2016年12月31日土曜日
行く年 来る年
2016年の最後の一日
一年間のご愛顧とご厚情に感謝しつつ、思い起こせば・・・・
企業人から晴れて「天下の素浪人」へ、お蔭様で日々これ好日
寒村寓居で、晴雨を問わず耽読の日々(買い貯めた汗牛充棟の書籍と格闘中)
駄日記の連載は不倒記録更新中
フローの収入は無くなりましたので、若い世代の納付した保険料をありがたく頂戴できるはずだが・・・
制度の是非は別にして、世代間給付ですから自分が支払った分は老母への仕送りです。
さらに山間部の隠居所で、山岳仏教徒らしく修験者の道を歩む予定が・・・・
まあ、色々ありまして、半聖半俗の有様
時間は多少余裕ができましたので、棺桶リストをひとつずつ潰してゆきます。
ライブビューイングですがワーグナーを初見。合わせて大衆演劇(旅芝居)も見ました。
各位にも良き一年であり、来る年は更によいことがありますように (敬白)
数ふれば わが身につもる としつきを 送り迎ふと なに急ぐらん (拾遺 兼盛)
2016年12月30日金曜日
取り戻したいか(が)・・・北方領土
変に期待感を高めた戦術の失敗です。
歴史常識に照らして合理的に考えれば分かることです。
国際法に照らして本来的固有の領土云々はたわごと。
かの戦争に負けて占領され、ロシア領に編入された。
戦争で取られたものを戦争以外で取り戻したい例は寡聞にして知らない。
なくは無いが例は少なく、相応の犠牲も払わされた。
沖縄がそれに近い。
申し訳ない言い方しますが、沖縄返還の裏側ってなんかあるのですよ。
それを忘れてか知らないのかはともかくも、なんかあるたびに色々言いたい放題言われてもねえ・・・・
糸(繊維)と引き換えに縄(沖縄)が帰ってきたって程度の話ではないはずです。
話しはそれだけ。
バブル時代に四兆円で買い取るって水面下の交渉があったかなかったか・・・それはともかく
仮に実現していれば、唯一のバブル遺産だったのに残念なことをしました。
あの島々にそんだけの価値があるかどうかは知りませんが、金銭解決って一番分かりやすく後腐れがない。
世の中信用できるって人は約束(信義)を守る人だけ。
司馬さんの受け売り・・・でなくと歴史の常識です。
明治の頃・・・・
英国と結ぶかロシアかって大論争があった。
日清戦争後の東アジア情勢を見つめての国家の存立をかけた選択
結論は「日英同盟」
日露戦争は非軍事的な英国の支援無くしては勝ちは危なかった。
そう言うほど紳士的でもジェントルマンでもないある種剥き出しの暴力国家ですが、
どう言うわけか、見た目倭国には優しかった。
ベルサイユ条約を契機とする日英同盟破棄が、国家の破綻を招いたって・・・教科書は教えないがそう信じて疑わない。
別に国際外交って八方美人的に「みんなと仲良くすること」でもないでしょう。
世の中には三種類しかしないのですよ。
敵、中立、味方
敵を味方にするなんて無駄な努力はしない
敵は運が良ければ中立にし
中立は味方に、最悪でも敵にしない
味方は・・・大事にしましょう。
そう思えば、外交ってそう高度なアートでもない。
しかし、この理屈が分かってもらえないから、高度な政治的策略がいるんですよね。
もう少し言えば、英国の某政治家の名言
国際外交には、敵も味方も存在しない。あるのは国益だけ
返還することが「国益」にかなうと思わせることができなかった以上、交渉にはならなかったということ
2016年12月29日木曜日
IR法とは言わず、カジノ解禁法
