2016年11月10日木曜日
予想は何故に「悪しき」方向に外れるのか?
未来予測が確実に「当たれば」・・・こんなつまらないことはない(笑)
所詮は「神の領域」であって、ヒトザルが「馬鹿笑オンナが有利とか怒鳴る度が漁夫の利」とか勝手に予想するものではない。
まあ、予想屋って職業もありますし、それで飯食ってる連中も多い。
細かい得票分析は、はずれ予想をやらかした識者が色々と後講釈をやってくれるからそっちにまかすとして・・・
なんだか英国離脱国民投票も含めて、世界はあんまりよろしくない方向(つまりインフェルノの世界)に進んでいるのかもしれません。
世界は「不寛容」になりつつあるような気がします。
衣食足りて礼節を知るということが正しいのであれば、世界全体は「貧しくなりつつ」あるのです。
人口ボーナスではなく、真の生産性向上等に基づく成長か?といわれれば、それは疑わしい。
全体が成長していても、その富が偏在化すれば、全体感としては貧しくなっているってことになる。
クラッシックローマの衰亡は・・・いろんな説がありますが、
多様性を飲み込むような寛容さが無くなったことがトリガーとなって移民政策に失敗した・・・って
なんか最近見たような光景と二重写しに見えます。
議会制民主主義を通じてではなく「直接行動」に出ようって機運も強くなった。
まるでSWの世界(笑)
機能不全となった民主的な共和国に取って代わったのが「帝国」
取って代わられる前に・・・ってありげな話です。
既成の政治勢力に飽き足らず、サードパーティに一定の支持が集まる・・・
破天荒になにか(なんでもいいから)新しいことをやってくれ!って気持ち
これらへの支持がエシュタブリシュな馬鹿笑オンナの足を引っ張ったって構図は、ありげな仮説である。
既成秩序なるものは絶えず批判にさられれるわけですし、惰性や慣性の法則も働くし、
いつもストレッチとブラッシュアップを繰り返せるように
しておかないと・・・民間企業ならつぶれるのですよ。
ある種の「諦観」
どうせそうなるんだから「逆張り」でもって、心の底にある天邪鬼精神。
確かにねえ・・・一族が王朝化するって北朝鮮と変わらない。
それでも業績を上げて歴史的に肯定される存在ならそれでもいいが、
少なくとも90年代以降クリントン・ブッシュファミリーの評価はあまりよろしくない
っていうのが、あちこちの評価のようである。
まあ、風雪に耐えてというのが歴史評価なので、最近の大統領は損する傾向にはありますが・・・
そう考えれば「二世議員や三世議員」がたむろする国ってどうなっているのかねえ?
歴代43人の大統領の評価ランキング(数年おきの政治学者や歴史家の評価結果)ですが、
最近では、ニクソン以降絶望的な評価とまではいかないが、さして高い評価は誰も得ていません。
よくて平均並み・・・・
33 ハリー・S・トルーマン — 09 08 08 07 07 07 07 05 07 07 07
34 ドワイト・D・アイゼンハワー — 22 11 09 11 12 08 09 09 09 10 08
35 ジョン・F・ケネディ — — 13 14 tie 08 10 10 15 08 18 14 15
36 リンドン・ジョンソン — — 10 12 14 15 13 12 10 17 15 18
37 リチャード・ニクソン — — 34 34 28 25 23 32 25 33 26 32
38 ジェラルド・フォード — — 24 23 23 27 32 27 23 28 28 28
39 ジミー・カーター — — 25 26 33 24 25 19 22 30 25 34
40 ロナルド・レーガン — — — — 16 22 20 26 11 08 16 06
41 ジョージ・H・W・ブッシュ — — — — — 18 31 22 20 21 22 21
42 ビル・クリントン — — — — — — 16 23 21 24 18 22
43 ジョージ・W・ブッシュ — — — — — — — — — — 23 19
戦後だけを掲載しますが、レーガンが多少ましですかねえ。
