2025年4月30日水曜日

記憶の奥底から、、、いたずら書き

 



玉葉和歌集の恋部
作者は、贈従三位為子(後醍醐天皇の愛人)


もの思へば
はかなき筆のすさびにも こころに似たる
ことぞ 書かるる


雰囲気はじつによくわかる。
つれづれのまま、なんとなく物憂くいたずら書きの筆先には無意識に気にかかるあれこれを書き連ねている、、、とかなんとか

恋歌ですから、愛しい彼の名前なんかを書いてしまったのでしょうか

王朝美學の恋の歌は苦しいものと相場が決まっていますが、こんなタイプの和歌もまた嬉しくなる。



実は、頭の中はこの和歌よりも、大昔観たテレビだか映画のシーンが占領してしまい、タイトルとか主演女優とか、、、なんだったかなあ?


孤独で無一文で行くあてもない若い女が、車中で新婚まなしの富豪の若夫婦と知り合う。誘われるまま食堂車でアレコレ惚気話を聞かされ、あまつさえ結婚指輪を嵌めてもらったり、、、そのうちに列車の脱線転覆の大惨事

若い女が気がつくと病院のベッド

ベッドに書かれた患者の名前は富豪の若い妻。彼女の指輪をしていることから誤認されたらしい。

富豪も死亡し、実家や親族への妻の御披露目の旅の途中の事故のため、、、誰もがなりすましに気が付かないし、彼女もなりすましていることを言いそびれ、退院して富豪の未亡人として、居着いてしまうことになった。


ある日の、物憂き昼下がり。

便箋にアレコレ書き散らかしているうちに、本当の自分の名前をいたずら書き。


あのいたずら書きは、慌てて捨てたのだが、、、ゴミ箱にも何処にも見当たらない。

それから、彼女の周辺に不穏な事が起こり始める



その後どんな展開だったかも記憶にない

プロットからして、海外ミステリーの翻案くさいが、、、気になって毎晩眠りが浅い


ヤフー知恵袋でお知恵拝借しようかなあ




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