http://ueda8823khj.blogspot.jp/2014/06/blog-post_8.html
http://ueda8823khj.blogspot.jp/2015/02/blog-post_5.html
蝸牛は博打をしません(投資はします)
なにが違うのか定義は難しいが・・・簡単に言えば、勝てば投資、負ければ博打
別に投資で連戦連勝でもないですよ。
含み損となれば「凍死」させるだけ(笑)
といいつつも、駄日記では過去から結構力入れて博打話題を書いてます。
読み返してみても・・・・我ながら力作(リンク文書ご参照)
今時点は基本法しかありませんから、来年上程される具体的な実施法がどうなるか・・・・その参考になりますねえ。
単純に言えば、合目的な博打解禁を主張しています。
何事も「頭ごなしの禁止よりも節度あるコントロール」
禁止すれば錦糸町あたりの裏カジノで反社会勢力が潤うだけ。
これ治世の要諦です。
ということですから、いまのIR法には懐疑的です。
そもそも「統合型リゾート施設にカジノ設置」なんてマヤカシも良いところだ。
ラスベガスでIT関連のカンファレンスがよく開かれますが、参加者の多くは酒も博打もスルーです。
ホテルに会議場にカジノって、刺身に紹興酒をあしらうみたいだ。
余計なものに投資させずに賭場だけ「認可」すれば良いのですよ。
認可要件や賭場への出入り要件は厳しくさせてもらいますが、適当にザルの方が良い。
博打は適当な闇がないと、誰も出入りしない。
まあ、呼び込んでから、今後の真綿の締め方を考えれば良いのですよ。
外来の方には(外来でなくとも)和の文化に触れてもらおう。
博打の伝統と言えば、まずは後白河院ものめり込んだ双六(バックギャモンみたいなものです)
あとは、手本引き、花札・・・・チンチロリンはいささか下品だ。
ルーレットやバカラはやるなっていわないが、古典的な和の博打を復権させよう。
当然ドレスコードあり!ですよ。
和服文化の復権にもなる(お持ちでなければレンタルもあります。賭場は紳士淑女の社交場)
壺振りは、大滝銀子さんに決まりです。
問題は依存症対策
個人的にはリアリティのある深刻な問題かどうか、実のところよく分からない。
心の弱さなんでしょうが、真偽は知らないが結構な患者数だそうです
多くは、パチンコによる依存症だと思われますが、
要するに、貧民だから仕事も手に付かず家庭破壊になり問題なんで、
枕紙屋の御曹司がカジノで野垂れ死してもそれは自業自得
博打なんてカネのかかる遊びをカネのない庶民に解放するのが間違い。
あれって、富裕層の贅沢な社交的遊びなんですよ。
貧民にはその懐具合に見合ったギャンブル(ローリスクローリターン)を提供すれば良いのですよ。
電動になる前のパチンコ台って長閑でしたよ。
高田馬場駅前のパチンコ屋さんって、景品が豪華でしてねえ。
ちょっとした本屋さん並みに景品の書籍が並んでいました。
お陰様で唐木順三全集を揃えられたのは、かのパチンコ屋さんの賜物。
そう言えば、中央線沿線だと、晩御飯の材料一式が揃うお店もあったそうです。
窮民に一攫千金なんて「悪夢」を見せちゃダメでしよう。
場所によりますが「一円パチンコ台」あります。
通常の玉貸し料の四分の一。同じ値段で四倍遊べます。
提案としては、最大の元凶であるホールに依存症対策特別税を課しましょう。
必要な対策費用を総台数で割り算して、税額を決める。
患者が増えれば増税。対策が功を奏すれば減税・・・なかなか合理的(笑)