ハリウッドの二流俳優上がりがって馬鹿にされたことを思えば、
案外「変人奇人」のたぐいって上手くいくかも・・・でも泥鰌が二匹いるとは限らない。
未来は闇です。よくわかりません・・・
2016年11月9日水曜日
ヒトザルを襲う
食物連鎖のピラミッドの頂点に立つ・・・ってこの地球の支配者ってことですが、
個々のヒトザルは、非武装状態ではか弱い存在である。
そのか弱い存在が、地上に君臨し、我が物顔に振舞い、環境容量の限界以上にのさばる・・・って耐えられないって思う生き物がいるはずだ。
アニマルパニック映画なるジャンルがある。
か弱いヒトザルを襲うパニック映画である。
まずもって「サメ・鮫」である。
あの傑作「JAWS」のおかげかしら、亜流が山とある。
あとは・・・
アリゲーターあるいはクロコダイル
スネークまたはアナコンダ
ベアーだかグリズリーもありましたなあ
実の所、一番怖いのはヒッチコックの「鳥」だが、これはパニックではなくスリラー映画だ。
最後はどれを取っても最後はヒトザルの判定勝ちなんですが、この映画ではとても勝てるては思わなかったが・・・・
はい!ネバーギブアップですねえ。
お手軽な17百万ドル程度の制作費で全世界で一億ドル以上の興収ですよ。
スクリーンに登場するのは、たった七人。
ヒロインは見覚えがあるのですが思い出せません・・・ググるに、アデライン・百年の恋の主演女優だった。
2016年11月8日火曜日
久野綾希子さんという方
もう何度目か忘れました。
上演している国内の街は大抵足を運びました。
幸いにして都会ばかりなので、出向くのに不便ではない。
NYまで行ったのですが、さすがに終演間近でチケット確保失敗し、泣く泣く「シャンプー」を観て
帰ってきました。
CDやらDVDもいろんなバージョンで持ってます。
ロンドン公演のキャストは肉付きがよく野良に見えない(笑)
グッズも毎回買います......が、日用品系が多いのは、さもしい生活感かしら?
パンフレットも最初の頃は、毎回買ってました。
本棚の奥から初回公演のパンフレットが出てきました。
このころは、グリザベラに久野綾希子さんがキャスティングされてます。
そう言えば、彼女って音楽的表現力の割にダンスになれば、
微妙にテンポが遅れる
足が上がらない
でも、結構なお年になったとおもいますが、まだショービジネスの世界におられるようです。
大阪公演は四度目の十六年ぶり。
一番よかったのは、いまはなき難波の「大阪スタジアム」の仮設劇場。
野球場の中にテアトルがある・・・・まわりは野球の観客席。
一時期は住宅展示場なんかにもなってました。
宮部みゆきさんの「火車」にもこのスタジアムが登場します。
次はいつかと考えれば、行けるうちに行かないとなあ・・・・
2016年11月7日月曜日
医者の不養生紺屋の白袴
http://d.hatena.ne.jp/high190/20100315/p1
なかなか便利なサイトですねえ。
学内不祥事なんかあった際の「対応」の方向が見えてきます。
企業版もあるといいのですが、知る限り大同小異ですから・・・・
三田の色魔という方が適語かもしれませんが、そこはそれ・・武士の情けですから、陸の王者と言いますよ。
陸の王者に限らずですが、不祥事なんんかが起きると今迄上目線で訓戒的に垂れるやからこそ、自分がその立場になると
底の浅い稚拙な危機管理対応を演じてしまう。
実際に事件が報道通りなものかどうは判然としませんが、そうであればあるほどやるべき事をキッチリやるべきと言うことになる。
本件に関しての陸の王者の公式リリースは本当に少ない。
どうも、塾生限定のHPで情報開示をおこなっているように思えます。
従って、隔靴掻痒の感があるのですが、こういう告示を出しましたって公式HPに張り出すってことのようです。
10月4日に、なんとか研究会の解散命令を出したことを12日にニュースリリース。
その意図は、未成年飲酒という解散理由以外に裏があるという情報を否定するのが主目的であって、
捜査権のない大学では事件の真相追及は出来ないと居直っています(笑)
キャンパス自治って言葉はどこにいったのでしょうか?
