暦の上では、六月から八月。
体感的には、五月になれば、、、、
卯の花
不如帰
五月雨
早乙女
はな橘
蛍
水鶏、、、、、
もはや、初夏の風物といっても寒村陋屋界隈ですら見かけないものが多くなった、、、というか、早乙女は既に絶滅した。
今時は即物的に、、、冷やし中華、カキ氷とか
すでに、サンダルに半袖ハーツパンツファッション
三島江に茂りはてぬる
葦の根のひとよは 春をへだて
来にけり(良経)
春の色の
とどめがたみの夏衣
たつ日もけふになりにけるかな(俊成女)
後鳥羽院主催の歌合の夏の和歌
どちらも、春から夏へのひとまを歌材にしてしますが、誰が見ても優劣は、、、
判者急死のため無判(つまり引き分け扱い)
歌合の判は、忖度の塊。貴種の和歌に負けはない。
せいぜいが持(引き分け)ですが、そう露骨にもできませんから、、、、
なお、三島江は、摂津高槻あたりの歌枕です。
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