2017年12月13日水曜日
Purge ・・・嫌な感じ
秘めたる社会性や寓意性も剥き出しの暴力描写の中に埋没し、
ただただ興味本位のホラーアクションでしかない....
なんて批判的批評にめげていては映画社会じゃ尊敬はされないが興行価値が全て!
過去の三部作のパフォーマンスは(単位は百万ドル、制作費と世界興収)
3/89
9/112
10/119
累計では、22百万ドルかけて3億ドルも稼いじゃいました!
一般に映画製作の総原価(プロモーション費を含む)は、
制作費の二倍もあれば充分。
興行収入は興行主と折半ですから、40百万ドルで150百万ドルの儲け。
タックスヘイブンに資金を隠してパラダイスな南の島で
アーリーリタイアすれば、良いとおもうのですが、シリーズ4を準備中
天下の素浪人が一番なのに、やめりゃいいと思うがなあ(^^)
時代は2020年代の経済破綻したアメリカ
渦巻く不満解消と経済再建の一番手っ取り早い方法は
貧困層の間引き
新しい建国の父なる連中が考えた事は
年に一回12時間だけの一切の犯罪のモラトリアム
富裕層は脱税に勤しむのでしょうが、
そんなものは絵にならず、ひたすらに殺し合いの連鎖
貧乏人同士が殺し合い、白人が黒人を殺し、ヒスパニックが富裕層を襲う....
なんともアホらしく荒唐無稽で..と言いたいが、
マジョリティの民度なり、指導者の選択を見るに嘲笑っているだけじゃ済まないかも。
別にアメリカンってことじゃなくて、世界的に普遍的な価値(寛容と言えば西洋的ですが、
中庸と言えば東洋的)が揺らいでいるのは共通の懸念。
ヒットするのも案外そういうことですかねえ。
映画人って案外鼻が利くのよね。
シリーズ3のサブタイトルって・・・・実におぞましい
アマゾンプライムにはシリーズ3がオンエアーされてます。
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