ラーメンが国民食であることは否定しないが、倭の伝統食ではない。
従って、郷土ラーメンなる概念も嘘っぱちだと思っている。
町興しの道具にことさらな歴史性を付加する事は邪道だ。
毎度槍玉にあげるのが、和◯山ラーメンですが、今回は武士の情けでパスしよう。
あと数百年、この人気なり隆盛が維持できてはじめて和食なり、和の伝統食の戴冠ができる。
ラーメンの歴史は、開国以来たかが百年である。
ブラックバスのような下品で生命力の強さだけが取り柄で、
村々の伝統料理を駆逐する外来種なんですが、
どうも、日本人のルーツ同様に南方系と北方系で伝播されてきたらしい
という説は魅力的である。
奇しくも、ラーメンの聖地は九州と北海道・・・
美は辺境というが、食もまた然り。
外来種をうまく倭のテイストと融合させるような手練が得意なのが倭人。
なんとかそばって呼称している時代は中華料理風であるが、
いまや、全くの異種。
中華料理店でラーメン系をメニューに出すって結構な度胸。
グループ宴会の〆にシェアする為に注文する程度で、
ラーメン目的で
足を運ぶような輩は・・・いまや想像できない。
マンガ「美味しんぼ」では、隠し味にしょっつるを使うというエピソードが
でてくるが、必死で倭に同化しようとする意欲は分からなくはない。
だっから、作務衣の制服に紺や黒の中国人が好みではない和風の色使い。
これらの全体観を称して・・・ラーメンと愛国 なのである。l
しかし、愛国といっても、ナショナリズムやペイトリオリズムとは、
肌合いを異にする。
伝統美でもない。
倭人がさらに劣化するかもしれないことや純粋な倭のヒトザルが激減する
未来図を思えば、健康食とは言い難いラーメンは命脈を保っているのでしょう。
ラーメンを担ぐ連中には、地産地消とかスローフード運動には縁遠くその気もなさそうです。
極々マイノリティな店主で、その努力をしているらしいが、マジョリティーには
絶対にならない・・・ってことで続編は終了です。
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