10月21日に、事件の有り様を録画したものを大学としては確認していないという釈明のリリース。
最後に「厳正な処分は推移をみて」がこのリリースのキモ
11月3日に、関係者6人(と言われています)に処分されたと報じられましたが、ニュースリリースはまだです。
無期停学が二人
譴責が二人
あとはよくわかりませんが、無罪放免・・・かな
問題は処分理由。
学則188条違反らしいのですが、学則が確認出来ない・・・公開しないのか?
曰く「気品を損ねる行為」があったとのことですが「気品」とはねえ・・・苦笑
この大学に限らずですが法学部教授であれば、法律案に斯様な表現があれば、構成要件該当性が明確でなく冤罪の温床になるって
絶対に言うでしょう。
推移をみた結果、厳正な処分をなされたって事ですが、どうみても飲酒程度で無期停学はありえない。
問題その一は処分に差がある事ですが、その判断が正しいとすれば、刑法178ノ2条の適用は難しいって事になりますが・・・
動画も残っているそうだから、そういう事なんですかねえ?
問題その二は、事後の処分変更が出来るような学則らしいって事。
絶対にあってはならないとは言わないし、被告の不利益にならないのであれば再審請求もありますが、
こんな話は聞いた事がない。
一事不再理って重要な処罰原則ですが・・・・
ネットでは、甘い処分って非難轟々ですが、その辺のネチズンのレベルなら軽挙妄動しますからまあいいですがね。
普通なら・・・役所が特にそうですが、休職を一旦命じておいて、事実認定が確定した時点で正式処分と言うのが王道です。
学則に休学命令があるのかどうか知りませんが、企業ならば当然にある制度(懲戒の区分ではなく)です。
この程度じゃ、一流ブランドが地に堕ちるって事でもないだろうが、一事が万事。
どっかの広告の王者も悲惨な事になりつつありますので、蟻の一穴、他人の不幸は省みて己を正すって大事なんですよ。
なかなか便利なサイトですねえ。
学内不祥事なんかあった際の「対応」の方向が見えてきます。
企業版もあるといいのですが、知る限り大同小異ですから・・・・
三田の色魔という方が適語かもしれませんが、そこはそれ・・武士の情けですから、陸の王者と言いますよ。
陸の王者に限らずですが、不祥事なんんかが起きると今迄上目線で訓戒的に垂れるやからこそ、自分がその立場になると
底の浅い稚拙な危機管理対応を演じてしまう。
実際に事件が報道通りなものかどうは判然としませんが、そうであればあるほどやるべき事をキッチリやるべきと言うことになる。
本件に関しての陸の王者の公式リリースは本当に少ない。
どうも、塾生限定のHPで情報開示をおこなっているように思えます。
従って、隔靴掻痒の感があるのですが、こういう告示を出しましたって公式HPに張り出すってことのようです。
10月4日に、なんとか研究会の解散命令を出したことを12日にニュースリリース。
その意図は、未成年飲酒という解散理由以外に裏があるという情報を否定するのが主目的であって、
捜査権のない大学では事件の真相追及は出来ないと居直っています(笑)
キャンパス自治って言葉はどこにいったのでしょうか?
10月21日に、事件の有り様を録画したものを大学としては確認していないという釈明のリリース。
最後に「厳正な処分は推移をみて」がこのリリースのキモ
11月3日に、関係者6人(と言われています)に処分されたと報じられましたが、ニュースリリースはまだです。
無期停学が二人
譴責が二人
あとはよくわかりませんが、無罪放免・・・かな
問題は処分理由。
学則188条違反らしいのですが、学則が確認出来ない・・・公開しないのか?
