2015年12月9日水曜日

名作「七人の侍」を萌え系戦車戦アニメにすれば・・・・








味方でも親友でもないが、義を見てせざるは勇なきなり・・・ってことで
半ば負け戦に立ち上がったのは


黒森峰女学園     :西住まほ
聖グロリアーナ女学院 :ダージリン
サンダース大学付属高校:ケイ
アンツィオ高校    :アンチョビ
プラウド高校     :カチューシャ
知波単学園      :西絹代
継続高校       :ミカ


なんだか「七人の戦車道乙女」みたいです(苦笑)


文科省がどうしてあそこまで大洗女子学園を廃校にしたいのか?理由が定かではありません。
大人の「口約束」を信じた乙女たちが馬鹿だったってことで、哀れ・・・
しかし、決死の願いは、たった八両の元大洗戦車道チームの戦車隊が、大学センバツの三十両の
戦車群と殲滅戦(最後の一両まで戦いぬく・・)で勝利すればって、
駱駝が針の穴をくぐるような可能性にかけるのですが・・・多勢に無勢

そこへ、かつてのライバルたちが予定調和的に結集し、格上の相手に死闘を繰り広げるって
ファンにはたまらないしつらえ・・・(笑)
別に萌え系高校生が好きってわけでもないが、戦車は嫌いではない。
戦争アクションは、戦車が登場するに如くはない。

まあ、お話ですので結末は見えています。
勝ったのは、百姓ではなくて・・・高校生チーム
最後の一両は、黒森峰のパンターF。
大学チームのセンチュリオンを最後の最後に撃破するんですよ。

アニメ版では、大洗と黒森峰の決勝戦での姉妹対決で妹が勝つのですが、
ここはそれ、オネエチャンに花を持たせるって・・・まあニクイですねえ。
こんなアヴェンジャーズみたいな映画版を作ってしまえば、今後の展開はどうしようもないのですが
二年後に、ジャパンで世界大会が開催されるってことになっています。

2015年12月8日火曜日

どう呼ぶのが「正当」なのか・・・・




12月8日を起算日とするのが一般的である。
その意味で「太平洋戦争」・・・つまり真珠湾攻撃をもって開戦とする。
しかし、同日付けの開戦の詔勅では「大東亜戦争」という名称が使われている。

別に太平洋海域だけで戦闘行為が行われたわけではなく、東アジア全体が戦闘区域であった以上
後者のほうが正鵠を得ている。
しかし、敗者のネーミングは、勝者が嘉納するところにならず、とりわけ「大」なんて
戦争目的を正当化していると思われる表現である以上、
GHQ(要は占領軍)により禁止用語だとされ、
かような表現を使えば右翼のレッテルが貼られ、真っ当な歴史書であっても胡散臭く思われる。

一方で、満州事変以降終戦(敗戦)に至る期間をもって「15年戦争」という向きもある。
大東亜戦争という用語の対極にある表現であって、ある種の政治性臭さがある。
特段宣戦布告を行ったわけでなく(当方も相手側も)戦火が連続したことでもないので
不正確極まりない。
中華民国が、日独伊に宣戦布告を行ったのも12月9日であった。
お互いが宣戦布告もせずに局地的な紛争を繰り返せば、それは「事変」という。
開戦の詔勅では、戦争の相手方が「英米」だけであったが、中華民国が宣戦布告を行ったので
事後的に大東亜戦争の対象に追加したっていうのが歴史的事実。
しかし、宣戦布告がなかったから戦争ではないというのはあまりに意固地でもある。
実態面からすれば、やっぱり戦闘行為はあったわけである。

