2026年2月26日木曜日

恐怖の大天使

 




ブラックぺアン(海堂尊作品)
ミカエルの鼓動(柚月裕子作品)

作品テーマとして手術ロボットがある意味で主人公です。
手術は外科医のメスの切れ味に依存しますから、卓越した技量は神の手とか手術室の悪魔やら、、、雅称とも畏怖的表現に事欠かない。

よくは知りませんが、手術ロボットはあくまで支援であり操作はヒトザルである医師が行うらしい
自動運転レベルに例えればレベル2とか3程度なのかしら?


小説的には経験の少ない外科医でも高度な手術がこなせるし、遠隔操作が理論的に可能と言われるが、、、絶海の孤島の患者に東京からネットワークを介して高度な心臓外科手術を行うってドラマティックだが、トラブルが発生したらどうするんだろう。


極私的な興味からすれば、そのメディカルロボットなる商品のネーミング。
世界最初のロボットの商品名はダヴィンチ(米製)
由来は言わずとも分かりますが、国産ロボットは火の鳥。外来製よりも安価で小回りが効くのがウリらしいが、ネーミング意図がよく分からない。
この辺りをそのままドラマ設定に使ったのがブラックぺアンに登場する「ダーウィンとカエサル」というロボット

一方で柚月版では、ミカエルという名称のロボットが登場します。
数ある天使の中では最上位をしめるのが大天使聖ミカエル。 
ミカエルの双子の弟はルシフェル(サタンの別名)
ルシフェルはミカエルと並ぶ神の使者であったが、傲慢で下剋上を企てたとして天界から追放されたとされる。同じ血が流れている兄弟、、、ということからして作者の意図あるいは暗喩を感じ取ることは難しくない。

よくある事ですが、神と悪魔はコインの裏表

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