、センターの子役が、かのナタリーウッド嬢


大女優候補だったが不慮の事故死でキャリアはお終い。事件性も疑われるコールドケースのまま今に至る。


近影は、ウェストサイドストーリーのころ





2024年12月3日火曜日

アリスの国のクリスマス

 



不思議の国のアリスなんて、ダークファンタジーなんだから、クリスマス向きとは思えないが、多少なりともメルヘンチックだからか、、、、この時期になるとあちこちで見かけます。

この上級系ターミナルデパートのクリスマスディスプレイは今年も昨年と同じテイスト。



そして、今年も同じように、記念撮影にそこそこの人盛りです。

ミーハーなアタシもさっそく(^^)

昨年は動画にしたが、重すぎてオーバーフロー。

SNSへの投稿向きじゃなかったから、今年は静止画



記憶に間違いがなければ、タカラヅカの舞台装置を手掛けている連中の力作のはず、、、だがやっぱり記憶違いだった(^^)

なかなかの出来栄えだから、公式アーカイブも添付しておきます。





まるで、ティムバートンのアリス映画を見ている感じ



たびたび映画化もされていますが、アタシが観たのは、2010年のCGを駆使したバートン版だけ。



因みに、原作者は数学者が本業であり、ルイスキャロルはペンネームだが、、、本名は失念しました。

2024年12月2日月曜日

時雨の季節

 





散り散らず
木の葉夢訪う 槙の葉に
時雨をかたる軒の玉水 (擧白集 長嘯子)



強弱や季節、時間帯、場所柄毎に多岐多様な雨の表現という豊穣な語彙こそが、倭の文化。

時雨は、晩秋から初冬の頃の通り雨のこと。特に時間帯に規定されない。

現代俳句では冬の季語であり、ことさらに秋を吟じたければ「秋時雨」と詠む。なんでもありの俳諧の世界だから、春時雨も夏時雨も用例としてはありますが、、、

そこまでとなれば、逆に季節感の喪失を感じます。


本名は木下勝俊。秀吉に仕えた大名であったが、家康支配下では不遇でありながらも歌人としてそれなりの地位を占めていた。

安土桃山期ともなれば月並み和歌ばかりの中で特異な光芒を放ち、、、かの鬼籍に入られた銀座はずれの猫フェチ内科医もいたくお気に入りだった。


煌めくような詞華の折り重なりがなんとも言えない。

写生派歌人は眉を顰めるだろうが、アタシは狂言綺語師ですから(^^)

2024年12月1日日曜日

ワースト2024

 


さほどの本数を見てもいないのに、予備選考とは大それた(^^)

昨今の公開本数は一千本をゆうに越える。過去は数百本だったのだが、デジタル化やら映画製作技術の進化で参入障壁が低くなった。しかし、スクリーン数は三千台で緩やかにしか増えてはいない。

つまり、制作されても目に触れない作品が沢山あると言うこと。

なんとも勿体無いはなしだ(世界標準的には倭國はスクリーン数は非常に少ないと言われています)



先ずは、極私的プロ映画鑑賞家のくせに、恥ずかしいほどの当てハズレ作品リスト。

愚作をたくさん観るから目利きになれるってこともあるが、観る前に真贋鑑定が出来ないとプロとは言わない。

しかし、今年も失敗からなにも学ばなかったみたいだが、学ぶものが何もなかったくらい酷いって(^^)



マダムウェブ

みなに幸あれ 

ゴーストバスターズ フローズンサマー 

フォロイング

ゴジラ🆚コング

ナイトスイム

プリンス

スリープ

デビルクィーン

モンキーマン

ニューノーマル

スオミのはなし、、、

ビートルジュース

徒花

最後の乗客

後継者育成計画

ロボットドリームズ



いずれも甲乙がつけ難いワーストテン候補作品

作り手はそれなりに渾身の力を奮ったのですが、申し訳ないが、まるでストーリーやらが思い出せないのが多い。

まるで、トリアゾラムを飲んだみたいというか、飲まずとも爆睡できます