2016年11月10日木曜日

予想は何故に「悪しき」方向に外れるのか?


未来予測が確実に「当たれば」・・・こんなつまらないことはない(笑)
所詮は「神の領域」であって、ヒトザルが「馬鹿笑オンナが有利とか怒鳴る度が漁夫の利」とか勝手に予想するものではない。
まあ、予想屋って職業もありますし、それで飯食ってる連中も多い。

細かい得票分析は、はずれ予想をやらかした識者が色々と後講釈をやってくれるからそっちにまかすとして・・・
なんだか英国離脱国民投票も含めて、世界はあんまりよろしくない方向(つまりインフェルノの世界)に進んでいるのかもしれません。


世界は「不寛容」になりつつあるような気がします。
衣食足りて礼節を知るということが正しいのであれば、世界全体は「貧しくなりつつ」あるのです。
人口ボーナスではなく、真の生産性向上等に基づく成長か?といわれれば、それは疑わしい。
全体が成長していても、その富が偏在化すれば、全体感としては貧しくなっているってことになる。
クラッシックローマの衰亡は・・・いろんな説がありますが、
多様性を飲み込むような寛容さが無くなったことがトリガーとなって移民政策に失敗した・・・って
なんか最近見たような光景と二重写しに見えます。

議会制民主主義を通じてではなく「直接行動」に出ようって機運も強くなった。
まるでSWの世界(笑)
機能不全となった民主的な共和国に取って代わったのが「帝国」
取って代わられる前に・・・ってありげな話です。
既成の政治勢力に飽き足らず、サードパーティに一定の支持が集まる・・・
破天荒になにか(なんでもいいから)新しいことをやってくれ!って気持ち
これらへの支持がエシュタブリシュな馬鹿笑オンナの足を引っ張ったって構図は、ありげな仮説である。
既成秩序なるものは絶えず批判にさられれるわけですし、惰性や慣性の法則も働くし、
いつもストレッチとブラッシュアップを繰り返せるように
しておかないと・・・民間企業ならつぶれるのですよ。 

ある種の「諦観」
どうせそうなるんだから「逆張り」でもって、心の底にある天邪鬼精神。
確かにねえ・・・一族が王朝化するって北朝鮮と変わらない。
それでも業績を上げて歴史的に肯定される存在ならそれでもいいが、
少なくとも90年代以降クリントン・ブッシュファミリーの評価はあまりよろしくない
っていうのが、あちこちの評価のようである。
まあ、風雪に耐えてというのが歴史評価なので、最近の大統領は損する傾向にはありますが・・・
そう考えれば「二世議員や三世議員」がたむろする国ってどうなっているのかねえ?

歴代43人の大統領の評価ランキング(数年おきの政治学者や歴史家の評価結果)ですが、
最近では、ニクソン以降絶望的な評価とまではいかないが、さして高い評価は誰も得ていません。
よくて平均並み・・・・

33 ハリー・S・トルーマン     — 09 08 08 07 07 07 07 05 07 07 07
34 ドワイト・D・アイゼンハワー — 22 11 09 11 12 08 09 09 09 10 08
35 ジョン・F・ケネディ    — — 13 14 tie 08 10 10 15 08 18 14 15
36 リンドン・ジョンソン       — — 10 12 14 15 13 12 10 17 15 18
37 リチャード・ニクソン      — — 34 34 28 25 23 32 25 33 26 32
38 ジェラルド・フォード      — — 24 23 23 27 32 27 23 28 28 28
39 ジミー・カーター        — — 25 26 33 24 25 19 22 30 25 34
40 ロナルド・レーガン        — — — — 16 22 20 26 11 08 16 06
41 ジョージ・H・W・ブッシュ      — — — — — 18 31 22 20 21 22 21
42 ビル・クリントン           — — — — — — 16 23 21 24 18 22
43 ジョージ・W・ブッシュ            — — — — — — — — — — 23 19

戦後だけを掲載しますが、レーガンが多少ましですかねえ。
ハリウッドの二流俳優上がりがって馬鹿にされたことを思えば、
案外「変人奇人」のたぐいって上手くいくかも・・・でも泥鰌が二匹いるとは限らない。
未来は闇です。よくわかりません・・・


















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