2017年12月19日火曜日

これでもかと「不安商法」




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金持ち老人を目指すならやっておくべき対策
・・・・下流老人にならないために、現役時代からできることを考察してみたいと思います。

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かような香具師の口上めいたことに耳を傾けるものではないが、
なにかと不安心理を掻き立てるメディアの陰謀もあってが、ついつい現役世代でなくとも読んでしまうようですねえ


1)社会保険に加入しておくこと
2)マイホームを買っておくこと
3)老後も働くこと
4)副収入源を作っておくこと
5)お金のかからない生活スタイルを作ること


・・・とかなんとか(苦笑)
個々にはそれらしいが、子細に読めば合成の誤謬が見えてくる。
なんとわなしにシルバービジネスのお先棒を担いでるって気もします・・というかズバリそういうこと

1項は信託系なんかが推奨する個人型確定拠出年金のすすめだし、
2項は都会近郊での賃貸併設住宅が手招き、
3項のように死ぬまで働け!って・・・まあ健康なベテランを安くこき使いたい企業の腹の底が見えます。
働いて収入が増えれば年金が減額される(働いて収入を得ることで総額は増えますが)仕組みの中で労働意欲が高まるかいな。
4項はどうも金融商品よりも不動産投資のおすすめ・・
最後は早い話が「田舎暮らし」ですが、質素倹約勧奨なんて余計なお世話
贅沢は「敵」ではなく「素敵」だって昔から決まっています。


どれをとっても自助努力でなんとかしなさいという論調ですから推して知るべき。
いつから憲法が保障するあまねく国民に「健康で文化的な生活を提供」するという理念が希薄になったのでしょうねえ。


天下の素浪人はかような「財務コンサルタント」まがいの猫なで声には耳を傾けないことにしてます。


なもんで・・最近働きだしました!
不良債権回収やら信用不安会社対策とか非弁行為一歩手前のアブナイお仕事を含む企業経営者
但し「不定期な暇つぶしで無報酬」を条件にしています。
が、旅費交通費とか調査研究費(含む交際費)は際限なく請求します(^^)
でないと最高裁判例からして弁護士法72条違反。

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