まあ、この外題は読めません(^^)
なんちゃって通称の「め組のけんか」が有名ですから。
通俗芸能らしくケレン味タップリ。
血の気の多い消防団員と相撲協会の力士のいざこざ。
化政期の史実らしいが、仲間内だけでの揉め事は結構だが、
司法の手まで煩わすなよなあ。
最終的には相撲協会有利に断が下りました。
が、歌舞伎の世界ではめ組の棟梁が主役ですからそうはいかない。
あずかりって事で、事は治る。
故勘三郎のイナセな演技がなかなかのもの
河原の小屋掛けの演目に相応しいドタバタ
大衆のエネルギーを感じますが、小屋内でカタルシスを感じて発散してしまうと困るわなあ。
寺山修司さんなら言いますよ
小屋を捨てて街に出よう
江戸時代の治世の要諦は、適当なガス抜きにお目こぼし。
河原者に苗字なんてとんでもないはずが、何故か黙認。
瑣末なことの揚げ足取りなんか愚の骨頂ってもんです。
しかし....歌舞伎の名跡って興行目的にコロコロつぐなよなあ。
誰が誰だか訳が分からん。
先代のイメージが伝説になるまで待てないのか。
早めに襲名するって不吉なんだよ
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