2016年9月22日木曜日

僕はガチガチの保守なんです。


寒村からはるばると街中のコンサートホールに足を運んだのは、浮世の義理。
後期ロマン派のツインピークスのシンフォニーなんかは、敬して遠ざける。
管楽器と打楽器がやたらと不協和音で自己主張しますからなあ。
加えて、マーラーじゃなくて、ブルックナーの九番
第四楽章を欠く未完成版の割に長尺。
かなり過酷です。
しかし、完成していればさらに長くて演奏の機会がなくなったかもしれない(笑)


音楽は、ピアノか弦楽器のオールドテスタメントに如くは無いが自論だし、信念。
均整のとれた端正なスタイルがやはり至高である。
しかし、コンサートにはいろんな楽しみ方がある。
佐渡裕さんが率いるPACオーケストラは、演奏家が多士済済。
メンバーリストをみるに、なんと11か国から。
東洋人がユーロの音楽現場に武者修行は当たり前だが、若い演奏家にとって
倭国でのキャリアって将来役に立つのかねえ?
名が売れれば出稼ぎの魅力はありげだが.........

とかなんとか、演奏を聴きながら右脳はお馬鹿な事を考えて、
そのうちパトロンになってもいいなあってさもしいシタゴコロ交じりに、
オペラグラスで「品定め」を始めるのですが、メンバー表が実に面白い事に気付いた。

大和撫子と思しき演奏家が、35名。
結構ダイバーシティなのですが、これは音楽監督が単に若い女性がお好きなだけかも知れない。
その35名の名前なんですが、24名が、◯子では無い。
つまり、三割内外が、昔ながらの「なんとか子」ちゃんなのです。
実にオールドなのです。
最近の赤ちゃん名前ランキングには、全く登場しない古風系が蔓延ります。
しかし、彼女達は三十路前後。
今ほどでもなかったと思うだろうが、
実際に八十年代後半の年次別赤ちゃん名前ランキングの
トップテンには先ず登場しません。


科学的根拠はともかくも、言霊思想なるものがある。
美しい字を付ければ、キラネかどうかは別に、良き人生が
おくれると思い願うのが親の情。
我が子を音楽家にしたいのならば、ネーミングは◯子に如かず。


十歳で神童と言われた美形のキーボード奏者が、いまや只の主婦でしかないのは
命名を間違えたのが主因だったのです!
次が生まれ、仮に雌ならば絶対に名前はこれですよって進言しよう。


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