http://ueda8823khj.blogspot.jp/2015/02/blog-post_5.html
蝸牛は博打をしません(投資はします)
なにが違うのか定義は難しいが・・・簡単に言えば、勝てば投資、負ければ博打
別に投資で連戦連勝でもないですよ。
含み損となれば「凍死」させるだけ(笑)
といいつつも、駄日記では過去から結構力入れて博打話題を書いてます。
読み返してみても・・・・我ながら力作(リンク文書ご参照)
今時点は基本法しかありませんから、来年上程される具体的な実施法がどうなるか・・・・その参考になりますねえ。
単純に言えば、合目的な博打解禁を主張しています。
何事も「頭ごなしの禁止よりも節度あるコントロール」
禁止すれば錦糸町あたりの裏カジノで反社会勢力が潤うだけ。
これ治世の要諦です。
ということですから、いまのIR法には懐疑的です。
そもそも「統合型リゾート施設にカジノ設置」なんてマヤカシも良いところだ。
ラスベガスでIT関連のカンファレンスがよく開かれますが、参加者の多くは酒も博打もスルーです。
ホテルに会議場にカジノって、刺身に紹興酒をあしらうみたいだ。
余計なものに投資させずに賭場だけ「認可」すれば良いのですよ。
認可要件や賭場への出入り要件は厳しくさせてもらいますが、適当にザルの方が良い。
博打は適当な闇がないと、誰も出入りしない。
まあ、呼び込んでから、今後の真綿の締め方を考えれば良いのですよ。
外来の方には(外来でなくとも)和の文化に触れてもらおう。
博打の伝統と言えば、まずは後白河院ものめり込んだ双六(バックギャモンみたいなものです)
あとは、手本引き、花札・・・・チンチロリンはいささか下品だ。
ルーレットやバカラはやるなっていわないが、古典的な和の博打を復権させよう。
当然ドレスコードあり!ですよ。
和服文化の復権にもなる(お持ちでなければレンタルもあります。賭場は紳士淑女の社交場)
壺振りは、大滝銀子さんに決まりです。
問題は依存症対策
個人的にはリアリティのある深刻な問題かどうか、実のところよく分からない。
心の弱さなんでしょうが、真偽は知らないが結構な患者数だそうです
多くは、パチンコによる依存症だと思われますが、
要するに、貧民だから仕事も手に付かず家庭破壊になり問題なんで、
枕紙屋の御曹司がカジノで野垂れ死してもそれは自業自得
博打なんてカネのかかる遊びをカネのない庶民に解放するのが間違い。
あれって、富裕層の贅沢な社交的遊びなんですよ。
貧民にはその懐具合に見合ったギャンブル(ローリスクローリターン)を提供すれば良いのですよ。
電動になる前のパチンコ台って長閑でしたよ。
高田馬場駅前のパチンコ屋さんって、景品が豪華でしてねえ。
ちょっとした本屋さん並みに景品の書籍が並んでいました。
お陰様で唐木順三全集を揃えられたのは、かのパチンコ屋さんの賜物。
そう言えば、中央線沿線だと、晩御飯の材料一式が揃うお店もあったそうです。
窮民に一攫千金なんて「悪夢」を見せちゃダメでしよう。
場所によりますが「一円パチンコ台」あります。
通常の玉貸し料の四分の一。同じ値段で四倍遊べます。
提案としては、最大の元凶であるホールに依存症対策特別税を課しましょう。
必要な対策費用を総台数で割り算して、税額を決める。
患者が増えれば増税。対策が功を奏すれば減税・・・なかなか合理的(笑)
2016年12月28日水曜日
ABCってなんだ?
