2015年9月30日水曜日

宋家皇朝余聞



西洋人の著者にとって、とりわけ興味を引いたのか、自他共に認める足フェチなのか、隠しておいた倒錯癖が無意識のうちに露出したのか、まあ、そんなことはどうでもいい。

本論の史上最強三姉妹をそっちのけで、纏足文化論を論じる。
岩波現代文庫判で、ざっと数ページ。
中華文明の恩恵には幾度でも「三拝九拝」をしてもいいが、宦官と纏足だけは、海を
渡らずによかったと思っている。優等生長男を自負する半島国家。
なんでもそうだか「うのみ」は、単なる事大主義である。

この悪風は、唐代末に始まるらしい。
漢族の美意識、足の小さいオンナは、それ自体性的にも美しい。不思議でもなんでもなく、シンデレラも、常人よりも足が小さかったようであり、西洋人も同様な美意識を持っていたことを想像させる。倭人だって、五枚コハゼの小振りな白足袋には、ぞくりとする。かといっても、幼児期より、足に布を巻き付け、、、後は引用すらおぞましい。纏足をした女性を侍らせた性的遊興風景にいたっては、性的興奮よりも吐き気をもよおす。
奇形の玩具嗜好なんか、健全な社会常識の対極。
さすがに、共産党政権下においては、廃絶されたとされる。人類に災厄しかもたらさなかった毛沢東の唯一の功績かも。
しかし、千年を超える習俗が、簡単に亡びる訳がない。上海や香港の魔窟では、密やかにサービスが提供されていると信じて疑わない。

知らない事は知るに如かず。


御誘いいただければ、案外ついていくかも(笑)

0 件のコメント:

コメントを投稿