春先早々に村役場から案内が来ますが、面倒なものでほっといたりするものだから、昨今は秋受診に定着してしまった。
近くの老開業医の診療所に足を運び、ランクアップしたフルコースに効果性には疑念をもちつつもアラカルトまで(鼻からの胃カメラやらあれこれ腫瘍マーカーの採血まで)
毎年の健康診断の効果性には疑問がないわけではない。個人的には早期に病気が発見できて簡単に治癒出来たことは皆無だし、そのような調査研究論文は聞き及ばない。
健康寿命がのびて医療費がホンマに削減できるのかどうかのエビデンスがありもしないのに、慣性の法則だけで無駄な予防医療を継続しているならば、これはこれで亡国の兆しだ。
ある研究機関のレポートの結語
健康診断が寿命を延ばすか、また、医療費の削減につながるかについては、以上述べたとおり明確なエビデンスが存在しない。
エビデンスがないというのは効果がないということではなく、わからないということだ。
理想的には、時間はかかるものの、現在は健康診断受診の法的義務がない人々に多数参加してもらって、健康診断を受診する人々と受診しない人々をランダムに分けて、数年後の差を見るランダム化比較試験を行うのが望ましい。そうすれば、エビデンスに基づく医療政策の実現に向けた大きな一歩になる。
そうなんです。
よくわからないけど長年やってるんです。
まったく無意味ではないが、本当に効果ある予防検診の試行錯誤中だということ
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