2015年9月28日月曜日

宋家の三姉妹


オンナだてらに・・・(と言えば差別的ですが)

カネを愛する
権力を愛する
国家を愛する・・・ 女ならば、男か宝石でも愛していればいいのですが、

有史以来最大最強の姉妹たちはちょっと違うようです。


三姉妹といえば「国営放送の懐かしい大河ドラマ」・・・ですが、

岡田茉莉子
藤村志保
栗原小巻の 三姉妹が登場すれば、途端にお話はつまらなくなる。

詰まるところ「悪女」がいないから・・・
まだ、浅井家の三姉妹のほうが多少は(性)悪女の匂いがするが、それも程度問題
肉食系の悪女のスケールの足元にも及ばない。

リア王の三姉妹
シンデレラの三姉妹

いずれも、薄幸の末妹がそれらしく見えるのは、邪悪なお姉さまの存在のおかげである。
といっても、意地悪と「本来の悪」とは全く違う。


邪悪であることと悪女は当然に違う。
再度繰り返せば

可愛いオンナは、馬鹿でもなれるが
能力のあるオンナは、怖いオンナでないとなれない。

悪女とはそういう存在である。


宋家の三姉妹が、美人であったとは聞き及んでいない。
IQが高くて、理性的論理的かどうかも知らないが、魅力的な女性であったようだ。
浙江財閥の覇者、辛亥革命のリーダー、中華民国のオーナーが夫々に妻に迎えたのである。
その辺のボンクラてとは違う「目利き」があったのでしょう。
宋家自体が、それなりの地位ある存在ですので、政略結婚の意図があったことも想像させます。


国営放送の「三姉妹」と違って、この三姉妹が登場するシーンもなかなか面白い
しかし、なんちゃって彼女たちの配偶者の立ち居振る舞い。
三国志ではなく春秋戦国時代さながらの葛藤と欲望と謀略の世界。
表社会と裏社会が錯綜し・・・所詮こんな連中相手に質朴な倭人が叶うわけがない。
アメリカンには物量で負けたが、大陸では策謀(裏社会の使い方の巧拙)にしてやられた。




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