その他、様々な言い方があり、無難なところでは「第二次世界大戦」といっておくのが
一番マシかもしれない。


ところで、戦争という以上、絵になるような華々しい戦闘があってしかるべきであるが、

従前日本軍が一方的に惨敗したとされてきたノモンハン事件(相手はソ連)
有無も規模も定かではない南京事件

くらいしか思い浮かばない。
あちらこちらでゲリラ戦はあったようだし、
日本軍が前に出ると中華民国サイドは後ろに下がる。
乾坤一擲な赤壁の戦いのような大会戦で、日本軍兵士数十万人が殲滅したって寡聞にして聞き及ばない。

長征なるビッグイベントがあったようであるが、これは内輪もめに敗残した共産党が
一万キロ強を逃げまわった事象であって、兵力の九割が失われたって言いますから
とても英雄叙事詩には見えない。
結果、国民党政府と戦う力を喪失し、共同戦線を組むに至っただけでしかない。
当時の共産党は、国家として承認された存在でもなく、
コミンテルンだけが支援と指導する「イスラム国」みたいな存在であったと思えばいい。
今風に言えば「ローグネーション」である。


抗日戦争70周年勝利!!って言われても・・・
歴史を捏造・改竄することが伝統だし、そもそも「歴史」って学問ではなく政治だと
思っている民族ですので、物言いに対して真摯に批評する気になれないが、
ただ、センターはおろかベンチ入りすらしていなかったってことだけは覚えておこう。








2015年12月7日月曜日

その季節がやってきた(2)


極私傾向的2014年のベストはこれだって、以前に書きました(あえて順位はつけてません)

リスボンに誘われて
大いなる沈黙へ
ブルージャスミン
八月の家族たち
LIFE
ダラスバイヤーズクラブ
ゴーンガール
誰よりも狙われた男
ストックホルムでワルツを
インターステラー


今思えばってこともあるのですが、なかなかのラインアップです。
ところが今年は・・・(以下過去ブログから印象を思い出そうとしています)
年初に見た映画は

ストックホルムでワルツを
毛皮のヴィーナス
マップトウザスター
96時間
ビッグアイズ

多くはろくでもない(苦笑)
二月はよく言われるように・・・不作(だからかしら?珍しく邦画を見てますねえ)

特記すべきは「アメリカンスナイパー」くらい
個人的には「ドラフトデイズ」が好きなんですが・・・一般的には駄作扱い

3月、4月ともなれば、オスカーノミネート群がスクリーンに登場し、多少は華やかなになるが、
そんなんよりも、ずっしりと重いポーランドやウクライナの映画

イーダ
パブーシャの黒い瞳
トライブ

・・・ここまで書いて、疲れた。
この後で、更に重い「神々のたそがれ、雪の轍」って続くのです。

エスプリの利いたフレンチ系は・・・・

パリ燃ゆ
ボヴァリー夫人とパン屋

そんなことよりも今年は、テッパンのシリーズ物の登場目白押しのほうが話題的だ。

SW
マッドマックス
007
ターミネーター

まだ、今年って終わったわけじゃないし、年明けて気分が変われば評価も変わるかも(笑)






2015年12月6日日曜日

その季節がやってきた(1)

そろそろ、今年の回顧・・・

後世に伝えうるような芸術作品をヒトザルは生み出したのでしょうか?
時分の花はそれなりでしょうが・・・・こういうのがベストセラーとか興収ナンバーワンになります。
まことの花や如何?

まず、陋屋の書棚を見る。
年初と変わりませんねえ・・・・相当数の書籍を読んだはずですが、古典的な蔵書を押しのけるようなものは
なかったらしい。
例えばですが・・・

二十世紀の資本(これはオフィスの机に鎮座してますが、来客に対するこけおどし用)
茶色の朝(作者の危惧する「世界」って・・・現実になりつつあるのですよ)
21世紀懇話会報告書(力作のわりに話題にされなくて残念・・・是非を含めてよく議論してほしい)
東芝「不正会計」第三者委員会報告書(その後の報告書もしかりですが、負の意味で歴史に残る)

その他「乱読本系」はあまたですが、書き留めるほどでもない
古典も相応によみましたが・・・懸念は岩波文庫版「太平記」
六巻本ですが、遅れ遅れでやっと第四冊まで・・・・
角川文庫版は、校正者(岡見正雄先生)ご逝去により中断。
今回はなんとか完了するまで頑張ってください!


