2017年12月7日木曜日

口汚く罵れば....キワモノ



興行というべきかショービジネスでもいいが、所詮は「キワモノ」
売れてなんぼ・・・
スキャンダルこそが飯のタネ・・・
糞にたかる銀バエと同じ。


アイドルがベランダから飛べば・・早速に新曲。
曰く「さよならのバルコニー」
新地のホステスと北浜のエリート商社マンの心中があれば・・・「お初徳兵衛曽根崎心中」


ジャーナリズムの気骨だとかナンチャラ・・ちょっとあざとい。
毎度は大衆娯楽をつくっているくせに定期的にオスカー狙いの高尚系の作品を作ることからして
あまり尊敬はしていない大監督
それに、大物のオスカー俳優が二人も絡んで・・・オスカーレースの大本命だとか。

オスカーの作品賞のノミネートの条件は様々ですが、
まずもって前年のうちにLA地区で一週間以上有料上映をやらんとあかんのですが、
この映画は、12月下旬から限定上映されるそうです(上映場所は不詳ですが当然決まっています)
全米公開は、一月のどっかから


どっかの国のマスメディアに比べればはるかに骨格がしっかりしていることは否定しませんが、
描き方ってありますよねえ。

お話は、かのペンダゴンペーパーの開示をめぐる物語。
何とかゲート事件と並ぶ歴史的なスクープなんですが、
毎度思うのは、報道の自由とか表現の自由に守られたグリーンゾーンにいるマスコミではなく、
本当に偉いのは守秘義務違反とか、かするだけで赤い血が流れるリスクゾーンに身を置きながら
輿論に「知らせるべき」と苦悶した内部通報者でしょう。
そういう良心を描かずして、リベラルとか良心的知識人の真似事はしてもらいたくはないって・・・


映画をみる前から批判的言辞は弄すべきではないが、
ほっとけば諸手の賛辞が見え見えですから、
プロ映画鑑賞家として言うべきことは言っておかねば(キリリ!)
聞きおよぶに、かのプレジデントに対する姿勢だとか...
バタバタと予定変更で泥縄で作ったとも。




そういう意味で「スノーデン」はいい映画でしたよ。
ペンタゴンペーパーズの事件では、機密文書漏洩の発端となった
エルズバーグ博士は、機密漏洩や窃盗でしょっぴかれ、
なかんずく、医療情報まで盗み出され個人的な信用失墜の
瀬戸際まで追い込まれた。
彼がどの程度に描かれているかで「真価」が問われます。



なもんで、これもご紹介!


スピルバーグのキワモノよりも絶対にこちら!!

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