まずもって・・・・
白痴番組(・・といえば言葉がすぎるが)を提供する放送局
ブラックな靴屋
潰れた本屋さん
ろくでもないことしか思いつかないが、日本雑誌協会の「印刷証明付発行部数」もABCです。
なんと、「オーディット」っていうから大仰なものです。
雑誌に掲載するCMの単価算定基準は発行部数らしいので、それなりの公式な数字が必要らしい。
しかし、雑誌と書籍(狭義の意味で)の違いとは実のところよくわからない。
書籍のある分野が雑誌で「複数の著者が執筆する定期的な刊行物」だとか・・・
何事にも境界線があり、ギリギリのところではあいまいである。
なんにしてもこの一般社団法人が四半期単位で一号あたりの平均印刷部数を公表していますが、
実に面白い。
対象は「雑誌協会加盟誌」だけです。
http://www.j-magazine.or.jp/magadata/?module=list&action=list
しかし、書籍はもとより雑誌も「委託販売」らしいので、印刷部数=実販売部数ではないはず
新聞紙のように「押し紙」問題は聞いていないが、実際のところはある程度の返品があるのだろう・・・
やはり雑誌の王様は「総合月刊誌」である(・・・べきという程度)
しかし
世界(岩波)
展望(ちくま)・・・・・いまは廃刊らしい
中央公論・・・・最古の歴史というだけで読売の傘下にはいったもんで親米愛国保守路線雑誌となった。
は、加盟誌でないのかあまりに悲惨な部数なので非公開なのか知らないが、思うに見る影もない
あの「世界」なんか、図書館でしかみたことがない(図書館しか買わないというウワサも・・・)
名門書店もいまや銀行管理とまで言われている。
フローはボロボロでもストックの価値は物凄いから潰れてもなんとかなるだろうが、アカデミズムの衰退ですねえ。
ということで・・・「文芸春秋」程度が載っているだけ。
なんとかという毎度ぼろくそに批判するなんとか文学賞の掲載時だけ売れるような有様で、オピニオン誌としての価値は・・・疑問。
ネットのオピニオンサイトよりははるかにましだが、なにぶんインパクトを感じさせる記事に最近は出会わない
昔は定期購読してたんですがねえ・・・・
ということでいまやセンターは総合週刊誌
月刊誌がだめでも週刊誌で頑張る文芸春秋社。
二番手以降は、現代、新潮、ポストの団子レース。
どれとっても、時事スキャンダルがウリ。
医学記事をウリにしている週刊誌もありますが、
真偽は・・・・DeNAのキューレーションサイトと似たり寄ったりかも(・・・ってなんとも言えない)
一応医学博士某曰く・・・ってことになってますが、鬼面人を驚かすような医学知識を振りかざせば売れるってことがねえ・・・
まあ、電車の中の吊り広告で読んだ気になる(笑)
ビジネス誌だと・・・・日経ビジネスとプレシデント。
多少高額な情報誌を複数定期購読してますから、内容評価するに至らない。
その他雑多な女性向け週刊誌は・・・・・そもそも読んでる女性ってみたことないんだけど(?)
まあ、本当によい雑誌って、かような統計数字には表れないものらしい。
知らなかったが「暮らしの手帳」ってまだあるらしい。
朝ドラのおかげらしいが、部数激増のおまけがついて(やっぱり質が再評価されたんですよ)相当な部数らしい
広告を掲載しないモンで、発行部数の認証を必要としないのが王道かもしれません。
話し戻しますが、雑誌と書籍の違いは「広告の有無」だ。
そのうちに「広告付の書籍」が絶対に登場するかも・・・・(笑)
2016年12月27日火曜日
釣り落した魚は大きかったか?
これだけ公開本数が増えますと「話題作」ですら見落とすことが多い。
いわんや、映画祭だとかひっそりと公開される佳作ともなれば・・・・
なもんで、それなりにプロモーションコストをかけたにもかかわらず、蝸牛が足を運ばないのにはそれだけの理由があるのだが、、、
作品一覧(シネマトゥデイのインデックスより)からあれこれと話題作を探すに・・・
ブリッジ・オブ・スパイ : トムハンクスって真面目で芝居がくさいのですよ。
パディントン : アニマルものは嫌いなんです
ザ・ウォーク : これは単純。「高所恐怖症」なんです(予告編も眼をふさいでいました)
ニューヨーク(眺めのいい部屋売ります) : フリーマンとキートンの初共演作ですから見ておいてもよかったかな
不屈の男(アンブロークン) : 捏造反日映画だと思いますし・・・別に公開妨害をしようとは思わないが・・
ホールインマネー(大富豪トランプの危ない遊び) : 再公開しないかねえ(笑)
偉大なるマルグリット : そのうち「マダムフローセンス」と二本立てで場末にくるだろうが・・・(あの歌声をもう一度聴こうとは・・・)
オマールの壁 : 最近は話題にならないが、イスラエル問題が来年の紛争の核になる!(見るべきだったかも)
フィフスウェイブ : プライムでならみてもいいかな
追憶の森 : なんか辛気臭そうでねえ
マックウィーン(その男とルマン) : パピヨンのリバイバルは見ましたが・・・
サウスポー : 定番の感動ボクシング映画ですが、どうも感動の押し付け売りみたいでねえ
ラザロエフェクト : 死者の蘇りってお好み・・・プライムを待っています
エクスマキナ : 同上
フラワーショー : 場末の二番館で待ってますよ!