次に「絵画系」ですが・・・・これはもう「永青文庫での春画展」につきます。
画集も、通常の展覧会の図録に比べるとちょっと高価でしたが、買い求めました。
R18って注意書き付きですので、書棚のセンターに構えるわけにはいかず・・困ったことです(苦笑)



--- ということで「映画編」は次回でも


2015年12月5日土曜日

伊拉克叙利亜水滸伝



頃は北宋徽宗帝の頃。
暗愚としかいいのようのない皇帝であるが、天は何を思ったか画人の才能を与えてしまった。
この点にかけては中国史上の天才といえるのでしょうが、経世的には余計にまずかったようである。
徳のない治世者を持てば、国土は土崩瓦解し、跳梁跋扈するのは犯罪者か反乱群


山東省あたりの海抜ゼロメーターの大沼沢にあったのが梁山泊
犯罪者が巣食うカスバみたいな場所である。
今や有志の巣窟ってことでネガテイブ感は払拭されたが
そもそも的には良い子が立ち入る場所ではない。
法治国家の網が及ばず・・・言ってみれば「ローグネーション」
ある程度の規模感ともなれば、上九一色村のサティアンみたいなもので、
相応の統治のメカニズムが働き出す。
組織を支えるのは、ロジスティクスである。
フロントで勇ましく銃刀を振り回すだけが能ではない。
まずもって先議事項は「カネ」
組織経済を支え、医務・工務・物流・・・一隅を照らす様々な専門技術者こそが組織の宝
北方水滸伝では、塩の密売が経済を支えていました。
伊拉克叙利亜の水滸伝の世界では・・・・オイルに人質ビジネス


輜重輸卒が 兵隊ならば、
蝶々トンボも 鳥のうち、
電信柱に 花が咲く


・・・なんて言ってるから、我が皇軍は、敗退したのですよ。



さて、梁山泊の水滸のあたりの百八人の国家モドキ集団ですが、実質支配地域を拡大しつつ
軟弱な政府軍を翻弄し・・・ってことで物語はすすむのです。
中華の最高の知性は、まずは韓非子を読み、第二集団は孫呉、三国志なんかを有難がるのは
養い難い婦女子のたぐい。いわんや水滸伝のような小説は稗史以下

なもんで、様々なバリエーションが作られます。
権力者に阿るように、帝に投降し、北狄防衛で玉砕していったりとか・・・
何時の時代でも、帷幄に謀を巡らす陰謀屋はいるわけで、策謀にひっかり、
歴史的には「革命の裏切り者」として消え果てていく。



いまや世界的には乱世の時代(・・なんでしょうか)
強大であるはずの国家が手を焼く梁山泊モドキの反乱軍があちこちに群雄割拠する。
テロなき世界を目指して、連衡合従とでもいうのでしょうか「宣戦布告のない戦争」が繰り広げられる。
戦争なき世界はいつ到来するのだ?
テロなき世界が終わるとは思えず・・・戦争なき世界も幻想でしかない・・・のかねえ。
敵の敵は味方って考える向きがある以上、いかにローグネーションであっても利用価値がある。
けだし、国際政治は道徳から解放された存在である。

連衡合従ともいうべき国際政治の策動は「ゴルティアデスの結び目」よりも難問。
手を握りながら足を蹴飛ばすのは当たり前。
右手で握手し、左手には匕首を隠し持つ
なんとか中心外交なんて空理空論に浸っている余裕はない。
命と暮らしは自分で守るって当り前じゃないか


アレキサンダー大王のように、一刀両断しか解法はないというのがオチなんですが・・・・
英雄が活躍する時代が民草にとってシアワセな時代かどうかは知らないが、
英雄が必要とされる時代に英雄が得難い時代は不幸でしかない。



