2017年2月11日土曜日
闇社会の守護神は会計士
普通は、ヒマワリのバッジをつけた専門家の事を言います。
ジンケンハと似たところがあり・・・と言えば炎上しそうだが、
依頼人の利益を守るためにはなんでもありと言うところは職業モラルとしては一般的なんですが
その手練手管の非常識なまでのあざとさが似てます。
実のところ、暇なのか、出版社に口説き落とされたのか、作家先生の気分を味わいたいのか
この手の著作が出回るから認知度も上がった程度の話でしかない。
刑務所に行かずに済むように汗かいてくれるコンサルタントは有難いだろうが、
もっと重要なのは「カネメ」だと思いますよ。
いつまで国税庁はお目こぼしをするつもりかね?
徴税権力の怖さは一般的には無類なんですが、何故か893、同和、宗教法人には甘い。
893税務って、一風変わった建てつけ・・・と言うか元来網掛けをするつもりも無かったようですが
任意団体の扱いですから、特段課税対象となる収益事業を行なっていないことになっている。
実際はあるはずだが、CODですから極めて補足が難しい・・・と言うのが行政の言い訳
法人登記が出来なくとも、法人格なき社団法人ですから、子供会やPTAみたいに会費を集めることはあってもいい。
上納金と言えば分かりやすいが、趣旨は運営経費。
収入ではないとされる。
どんな組織でもおこずかい帳くらいはあるだろうから、克明に調べれば、親分の収入であり、豪邸、高級車なんかに化けているのは明白で
課税回避していることはすぐにわかるはずだが・・・・上記のような事になる。
昨今は、多少腕力を振るい出したから、ソロソロ守護神は「会計士」にバトンタッチかも知れない。
どうしようもないハコ企業に無限定の監査証明を出す事を生業とするCPAがいますから、
いまでも結構守護神は蔓延っているのです。
The Accountant(ザ コンサルタント)
オリジナルタイトルだと倭国の観客には意味不明と思ったのか、
似て非なる改題を行なってしまったが、これはやむを得ない。
実際に公認会計士のミッションってよく理解されていない。
倭国と違って、カポネを所得税法違反でアルカトラズ島に収監した歴史を持つ国は収益をクリーンにし、課税回避することを
巧妙にヤってくれる専門家こそが守護神である。
あまりお好みでない、ベンアフレックさんの登場ですが、オスカーの世界ではなかなか著名なのですよ。
もっとも役者ではなく、製作者とか脚本家としてです。
役者の才能は・・・ゴールデンラズベリー賞の常連(笑)
そんな彼の為でしょうか、数字には滅法強くってアスペルガー症候群の病歴を持つ、特殊部隊の軍人の長男という設定ですので
演技が最後まで破綻しなかった。
別に眉をひそめるような
病気とも思えません。
対人関係が苦手で、孤独癖があり、一定の分野で特異な才能を発揮するって・・・そんじょそこらにいくらでも居ますが、
度が過ぎると精神障害児扱いされちゃうって事です。
お話としては、シナリオ的に破綻した部分があり、よく分かりにくい。
続編で追い追いと明らかにするつもりかも知れないが、やはり完成度の低い作品である。
ベンアフレックは、グッドウイルハンティングでオスカー脚本賞に輝いたくらいの才能があるんだから、人肌脱げばよかったのにねえ。
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