曰く「気品を損ねる行為」があったとのことですが「気品」とはねえ・・・苦笑
この大学に限らずですが法学部教授であれば、法律案に斯様な表現があれば、構成要件該当性が明確でなく冤罪の温床になるって
絶対に言うでしょう。
推移をみた結果、厳正な処分をなされたって事ですが、どうみても飲酒程度で無期停学はありえない。
問題その一は処分に差がある事ですが、その判断が正しいとすれば、刑法178ノ2条の適用は難しいって事になりますが・・・
動画も残っているそうだから、そういう事なんですかねえ?
問題その二は、事後の処分変更が出来るような学則らしいって事。
絶対にあってはならないとは言わないし、被告の不利益にならないのであれば再審請求もありますが、
こんな話は聞いた事がない。
一事不再理って重要な処罰原則ですが・・・・
ネットでは、甘い処分って非難轟々ですが、その辺のネチズンのレベルなら軽挙妄動しますからまあいいですがね。
普通なら・・・役所が特にそうですが、休職を一旦命じておいて、事実認定が確定した時点で正式処分と言うのが王道です。
学則に休学命令があるのかどうか知りませんが、企業ならば当然にある制度(懲戒の区分ではなく)です。
この程度じゃ、一流ブランドが地に堕ちるって事でもないだろうが、一事が万事。
どっかの広告の王者も悲惨な事になりつつありますので、蟻の一穴、他人の不幸は省みて己を正すって大事なんですよ。
2016年11月6日日曜日
環境容量
環境白書の一節の引用です。
空恐ろしいことを平然と書いていますが・・・・
---
WWFでは、ブリティッシュ・コロンビア大学で開発されたエコロジカルフットプリントを用いて、
世界の環境容量(地球が持続可能であるための環境負荷の最大値)を計算しました。
これによると、地球の一人当たりの面積は2.18ヘクタールであったのに対し、1996年のエコロジカルフットプリントは一人あたり2.85ヘクタールでした。
このように世界全体の社会活動は、すでに地球の環境容量を超えてしまっています。
わが国について見ると、わが国の国土が一人に対して供給可能な面積は0.86ヘクタールだったのに対し、
実際には海外を含めた5.94ヘクタールの環境を踏みつけているとされています。
---
政府の公式刊行物に引用されるくらいですから、このWWFなる国際的なNGOはまっとうで信用できそうにも思えるのですが、
アングロサクソン系の陰謀団体の噂も絶えず、怪しげな商業活動も行っており、
まあなんとも評価しがたいというのが正直なところ。
グリーンピースもそうですが、エコ団体ってどうも胡散臭い。
---
WWFの「生きている地球レポート」によれば、
既に1970年代に社会経済活動は地球の環境容量を超えてしまっているといえます。
そして世界中の人々が日本人並みに環境に負荷を与え続けるとすれば、地球がもう1.7個必要ということになります。
---
地球上の多数のヒトザルが倭国を含めた先進国並みの健康で文化的な生活を享受していないがゆえに、
いまが何とか維持されているってことも、この計算に間違いがなければ多分そうなんだろうってことになります。
---
国連の世界人口推計(中位推計)では、2050年の世界人口は、
アジア・アフリカ地域での急増により1998年の約1.5倍に増加すると予測されています。
また経済規模も、アジア地域を中心とした中進国・途上国の大幅な成長が見込まれています。
現在すでに、人類社会が持続的であるための地球の環境容量を超えていることを考慮すると、これまでの延長線での人類社会の拡大は不可能です。
環境容量を所与のものとし、その制約の中で資源やエネルギーの効率的な利用努力を重ねながら、
これまでの人類社会の発展の方向性を見直していくことが重要です。
---
なんともあたりさわりのない無味乾燥な(言い換えれば無責任な)結語の文章です。
ほんとうに「計算」が正しいとすれば、全地球的大問題であってうだうだと国際会議ばっかりやっている状況じゃないはずですが
ヒトザルとはそこまで鈍感な生き物なのでしょうか?
