本作を劇場公開にこぎつけるまでの苦難は大変だっただろうって、テレビ番宣での天海祐希の舞い上がる様をみれば、実によく分かります。
元総理の射殺事件やら総理大臣役(市川猿之助)の奇妙な犯罪で度々の製作延期。
代役でなく猿之助本人のままであれば、作品の出来映えはどうなっただろう?
しかし「微妙なタイミング」での公開でした。
舞台設定は無論現在の東京あたりの「いま」
季節は超大型台風来襲ですから、2025年秋頃
ストーリーのキモは空白の10分、、、つまり「25年前の航行中のヨットの上の殺人だか傷害致死事件」の真相。
事件は2000年の夏か秋に起きたことになりますが、罪状はさておき、重要参考人は現職の総理大臣ですから、事は穏やかではない。
映画としては、現職総理大臣をお縄にするわけには行かず、自然災害の終結を踏まえて辞任で落着(なんとも唐突感)
ヨット上での事件映像だと、殺人だか過失傷害致死だか判然としないが、再捜査するってことになっています。
殺人ならば公訴時効はありませんが、傷害致死なら20年です。時効中断事由如何ですが、時効成立の可能性が高い。
でも、事故か事件か、、、当時の目撃者はいないし、当人は「雑談」でいろんなことを喋っただけ。
嫌疑不十分で落着かな?
井上由美子さんの脚本には定評があるのですが、あちこちにかなり無理な設定です。
テレビ版でのエピソードを巧く絡めて、、、なんでしょうが、観ていないアタシには隔靴掻痒だ。

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