そろそろ007の新作のロードショー
あの「スペクター」って、元祖ローグネーション
ちょっと前にナポレオン・ソロとイリヤ・クリヤキンが活躍するリメイクが登場して
絶句しましたが、これまた「スラッシュ」というローグネーションが登場する。
やっぱり、今はそういう時代なんですよ。



2015年12月4日金曜日

なまいき



本当に「生意気」なお店です。
 
予約の電話がつながらない(・・らしい)
ろくに看板が出ていない
開店時間まで鉄扉が閉まったまま

それでも、17時の開店前には長蛇の列・・・そんなに人気店なのか?
青山の某焼肉店の系列で、青山品質が秋葉原価格だって・・・(苦笑)
場所だって、大阪王将のあるビルの二階ですから、推して知るべし、


そもそも「焼き肉」って料理じゃない!
料理とは、お店が精魂込めて

素材を吟味
調理
盛り付け   の3点セットが整ったものという。

自分で焼いて、勝手にタレなんかつけるんだから、モドキもいいところだ。
毎度のお呼ばれなのに、文句たらたら・・・ですが、まあ満足度合格
お姉さんが焼いてくれましたし、希少部位がそこそこ出てきました。
しゃぶしゃぶ肉をブルーかレアで焼きあげるようなものですから、
客に焼かせるとろくなものにもならない。
厚めに切れば、原価に響く。

ご苦労されているようですが、素材より人件費のほうが安いって計算らしい。
ブラック企業の片鱗ですかねえ
とりあえず、合格点(でももう一度自分で行こうとは思わない)

帰りに目についたのですが、対面にこれまた行列。
牛カツ屋さんみたいです。
ここって、ちょっと前まで「神戸らんぷ亭」ってダイエー系のどんぶり屋さんで
女郎の身売りよろしくオーナーが転々とし、今回はオーナーは変わりませんが
またまた看板の掛け替えをやったみたい。
風俗で言えば、JKやってたがうれないもんでCAに化けたようなもの。
この外食チェーンって、ろくでもないお店が多いので、基本的には信用していない。


今アキバは、ラーメン戦争なんか古くって、牛カツ戦争で人気店が行列を競い合う。
半年もつかねえ・・・(笑)







2015年12月3日木曜日

シンギュラリティ(その2)



羽生さんの語録を読んでますと(適当に加筆修正しますよ)・・・・


将棋は一手ずつ駒を動かしていきますね。
最初はなにもそろっていない形をしています。
でも40手も指せば、王様もしっかり囲えるし、攻めの好形もできます。
それはなにをしているかといえば、一番いい位置に駒を持っていこうとしているわけです。
するとここからはルール上は手が増えますけど、実際にはやる手が少なくなっています。
最善の手は決まっているわけで、それ以外の手をやれば全部「悪手」です。
だんだん手がなくなっているでしょう。
適当に駒を進めて、なんの目的もなくただ動かしていれば、いくらでもいい手はありますよ。
直していけばいいわけですから。
でも、最初からちゃんと動かしていけば、だんだん選択肢が少なくなってきます・・・・


天才の語録って、常軌を逸している事が多い(凡人の通念・常識を凌駕するってこと)
つまり・・・・「将棋の手はほとんどが悪手である」


要するに、手数の多い、言ってみれば「乱打戦」って名棋譜じゃないってことです。
最近の名人戦では60手で投了ってありました。
プロ棋士の棋譜は、平均80手程度らしい。


一体何がいいたいって・・・(苦笑)
先日、将棋ソフト同士の選手権があり、なんとかって有名なソフトが優勝した。
ソフト名はどうでもよくて、このソフトは、近日中にプロ棋士と対局を行う。
過去、ヒトザルのほうが負け越しており・・・
だっから、人工知能黎明期だと、シンギュラリティ夜明け前なんて騒ぎ立てる。
どの将棋ソフトが強いかってあんまり興味がなくて、
誰もどうしてそうなのかって解説してくれないもんですから、
あたっているかどうか分かりませんが・・・