対策はある意味単純で、
環境容量に見合った生き方に変える(安楽で便利な生活を全人類的に捨てるっていうか未開土人なみ生活で我慢すること)
環境容量に見合ったヒトザルの数まで「間引き」をする(積極策と消極策がありえます)
資源の効率性の劇的「向上策(賞味期限なんて言わずに腐る寸前まで食べるとかGMO食物の大量生産とか・・・)
どれをとっても総論賛成各論反対どころか総論すら賛意をもらえない(苦笑)
一番現実的にありげなのは「なにもしない」・・・つまり自然の摂理というか神の見えざる手にゆだねるということかもしれません。
2016年11月4日金曜日
アトムエゴヤン
何でしょうか?意味不明なカタカナ熟語。
アルメニア系エジプト人と分かれば相当なものです。
カナダ籍の映画監督である事を知っていれば脱帽。
多分ですが、彼は預金通帳の残高ではなく才能で国籍取得したと思われます。
アルメニア人に芸術的才能があるかどうかはつまびらかにしませんが、
商才に関してはユダヤ人以上といわれています。
オスマントルコ帝国の繁栄を財政面で支えたのがアルメニア人ですが、
同時に彼らも財を成した訳で、一般のトルコ人からは
羨望
嫉妬
の対象でもあったようです。
つまり「緑色の眼をした邪悪な怪物」がうごめきだしたのです。
彼の監督作品は「サスペンシフルな卓袱台返し」が得意技。
嫌う識者も多くて、毀誉褒貶半ば。
最近の作品は酷評ばかりですが、蝸牛は、嫌いじゃない・・・
今ひとつは、あの「アルメニア虐殺」テーマ
事件だか事故だか判然としません。
犠牲者も、20から180万人
トルコ政府は当然ながら、ジェノサイドはなかったと主張し、
アルメニア政府は、ナチスがお手本にした組織犯罪とまで言っているらしい。
西洋諸国の一部では、虐殺否定発言禁止法まで制定されるにいたっている。
普遍的な正義と良心というよりアルメニア系住民の支持欲しさっとかんぐっていましすし、
中韓系有権者の投票圧力しだいで「反日言動」を繰り返しどうにでも動く政治家まがいの同類はどこにでもいるってことです。
あるいは「歴史戦への思惑」で動く向きもあるようです。
なんちゃら大虐殺とやらがあったことになりそうな話題には理屈なしで飛びつく国ってあります。
日本政府の立場はより知りませんが、トルコと友好国だし・・・まあ想像はつきます。
蝸牛はどうなんだ?って聞かれても・・・勉強不足ですから「よくわかりません」としかいいようがない。
しかし、歴史検証すら法律で規制するって「学問や思想の自由」に反するということだけは確か。
まあ、そんなこんなことを背景にエゴヤン監督の新作登場
手紙は覚えている(現題に比べて・・・センスないわねえ)
あまりにも否定しにくい(・・・陰謀論を唱える人々もいますが)アウシュヴィツテーマに加えてお得意の「技法」
さらに、一部がそうであるようにシルバー産業化した観客への迎合と・・・てんこ盛り。
彼もこれ以上酷評が続くようだと、二度と映画が撮れなくなります。
あれから70年ですから、このような映画がつくれるのもそろそろ最後です。
主な出演者ですが・・・括弧はキリスト暦での生年。皆さんのラスト作品になるかもしれません。
クリスティプラマー(29年)
マーティンランドー(28年)
ブルーノガンツ(41年)
ユルゲンプロホノフ(41年)
お話が上手すぎてリアリズムには欠けますが、実に面白い。
映画評論家は・・・多分に冷ややかでしょうねえ。
ベネチア映画祭では・・・かすりもしなかった。
2016年11月3日木曜日
文化勲章の「悪口」
色々と「文句」はあるのです。
文化人(広義の意味で)最高栄誉に対して失礼も顧みず・・・でもなによりも失礼なのは「辞退あるいは拒否」でしょう。
嫌なら、打診の段階でお断りすれば角が立たない。
しかし、大江のように慣例的に親授せざるを得ない状況にあるとどうしようもないが・・・
過去の辞退者は筋の通った理屈のように思えますが、大江みたい子供っぽくされると困りますねえ。
単細胞なレフトでしか無いってよく分かります。
今年も「追贈」でした。
最近はどうして、ノーベル賞受賞者に対して文化勲章を親授するのでしょうか?