ボヴァリー夫人 : 記憶にない(見たような気もするが)
ライオットクラブ : グラマースクールの美少年映画って、何をさておいても・・・のはずが(泣)
奇跡の教室 : 二番館でかかってましたが優先順位がねえ
栄光のランナー : ベルリン五輪でのジェシーオーエンスって大体予想がつきますから
ストリートオーケストラ : 好きな素材ですから、近々二番館でかかるはずだ
ニンジャタートルズ : 好みじゃない
チリの闘い : まだ映画後進圏にはこない(泣)
ジェーン : 「シェーン」のデジタル版上映と勘違いして足を運んだが・・・
PK : インド映画は敬して遠ざける(笑)
マイベストフレンド : タイトルからしてやな感じ
ブルゴーニュで会いましょう : ワインは見るよりも飲むほうがいいに決まっている
ブレアウィッチ : もういいわ!
これ以降はこれから公開ですから、略。
棺桶リストにのせておくようなものは少なかったが、一応「二本」かあ。
で、ご期待の向きは「見た映画の中でカネ返せ!映画ランキング」はどれ?」ってことになるんでしょうが、
どんな愚作でも、作り手はそれなりに全身全霊を傾けているはずですから、鑑賞家ごときがあれこれいうもんじゃない。
小ばかにしたように批評する連中には 言い返せばいいのですよ
じゃあ、お前が作って(演じて)みろよ
2016年12月26日月曜日
勝負師の青春
切符売り場の前で、思案すること数分・・・ヤッパリやめて「築地」の映画にしよう。
格闘技映画は、アクションをウリにする大衆娯楽の王たる映画の得意技。
しかし、同じ格闘技でも「知的格闘技」となると、まだまだ映画の表現力では手に負えない。
元来「囲碁将棋さらにチェス」は格闘技である。
体を使うだけが格闘技ではないと、当り前のことを散々に言っているが、まだわからないのかねえ。
だから、アスリート=体力バカ だと思われている。
知的でないやつは所詮何やってもダメなのよ・・・
聖の青春
ちょっと話題の映画。
実在の棋士ですが、不治の病に侵されながらも命を削るようにしながら名人に挑戦・・そして夭折
映画の上での名人は羽生さんです(身長はともかくも雰囲気をよく似せて東出昌大が演じていますのでこの部分は見る価値ありげ)
主人公は、松山ケンイチ(体重を大幅に増やしての熱演・・・だそうな)
大河ドラマで味噌をつけたが、あれは演出家なり脚本家の失態。
伊勢平氏って野卑じゃなく、都平氏に近い存在なのですが、関東源氏みたいに薄汚く描いてしまった。
なかんずく、清盛は忠盛の嫡男ということになっていますが、後白河院の寵姫である祇園女御の子供(つまり実の父はミカド)
今回相応に汚名挽回できたのであれば重畳なのですが・・・ってことで最初のデーゼにかえる。
将棋映画の定番は「王将」
知る限り四回くらい映画化され・・・どれもこれも変人奇人の成長(出世)譚と思えば
名だたる男優が演じているのですから一応鑑賞に堪えますが、将棋の本質に肉薄するものではない。
この映画も、別に将棋でなくともいいのですよ。
余命いくばくもない少年(青年)が家族や周りの理解と支えで目標に一歩一歩進んでいくっていう・・・
まあ、倭人が作ると湿度100%にしかならない代物・・・としか思えないもんで、こういうの一番苦手なんです(笑)
稀代の天才集団を描いたものって、たいしていろいろあるわけじゃない。
中平邦彦さんの「棋士・その世界」くらいなもんか・・・講談社文庫にもあるみたい
チェス映画だと、ボビーフィッシャーの世紀の一戦を描いた「完全なるチェックメイト」
これも、天才=変人奇人というステロタイプ刷り込み版。あまり感心しない。
やはり格闘技映画は、かような知的ではなく肉体的に限る。
