2025年12月15日月曜日

仇討ち

 


討ち入りを「記念する日」という方が正確かも

元禄十五年十二月十四日は太陽暦だと一月末頃ですが、歴史年表的にはその時の暦法に従うのが慣例みたい。



鐘は鳴る鳴る 夜明けの鐘が
古き習いは 消ゆれども
消えぬ恨みは 仇討つ人の
憎しや仇討つ 禁止令


報復の原理はどこにでもある
目には目を歯には歯を・・・
しかし、単なる復讐心の比喩だと考えてはならない。
正確な理解を言えば「仕打ちと報復のバランスを取りなさい」とことです。

日本古来の「仇討ち」はなんでもかんでも許されるわけではない。
対象は尊属(親あるいは長兄)に限られ、事前認可制で、認可されれば認可状が発行される、、、つまり限定付き「殺しのライセンス」が貰えるのだ。
しかし、私刑の一種であることには変わりなく、国家による刑罰権独占の前に明治6年太政官布告で、禁止とされた。

史上最大にしてダントツの人気仇討ち劇は「赤穂浪士による吉良邸襲撃殺傷事件」
当時の法理からしても国家により認知された制度としての仇討ちに該当しない。
主君とはいえ、主君の仇討ちは子ないし弟の特権でしかないから単なるテロ行為。
獄門さらし首で当然のところ・・・武士の情けというか世論の後押しで切腹と相成ったのは、被害者の気持ちに寄り添うとかなんとか情緒的な感情は、法秩序を歪める、、、が、国民性ですかねえ(^^)

今時もこの辺りはまったく変わらない。

既に社会的に制裁を受けていることも考慮し、量刑を減じ、、、よくある判決要旨だが、誰も異論をとなえない。


邦画全盛期には、オールスターで必ず大作仕立てで小屋にかかったものだし、映画衰退以降もテレビ化や視座をかえたり、外伝風になったり、、、、


歌舞伎だって、冬は仮名手本忠臣蔵だが、夏場は東海道四谷怪談(忠臣蔵の外伝です)



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