この大会は三局勝負です。
決勝戦は、二勝一敗でしたが、夫々の手数は、124 145 173
3位決定戦では、121 133 もう一試合の手数は不明
5位決定戦は・・・163手という棋譜がある。

つまり、コンピュータ将棋って、どうも手数が多いように思えます(投了がないからかも・・・)
これって、羽生流に言えば「悪手の繰り返し」ってことです。
かつて、升田(かつての天才棋士)だった誰か曰く・・・

大山くんが、悪手ばっかり指すもんだから、負けちゃったよ


将棋ソフトと対戦するのは、一流棋士ではない中堅どころ(良く言えば新進気鋭)
どうも羽生さんのような超天才とは、失礼ながらレベルが違うのではないかと・・・
手合の本質を羽生さんのように理解すれば、真っ当な指し手の出来ないコンピューソフトに
プロ棋士が負けるはずがないって思えてきた。


やっぱり、まだまだ夜明け前でも黎明期でもないって思えてきませんか?(笑)










2015年12月2日水曜日

FOUJITA

パリが愛した日本人
あなたはフジタを知っていますか?


惹句の通り・・・浅学非才の身が知るわけがない。
ツグジだと思っていたが、本名はツグハルだそうだ。
陸軍人脈の周辺の家系らしい。
東北出身かと勘違いしたが、都会っ子である。

あの時代、祝祭空間としてのパリの寵児だったらしいが、表現するその映像は退屈である。
ある種の捨て駒かしら・・・
パリは彼を愛したかもしれないが、彼はそうでもなさそうだし、
愛はうつろうもので、必ずしも永遠でもない。

だからこそ、帰国後の倭の風景の圧倒感。
キャッチコピー的には「静謐ある世界観」というらしいが、どうでもいい。
オダギリジョー、中谷美紀、その他達者な役者連の抑制の効いた演技・・・っていうか自然な立ち姿が、
失語症的に「素晴らしい」ってしか言葉にならない。
千葉なんだろうか(?)疎開した江戸時代さながらの農村風景は遠野物語的でもあり、
これが、よわい古希を越えた佳作な天才映像作家のたどり着いた境地か。
失われた、そして忘れてしまった倭の風景に、パリ人のフジタが似合うのは皮肉である。
その倭国から指弾されたフジタの苦悩は、察するに余りある。
一部の軍歌がそうであるように、戦争画だって、戦意高揚・戦争賛美画というわけでもない。
再びのパリは、冷たかったようである。
洗礼を受け、礼拝堂の壁画を残したのも、けだし必然と言える。


実のところ、ホッとしてます。
小栗さんのこの作品がなかったら、今年の日本映画は総崩れ。

日本の一番長い日
杉原千畝
海難1890

なんか虚仮威し的な大作もどきだけで、映画賞を山分けする不毛の事態でした。
そうそう・・・中谷美紀さん主演の「繕い裁つ人」があった!








2015年12月1日火曜日

師走の「違憲判決」?





家族法に関する最高裁の「憲法」判断には首をかしげることが多く、
一部・・・だと思うのですが、偏狭な提訴なんかする方も税金の無駄使いだし、
にまじめに対応するのもいかがかねえって思う次第


まずは民法900条4号の但書が違憲だそうです。
不倫の子供の法定相続割合が正式な婚姻で生まれた子供の半分だということが違憲だとされました。
平等原則に反するらしいのですが、あくまで「法定相続割合」の話で、遺言状の上では
メカケの子供を優遇しても遺留分さえ留保できれば問題は生じない。
そもそもちゃんとした相続計画を立案すれば「争続」なんかおきないわけで、
そのためのサーモスタットみたいなものですから、あまりとやかくいうことではない。