となれば・・・やっぱりボクシング
多くのスポーツでもフィジカルコンタクトがあれば映像になりやすい。
アメリカンフットボールがそうなんですが、防具をつけてますので一歩後退
その辺ボクシングは生身の戦い(ハズレになりにくく、どれをとってもどこかにとりえがある・・)
ということで「ロッキー」なんかじゃなくて、最高は「レイジングブル」
ミリオンダラーベイビーも捨てがたいが、これはテイストが少し違う。
2016年12月25日日曜日
スピンオフ映画のセオリー・・・ローグワン
実のところ「SW」とは、ダースベイダー卿物語である。
ファンはよく知っていますから、彼が最大最強のコンテンツなのである(だからフィギアの売行も多分一番)
エピソード(以下E)1から3は、ダースベイダー卿青春編
E4から6は、ダースベイダー卿(親子)葛藤編って感じになる
E7以降は全貌が見えないので今時点コメントなしですが、ダースベイダー卿相伝編みたいですなあ。
従って、スピンオフ版ともなれば、
主人公は全くの別人あるいは本編の脇役である。
本編の大きなモチーフや流れから大きくかけ離れてはいけない。
本編の主人公はそれとなく登場しなければならない。
というセオリーに沿って作られるのが通例で、ローグワンもその点は忠実です。
有り体に言えば、E4の前日譚
それも、極めて近時点。
まさかE4の細部の知識がないまま映画館に足を運ぶ・・・ような無謀な観客は居ないだろうが
そういう素人にはオススメできない作りになっている。
知っていると、シタリって気になるんだよねえ😇
レイア姫が登場しますし、オビワンの存在が仄めかされます。
なんちゃって、私の出番だと言わんばかりに・・・シリーズの最高ヒーローが登場です。
E4を見てますと、全体の流れよりも彼のステイタスは低く描かれてますが、このさい細部の矛盾には目をつむる。
思えば、スピンオフ作品なもので、無惨な展開です。
反乱軍からの支援も得られず、ただ大義のためだけに生還期し難い無謀な作戦に参加するローグワンのメンバー
予想外に全員が玉砕。キャラクターの再利用が出来ません
デススターに惑星ごと粉砕されるわけですから、まさか命からがら・・・はないわなあ。
いったい誰が言ったんだ?!
ヒロインのジンアーソ(フェリシアジョーンズ)がのちにルークスカイウォーカーとの間にレイ(デイジーリドリー)を
身篭ったなんて・・・
蝸牛プロフィールメイトの一員だったのに、残念なことに散華したのですよ(号泣)
不確実な情報によれば、フェリシアは、更に出演するオプション契約にサインをしているらしい
ということは・・・幼年期からアウトローに成長までの空白の期間が映像化される可能性もある。
全ては興行収入しだいか?・・・・ならすでに当確!ですよ
2016年12月24日土曜日
時代は、happy winter !
素直に・・・というか無意識に「ハッピークリスマス!」と言っている時代はシンプルだった。
理屈っぽく言えば、
クリスマス=キリスト+マス(礼拝)という意味らしいから、非クリスチャンにとっては宗教的侵害である。
キリストを信じる西洋人だけがセンターに座る時代が終わり、多極化時代だと思えば、普遍的な振る舞いが要求されても
致し方ない・・・と思うかどうか
今や、ハッピーホリデー! と言わねばならないらしい。
アメリカンでは、十二月は、ユダヤにとってはハヌカのお祭り、アフリカンはクワンダの祭典。
どんなものかよく知りませんし、どの程度普及しているかも知らない。
少なくとも、映画に登場したという記憶は皆無。
さらに言えば、イスラム系やアジア系はどうする・・・・ホリデーですらない。
知恵者は何処にでもいるようでして
ハッピーウインター!
