羽生さんの語録を読んでますと(適当に加筆修正しますよ)・・・・
将棋は一手ずつ駒を動かしていきますね。
最初はなにもそろっていない形をしています。
でも40手も指せば、王様もしっかり囲えるし、攻めの好形もできます。
それはなにをしているかといえば、一番いい位置に駒を持っていこうとしているわけです。
するとここからはルール上は手が増えますけど、実際にはやる手が少なくなっています。
最善の手は決まっているわけで、それ以外の手をやれば全部「悪手」です。
だんだん手がなくなっているでしょう。
適当に駒を進めて、なんの目的もなくただ動かしていれば、いくらでもいい手はありますよ。
直していけばいいわけですから。
でも、最初からちゃんと動かしていけば、だんだん選択肢が少なくなってきます・・・・
天才の語録って、常軌を逸している事が多い(凡人の通念・常識を凌駕するってこと)
つまり・・・・「将棋の手はほとんどが悪手である」
要するに、手数の多い、言ってみれば「乱打戦」って名棋譜じゃないってことです。
最近の名人戦では60手で投了ってありました。
プロ棋士の棋譜は、平均80手程度らしい。
一体何がいいたいって・・・(苦笑)
先日、将棋ソフト同士の選手権があり、なんとかって有名なソフトが優勝した。
ソフト名はどうでもよくて、このソフトは、近日中にプロ棋士と対局を行う。
過去、ヒトザルのほうが負け越しており・・・
だっから、人工知能黎明期だと、シンギュラリティ夜明け前なんて騒ぎ立てる。
どの将棋ソフトが強いかってあんまり興味がなくて、
誰もどうしてそうなのかって解説してくれないもんですから、
あたっているかどうか分かりませんが・・・
この大会は三局勝負です。
決勝戦は、二勝一敗でしたが、夫々の手数は、124 145 173
3位決定戦では、121 133 もう一試合の手数は不明
5位決定戦は・・・163手という棋譜がある。
つまり、コンピュータ将棋って、どうも手数が多いように思えます(投了がないからかも・・・)
これって、羽生流に言えば「悪手の繰り返し」ってことです。
かつて、升田(かつての天才棋士)だった誰か曰く・・・
大山くんが、悪手ばっかり指すもんだから、負けちゃったよ
将棋ソフトと対戦するのは、一流棋士ではない中堅どころ(良く言えば新進気鋭)
どうも羽生さんのような超天才とは、失礼ながらレベルが違うのではないかと・・・
手合の本質を羽生さんのように理解すれば、真っ当な指し手の出来ないコンピューソフトに
プロ棋士が負けるはずがないって思えてきた。
やっぱり、まだまだ夜明け前でも黎明期でもないって思えてきませんか?(笑)
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