この裁判だって、嫡出な子供がこの提訴した不倫の子に対して「同じ子供なんだから、借金も
同等に負担してよ!」って逆提訴したときにどんな反応をしたか誠に興味深い(笑)
だっから、キレイ事じゃなくて「欲目」でしょうって・・見えるのは薄汚れた風景でしかない。
別にこの問題は相続だけじゃなくて、様々な「差別問題」に派生し、ソッチのほうが問題が大きいが
これが解決したのかどうかは・・・よく分かりません


16日の最高裁判決の対象は・・・

女性の婚姻禁止期間
夫婦同姓

前者は「親子関係を早期且つ正確に明確化する目的」さえ達成できれば判決に興味はない。
極論をいえば「出産の都度DNA鑑定」をやれば済む話ではないかって切って捨てます(笑)
削除したって構わないし、要はどうでもいい。
本当の親が知りたければ、科学の力を使えばいいこと。
でも、知ることがシアワセかどうかは・・・知りませんよ。
親子の絆は、血脈だけとは限らない。実の親でも鬼畜はごまんといます。


しかし、後者は突っ込みどころ満載・・・だと言われますが、
そもそも的には「審議放棄した国会の怠慢」でしかない。
バカバカしい与党大臣のアゲアシトリ質疑で国会審議を空転させている暇があれば
他にやるべきことはヤマとある。
世論も賛否相半ばし、国会で法案採決ともなれば党議拘束を外すでしょうからどう転ぶか・・・
世界的には夫婦別姓が主流であり、倭国の歴史も夫婦別姓が伝統的(これって勘違いしている人が多い)
長い歴史で明治民法の制度だけが「異常値」なのだ。

有り体に言えば・・・これまた「好きに選んだら・・・」というだけ。
人格権だと大仰に言いますが、姓名って所詮「符号」でしょう
婚姻届を出す際に、男の方の姓を選んでも女の方でも別々でもって・・・
お墓はどうするんだ!?って批判もあるようですが、墓苑にいけば、いまでも「ご両家の墓」って結構あります。
生まれてきた子供の姓はどうすんだ?って、これも簡単で夫婦が協議してどっちかにすればいい。
成人した時に子供に再選択権は与えてあげるほうが親切だし、
そうしないと先々また同様の問題が起きる。

多くの正式婚をしておられる女流議員は、多くの場合通称名として旧姓をお使いのようです。

高市
丸川
小渕  ・・・みなさん旧姓をお使いです。

それのほうが選挙対策用で有利との判断に違いありません。
野田某のように、腕力で妻の姓を戸籍上使っている事例のほうが珍しい。
夫婦別性を主張する議員は、まあたいていその程度(の思惑)・・・だと思います。
同姓問題で、事実婚と称する同棲野合の類が横行しているのであれば、まっとうな結婚制度が
堅持できる分だけは進化と言えます。

今回の提訴をされた方の性別とか婚姻の際にどちらの姓を使ったのかは全く知りませんが
まあ想像がつきます。
その方が女性で婚姻の際に自分の姓を使っているとしたら、夫の人格権が毀損しているって
提訴なんかするはずがない。

ちょっとアタマを悩ましているのは・・・社用の電子メールアドレス体系をどうしようかって
ことだけ
基本的には「採番時点の戸籍上の姓+名前の一部+乱数符号」の体系なんですが、
仮に違憲判決となって、旧姓に戻った方々が、メルアド変更なんて要求されると厄介。
今だって、婚姻で姓が変わってもメルアドは変更しないルールですが、
これを人格権の毀損なんて騒ぐなよなあ・・・


こんな瑣末なことよりも「同性婚」を法律上どうするかのほうが大事でしょう。
憲法24条は、どう読んでも同性婚を容認しているとは思えない・・・同性婚を認めないって、まあそうなんですが
時代はかわりつつある。