勲績卓絶だから文化勲章に値するわけであり、ノーベル財団がその価値を先に認めたってことは恥かしくありませんか。
価値基準が違うならば、かような慣例はおやめになるほうが文化勲章の権威が担保される。
なんとかという小説家が今年も受賞しませんでしたが、ま文脈からすればまずもって「文化勲章親授」を働き掛けるのか先ですよ。
しかしながら、作家(評論や詩歌は除外)の受賞者をながむるに・・・失礼ながら貧相な戦後小説の風景です。
安部や三島、清張、そして塩野(彼女は歴史家じゃないですから)のいない小説世界なんか考えにくいのですが・・・
それは最近は女流が多い。
長生きしたらもらえるってことらしいので、この辺はハンディです(死後追贈もあり得ますがやはり敷居は高くなる)
文芸評論家・歌人・詩人・俳人も親授されていますが、人数がきわめて少なく、さすがにって方々ばかり(逆言えば小説家の評価レベルにオブジェクション)
小説なんて文学形式は世界的にも脆弱矮小になり、文芸の王座を明け渡す時期なのにこの感度の悪さ(ボブディランの受賞ってそういう文脈なのですよ)
音楽家(西洋に限ります)って扱いが粗末です。
西洋画家はそこそこ親授されているのにこれ如何に?
小澤征爾だけですが、「世界のOZAWA」だというなら、世界で通用する日本の西洋画家って誰かいましたっけ?
毎年いうとりますが・・・内田光子さんに文化勲章を!
世界が認めても倭国内で認められないって選考される方々がおもっているような文化界最高の栄誉ならほしくもない!
それくらい気骨ある啖呵きって辞退してくれると拍手喝采なんですがねえ
彼女は不遇でした。
日本の音大をでていないから学閥の庇護が受けられない。
英国国籍取得者ですから、日本を見捨てたかのように言われる。
記譜記号を無視することの非難も激しい
なんちゃって、記譜記号の無視どころか演奏中に勝手に作曲するんですよ・・・つまりはタッチミスが多いのです。
でも、優れた才能とか演奏の感動は無視できなくて、デイムの称号を得てますし、十年くらい前の文化功労者にもなりました。
2016年11月2日水曜日
「虚構」だからの地獄編
陰謀史観めいた話は小説仕立てにすれば、ホンマかいなって胡散臭そうでも信じてみよう派が出来する。
いかがわしいダンブラウンの虚妄に騙されるほどお人好しでもないし・・・でも、荒唐無稽な説話としては面白い。
実のところ、マグダラのマリアがイエスの妻であり、南フランスに逃れたって事はなんとなく信憑性を感じる。
怪しげな基督教系陰謀団の存在もありげである。
この地球の環境容量はすでに限界を超え・・・って部分には激しく同意し、その元凶がヒトザルの爆発的人口増加についても
否定はしない。
放置すれば、地球の破滅もありえなくは無いし、半分程度「間引き」すれば・・・・って解決策にも一定の評価はしますが・・・
白熱授業的にはありげな話ですが、実際論としてはあり得ない。
何もしない
疫病でヒトザルの半分に死んでいただく
しかし、それ以外の解決策を考えるのがヒトザルの叡智ってもんでしょう・・・と反論は容易ですが、
その対案の実行が実に難しい。
この映画ではWHOが意外なほど実力行使含め大活躍するんですよねえ。
そうあれかし・・・ってことなんでしよう。
無宗教ですから、見えざる神の手という表現は使いませんが、なんとはなしに「自然の摂理」って信じてます。
多分ですが、地球誕生以来幾多の種の滅亡がありました。
