ある意味で、怒鳴る度との付き合い方は「単純で簡単」だろうって思うんですよ
若き日のドナルド・トランプは、かの悪名高いロイ・コーエン(赤狩りマッカーシーの懐刀だった弁護士)から授かった三つのルールを崇拝し、今もその「教え」のままの行動様式のようである。
先ずは官邸官僚や外務省、経産省スタッフ、当然ながら石破総理以下の関係閣僚群はこの映画鑑賞し事前学習をやって、、、いるくらいなら右往左往右顧左眄する訳はない。
実にシンプルな三つのルール(映画の台詞では)
always attack,
never admit wrongdoing,
always claim victory, even if defeated.
一連のトランプ関税政策の手口はまさにそのお手本通りです。
硬軟取り混ぜた関税税制の発令と修正の繰り返しという波状攻撃
反作用は承知の上で間違いは認めないし、狼狽して恭順する相手には一時の飴玉(反発すれば、更に鞭から棍棒)で結果的に間違いは修正される。
たとえ負けていても、勝利の日まで手を緩めることなく「勝つまであと少し」と絶えず獅子吼していればいい(要するに犬笛を吹きまくればトランピアンな大衆は信じ込む)
古典的な自由貿易体制を逸脱し、国際協調体制を崩壊させかねないとかなんとか正論を論じ説得すれば、、、なんてファンタジー。
詭道には詭道で対抗するのが一番と考えるしかないのですがねえ。
講孟箚記(松蔭の著作)に限らず、孔孟の教えに慣れ親しんだ倭國は、王道は覇道より上だと信じており、覇道は長続きしないとも思い込んでいる。それは間違いではないが、、、
覇道の時代には王道だけでは生きていけない。
倭國のアメリカからのコメ輸入量は40万トン弱で、国内消費の5%に相当します。
怒鳴る度の言うところの「700%の関税負担」は誤解というのはそうだろうが、そんな物言いよりも破壊的な高関税率にも関わらずアメリカ米のファンがいる事実云々みたいな詭弁と媚言から会話を始めることの方が効果があると思いますよ。
ダラダラやってれば、そのう落ち着くところに落ち着く。
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