早稲田の橋本先生の著作(講談社現代新書)を読む。多岐な統計データの解釈(解説)本であり、アタシがかいつまんでサミングアップしてみてもいいのですが、、、気が滅入る内容ですから、お手軽に要約ポイントを
要点3の後段について論ずれば選挙運動紛いだし、リベラル派が真剣に汗をかいてきたならば、こんな惨状にはならなかったかも、、、、
世の中には必ず「ブルジョアとプロレタリア」が存在するし、どちらも必要な機能だ。
資本家だけ労働者だけでは世界は回らない。
問題は、世代間階級移動がそれなりに行われているかどうかである。それなりには行われてきたが、高度成長期終焉以降その移動が停滞し、階級の固定化が顕著だと著者はいいます。だから、若い世代はそれを皮膚感覚で感じ取り「親ガチャ」と諦観と卑下感をもって共感するのです。
バブル全盛期、フリーターと称する新しいワークスタイルを「手放しで」持ち上げた連中はその罪万死に値する。自由な働き方とは不安定な働き方であり、労働組合も労働法制もろくに守ってくれず、悲惨な労働条件に甘んじざるを得ない。結婚も出来ない子供も持てないとは生存の再生産すら許されない存在だと、、、これはマルクス・エンゲルスすら想像出来なかった事であり、それがアンダークラスとして無視出来ない規模となっている(更にそのアンダーにガストアルバイターが二百万人?もいます)
政治はアンダークラスを支援してるとは思い難い。少なくとも彼らの政治参加度は各階層で一番低いのだから、政治を見捨てた有権者に政治は冷たいことからして容易に想像できます。
それを「無慈悲」という勿れ。権利の上で惰眠を貪る者は保護されないのは、ローマ法以来のプリンシプル。
憲法をどうするか?防衛政策の有り様は?、、なんてはなしは甲論乙駁。口角泡を飛ばして議論すればいいが、格差の固定化が持続可能な社会にとって良いわけがない事には論をまたない、、、筈だが
難儀な事に、昨今は「新自由主義的右翼」が跋扈し
自己責任論を振りかざし、それを甘やかす一定勢力がいるから始末に負えない。
日本の背骨とは「マスとしての健全な中産階級」であったという歴史的事実すら忘れてしまったのか
案外、新自由主義的右翼はアンダークラスは生存再生産が出来ないのだから、早晩消えてなくなりその穴はガストアルバイターで埋めればいいとでも楽観視しているなら、とんでもないはなしだ。
彼らは排外主義者でもあるから、排外主義が跳梁すれば、ガストアルバイターは他の国に行く。
国際的な「資源」の争奪には人材も含まれます。
高い頭脳の留学生を好条件で釣り上げる事を悪いとまでは言わないが、下層の3K職種の担い手だって居なくていい訳じゃない。
それをアンダークラス以下に搾取したりすればソリャ犯罪にだって走るし、そもそもロクな人財が来るわけがない。
総選挙となり、さまざまな「投票行動支援アプリ」ですが、シカトしてる訳ではないが「格差社会」を争点のセンターに据えてるものは見た事がない。群盲像を撫ぜるような視点では、夜明けはまだまだ先だ。


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