地上の覇者であっても例外では無い。
そういう摂理が働く局面がもうすぐだろうって不吉な事は感じます。
巨視的な宇宙論的視座からすれば、余命・延命策は個であっても衆であってもある種滑稽なんだろうって思いますよ。
変に延命を考えるよりも、平安な境地で滅びていく方が倫理的って気がしてなりません。
ーー
ヒトザルの未来の為に、究極のトリアージュを目論む大富豪がヒトザルの半分を死滅させうるウイルスを
イスタンブールで巻き散らそうとする陰謀にいろんな組織が絡み合うストーリーなんですが、
気分良く「悪人とか人類に未来に必要性が少ないヒトザル」が優先的に死んでくれると嬉しいのですが・・・
受胎能力の高い若い女性
IQの高い若い精力的な男性
ばかりが確率的に高く生き残って欲しいという期待にかかわらず
こういう時に限ってマーフィーの法則が当てはまるように思えます。
2016年11月1日火曜日
サスペンスホラーは何故に怖いのか?
昨年の全米夏興行でのスマッシュヒットが周回遅れで倭国上陸
何故に受けたのか?
ウケるにはそれだけの理由がある・・・とううことでレシピ公開(再々公開かな?)
レシピ通りにつくっても、うまく仕上がるかどうかは分からない。
しかし、セオリーも無くやみくもでも結果は得られない。
ということで英国人数学者による「恐怖の方程式」
ーー
(es+u+cs+t) squared +s+ (tl+f)/2 + (a+dr+fs)/n + sin x -1
(注記)
squared 二乗を表す
es 段々と大きくなる音楽
u 未知のこと
cs 追跡シーン
t わな
s ショック性
tl 現実性
f 空想性
a 登場人物の孤立
dr 暗闇
fs 場所・設定
n 登場人物の数
Sin 三角関数記号
要するに・・・
段々と大きくなるBGM・未知のハプニング・追跡シーン・わなの和を二乗すれば「ショック度」が増す。
恐怖とは現実におこりうる状況のほうが観客に訴えかけ、さらに空想が「恐怖感」を増大させる。
そして、バランスも大切なので「現実性と空想性」を足して2で割る。
登場人物が孤立すればするほど、暗い場所であればあるほど恐怖感が増すので「孤立と暗闇と場所」を足して、
登場人物の数(n)で割ると「衝撃性」が表される。あと、どっちかと言えばホラー系は冬場がいい。
血の量を表す要因の効果的な使用もホラー映画には欠かせないが、
血が出すぎはかえって逆効果である点をsin x -1で考慮する。
以上が「完璧なサスペンスホラー映画」のレシピということである。
ーー
タイトルは、the Gift
同名が山とあり、それを狙ったかどうかは知らないが紛らわしい。
貰って嬉しくないはずが無いが、疎ましくなる事もある。
2000年版では、ケイトブランジェットはその「贈り物」・・・というより神から与えられた才能かな
実のところは、カヅキをたてる手段にすぎないのですが、巻き込まれ型で、サスペンスになります。
まあまあの出来栄え。
さて、今回・・・スマッシュヒットなんて信じられない出来栄え。
周回遅れでとはいえ、興行のラインナップにのせるなんて、まさにツナギ。
プロットとしては悪くない。
が、演出の緊張感がない。・・・・・でおわり。
方程式に照らし分析するまでもなく腕が良ければサスペンスフルになったとおもいます。
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