2025年4月4日金曜日

名馬と伯楽の値札

 


おしごとに対する対価に基準や標準があるのかどうかは分からないが、使用者側が払える範囲がそれを決める。ない袖は振れないのだ。

世界をマーケットにしていれば自ずと、、、国内市場だけならその限りということ。


世界標準ならば、、、

一流の名馬の価値は二億ドルないし一億ドル(年間)

スポーツの種類により生涯賃金換算をすれば、馬鹿馬鹿しいくらいの報酬水準は逆にライフが短い競技

されば、、、一流に値する価値はざっくり一億ドル!だと思えばいい


したがって日本市場でしか通用しないプレーヤーの価値は、、、世界に占める倭國のGDP比率は4パーセント程度からして、、、NBPの実態からすればそんなものか(多少の違和感はないではないが)


一方で、伯楽のほう

アメリカンだと、監督やHCの最高年俸は一千万ドルくらい、、、この格差が、妥当か相当かアタシには分からない。


しかし、韓愈の雑説に曰く、、、


世に伯楽あり、然る後に千里を走る馬あり

名馬は常に有り、而るに伯楽は常に有らず


このコーティング理論が正しければ、誰のおかげで名選手になれたって思ってんだ!って事になる。

つまり、コーティングの価値評価がまだまだ不当かもしれないってこと



イチローさんの素質を見抜いたのは仰木監督だと言われているし、野茂選手をスポイルしかけた某監督はとてもじゃないが名コーチではないのかも(潰されそうになった野茂選手はMLBに活路を見出し成功したのは、、、逆説的に鈴木啓示さんは名伯楽だったのかも)



補足



佐々木朗希は夏の岩手大会決勝で登板を見送り、チームは敗れ甲子園出場を逃した。

佐々木は決勝までに4試合、435球を投げており、準決勝では129球を投げていた。

その後、監督は決勝当日の朝佐々木の歩き方を見て、高校3年間で一番怪我のリスクが高いと感じ、登板回避を決断したことを明かした。

それに対し、張本勲は「絶対に投げさせるべきだ。怪我を怖がったんじゃスポーツをやめた方がいい。楽させちゃダメだ」と発言。


どっちが名伯楽かは歴史の評価かもしれないが、なんとなく、それいけドンドン昭和のパワハラ風は鈴木啓示さんと同じに見えます。


プロになり、パーフェクトゲームを達成し、無難にMLBデヴューだから、、、甲子園に出る事が最終目標なら兎も角、、、、

朗希クンは、その当時泣きじゃくり猛抗議をしたらしいが、、、今になってわかったかも




2025年4月2日水曜日

サウスポー

 


ある海外ドラマのワンシーンです


マエストロ(指揮者)といわく因縁ありげな美形のバイオリンソリストは、腕前も思想もラジカル。
ステージから観客を罵り、マエストロをなじり、途中で演奏放棄
かような無礼な様は聞いたことがないではないが、なんとサウスポーのバイオリニスト。
バイオリンの演奏技術は後天獲得資質ですから、日常生活は左利きという演奏家は珍しくはない。
千住真理子さんもそうらしい。
しかし、バイオリンをサウスポーで弾くケースは、楽器の問題やらなにやら、、、皆無に近いはず
確かチャップリンは、サウスポーで演奏をやったが、あれはボードビリアンだから許される。
まあ、思想的にレフトだからって洒落でしょうが、普通の先生は生徒さんに許さないと思いますよ。
とんでもなくワガママで傲慢で・・・でも天才だったのでしょう。
演奏スタイルは、まるでパガニーニの再来
ちなみに、演奏曲はシベリウスのニ短調のバイオリンコンチェルトだった




2025年4月1日火曜日

象牙の塔やら

 



多義な意味合いがあるようですが、一般的には畏怖と揶揄の念を込めての高踏な権威を意味します。

仰ぎ見るイメージかな?

その派生なんでしょうが、コスチュームの連想から

白い巨塔

赤い巨塔

黒い巨塔 とか

最高裁判所
現在、最高裁の建物は三宅坂にあります。

70年代半ばに竣工。

司法の権威を最大限に鼓舞するスタイルが、賛否両論だったと思われますが、個人的には大好きです。
法と秩序とはなにか?ってことを正義の最後の砦らしく至高のスタイルで具現してます(それを実現しているかどうかは論じないが)

大昔見学に行っただけの記憶しかないので、その辺の情報を参考に・・・
延べ床面積が60千平米で、たしか勤務する要員は数百人のはず・・・
凄いですねえ・・・一人当たりの床面積。
ケチな民間企業だと、一人当たり10平米もありませんよ(泣)


しかし、どうみてもあの色彩は「黒」じゃない。
色彩美学的には、、、雲井鼠(くもいねず)
っていうのが一番相応しい
でぇ・・どんな色彩かって?
かの「定本和の色彩辞典」にはちゃんと出てますし、大事なことは「ねず」が正しいということ

北原白秋は、城ヶ島の雨で「利休鼠」をリキュウネズミと詠わせていますが、これは白秋が無知だという事に他ならない。

彼は名家の子弟ですから名門時習館に入学しましたが、成績不良(素行不良も?)で放校されています


ねずみでもねずでも、それはさておき、、、

あの石板には、最高裁判所ではなく、最髙裁判所と彫刻されています。

正字は「高」であり「髙」は異体字。俗にタシゴタカという。画数は多くなりますがこちらの方が書きやすいからか苗字では結構あります(ウィキに一覧表がありますが、なんとまあ髙村薫さんを外してますから引用に値しない)

常用漢字でも人名漢字でもないから、名前で使われることはまずありません。


重要な公的組織名称に異体字を使用するなんて、、、今の石板が1947年に最高裁判所という名称を初めて使った時のものか、今の建物が設置されたときのものかは知らないが「その時の最高裁長官の揮毫」をそのまま使った可能性が高いし、前述のように毛筆なら絶対にハシゴタカの方が書きやすい。