2016年11月1日火曜日
サスペンスホラーは何故に怖いのか?
昨年の全米夏興行でのスマッシュヒットが周回遅れで倭国上陸
何故に受けたのか?
ウケるにはそれだけの理由がある・・・とううことでレシピ公開(再々公開かな?)
レシピ通りにつくっても、うまく仕上がるかどうかは分からない。
しかし、セオリーも無くやみくもでも結果は得られない。
ということで英国人数学者による「恐怖の方程式」
ーー
(es+u+cs+t) squared +s+ (tl+f)/2 + (a+dr+fs)/n + sin x -1
(注記)
squared 二乗を表す
es 段々と大きくなる音楽
u 未知のこと
cs 追跡シーン
t わな
s ショック性
tl 現実性
f 空想性
a 登場人物の孤立
dr 暗闇
fs 場所・設定
n 登場人物の数
Sin 三角関数記号
要するに・・・
段々と大きくなるBGM・未知のハプニング・追跡シーン・わなの和を二乗すれば「ショック度」が増す。
恐怖とは現実におこりうる状況のほうが観客に訴えかけ、さらに空想が「恐怖感」を増大させる。
そして、バランスも大切なので「現実性と空想性」を足して2で割る。
登場人物が孤立すればするほど、暗い場所であればあるほど恐怖感が増すので「孤立と暗闇と場所」を足して、
登場人物の数(n)で割ると「衝撃性」が表される。あと、どっちかと言えばホラー系は冬場がいい。
血の量を表す要因の効果的な使用もホラー映画には欠かせないが、
血が出すぎはかえって逆効果である点をsin x -1で考慮する。
以上が「完璧なサスペンスホラー映画」のレシピということである。
ーー
タイトルは、the Gift
同名が山とあり、それを狙ったかどうかは知らないが紛らわしい。
貰って嬉しくないはずが無いが、疎ましくなる事もある。
2000年版では、ケイトブランジェットはその「贈り物」・・・というより神から与えられた才能かな
実のところは、カヅキをたてる手段にすぎないのですが、巻き込まれ型で、サスペンスになります。
まあまあの出来栄え。
さて、今回・・・スマッシュヒットなんて信じられない出来栄え。
周回遅れでとはいえ、興行のラインナップにのせるなんて、まさにツナギ。
プロットとしては悪くない。
が、演出の緊張感がない。・・・・・でおわり。
方程式に照らし分析するまでもなく腕が良ければサスペンスフルになったとおもいます。
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