ワクワクウキウキする時期だと、なんでもこの言い方が流用できますねえ😇
超意訳を試みれば.......ええお日柄どすなあ(笑)
相手の立場を慮るってスタンスからすれば、
相手の立場に立っての挨拶の仕方が美しい所作であるっていうのが倭の精神。
宗教に鈍感だとか理解が足らんとか言われる筋合いがない。
この点に関しては、新渡戸稲造先生が悩み抜き「武士道」なる名著でその精神性の高さを実証してくれていますので
安心すればいい。
もっとも、読んだことはおろか知りもしない・・・と言われればそれは論外。
しかし、生き馬の目を抜くような国際社会では通用しない寛容の精神です。
しかし、宗教の不寛容性が前に出る時代は、歴史的もあまりよろしくない時代と言えます。
そう思えば、来年も不幸な時代が続くのですよ。
2016年12月23日金曜日
世紀の「贋作」?!・・・・曜変天目
一部の好事家が大騒ぎをする新たな「曜変」天目茶碗の発見!
その道半世紀の骨董鑑定家が太鼓判を押し、その額たるや二千五百万円也。
その金額で曜変天目が手に入るなら、手持ちの書画骨董を処分して即金で買う、、、が(笑)
まあなんともいかがわしい匂いがする。
現物見てませんし、それなりの鑑定家の判断ですから、
頭ごなしに偽物とまではいいませんが.........
世界で4番目の曜変天目が、たったその値段?
まずこの所有者って古美術愛好のセンスゼロだわ。
美術品の価値には出自伝来の筋の良さも問われる。
成金まがいがもってましたじゃ、品のいいコレクターは眉をひそめる。
曜変天目が茶碗の世界で如何なるものかも知らなかったのか?
ちゃんとした場で専門のキューレーターに鑑定をねがうものであり
バラエティ番組の鑑定じゃなあ。
仮に本物でも品下がる。
万人が認める曜変天目は、世界に三碗しかない。
全て倭国の国宝。
天目にもそれ以外に、油滴、灰かぶりなんとかかんとか分類は様々。
最高級ランクが曜変天目ですから、数もしれておりちゃんと当時からリストがありまして
伝来も明らかであり、あるいはある時点で行方知れず。
三好長慶由来らしいが、子孫がその価値も知らずに物置にほりこんでいた・・・・
何ともねえ・・・現物鑑定が一番とは言え、史料上の裏付けがあるのでしょうか?
贋作かと言われると、実のところ、曜変天目は現時点で再現は出来ていないと言われます。
微妙な火加減とか釉薬の配合とかたまたまの神の気まぐれで出来上がるもの。
最後に、写真を見る限りですが、なんとも貧相です。
曜変天目のなかでも最高と言われる稲葉天目に比べるのは気の毒ですが、ほかの二碗にも見劣りするように見えます。
曜変天目という以上は、碗のなかに銀漢が燦ざめくような風景が広がり、光の加減で幾重にも変化する様がありませんと・・・
なんにしましても、美術史上の大発見の可能性も有りますから、ちゃんとした鑑定検証をしてほしいものです。
曜変天目でなくとも、本物の建窯の天目であれば重要美術品程度の値打ちはあるはずです
最後に、TVでお宝持ってる事が分かるって、税務署が舌舐めずりする事と思わなかったのかしら?
守秘義務契約を交わした上で、鑑定を密かに依頼し、本物であれば、個人蔵という形で美術館の目玉として貸し出す。
貸出料は、振込先が美術館としれない様に銀行振込をさせるって常識じゃんか(笑)
登録:
投稿 (Atom)