2016年11月13日日曜日

深夜食堂・・・再訪





実際にあちこちにあるらしい。
NET上は、ちょっとした関連サイトの山
店主が、寡黙で訳アリ風なオトコかどうかは知らない。

文芸の王座をさっさと引退すればいいと思うが「小説」は、書くべきジャンルをドンドン浸食されている。
マンガ(漫画でも劇画でもいいが)の表現力が豊かになった・・・違いますねえ
才能が、小説からマンガに移動したんですよ。




かつて映画がだめになり、TVに移り、そしてCM製作者が頂上を極めるようになった・・・姿に似ています。
そのマンガが映画でよみがえるのも、因果かな?
昔と違って、映画製作システムがデジタル化されましたので、ある種参入障壁が下がったし、匠の技をCGで代用できるようにもなった。

原作マンガは、実のところ絵がきれいではないが、ちょっと滝田ゆうさんに似ている(・・・からファンがついたか?)
マンガをTV化し・・・まではいいが、それから映画化ってちょっと難儀だと思うのですよ。
所詮、市井のありふれた素描風の短編マンガですから、30分枠のTVにはもってこい。
しかし、短尺であっても90分の映画にするには荷が重い。
オブニバス風って方法もあるが・・・やはり、全体を貫く「なにか」がいる。
この程度は映画作家なら常識の世界であり、一話完結なんだけど全体で大きなストーリーが展開しているって昨今よくある作り方。

なもんで劇場版の第一作


田中裕子と骨壺を全体のモチーフって奇天烈なことをやったもんで・・・極私的傾向主義派からすれば抱腹絶倒映画に堕してしまった。
多少偉いのは失敗から学んだのか、つまらない小細工を辞めた。
ありていに言えば、

焼肉
焼うどん
豚汁定食

が脈絡もなく登場するだけのシンプルなつくり・・・まあ、これいいんですよ、この映画のタイプは(笑)
新しいファンを呼び込もうってな野心のない映画。


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