2014年5月8日木曜日

ワールドカップ協賛風な駄弁



言葉ではうまく説明できないのだが、お好みでないって
あるもんだ。そんなのをうまく説明してくれると
なんか嬉しくなるって・・・いいもんですな(笑)

サーカーは、反知性主義的であるがゆえに、
今の社会では、普遍的に受容される・・・て仮説である!

サッカーの起源は、様々に述べられており、今更付言の必要はない。
あれは、カーニバルなのだ。
冬と春の境目に、太陽に見たてたボールを際限もなく取り合う。
ピッチというか、野原は祝祭空間そのもので、そのなかを
それも「足」だけという原始的な野蛮スタイルで争う。

ボールゲームは、様々であるが、基本は「手」を使う。
ヒトとサルの違いは、手を使うことである。
手を手らしく使うことでヒトは人間らしく進化もし発展もし、頭を使うことに結びついた。

 
手を使うことこそ、知性主義である。
ところがである、頑迷固陋にも、手を使うことを禁じる
反知性主義的スポーツが世界を席巻する。
あの「ヘッデイング」と称する得点技法とはなんなんだ?
重要な灰色の脳細胞の「塊」の使い方として、知性とは縁遠い。
頭とは知的に使うものであり、ボールをヒットするものではない。

 
ところで、キーパーと称する奇妙な役割がある。
手を使うこと許される存在。一体、何なんだ。
彼は、カーニバルで、犠牲とされる王の役割なのだ。

 
PK戦を思い浮かべよう。
砦の上の最後の一人の騎士。
次々に襲いかかる足のみをつかう野蛮人・・・
知性と反知性とのアルマゲドンである。

 
もういっちょ。
点が取れない事のつまらなさを以前にいい散らかしたことがある。
今更ながら、考えるに視座がお粗末だった。
点が取れないシステム、反近代、反効率主義なのだ。
オフサイドルールには、様々な解釈があろうが 結果としては、点が取りにくい最大の要素である。
巧緻なルールのボールゲームほど、点がたくさん取れる・・というかそのように仕組む。
バスケットボールの3Pシュートで、劇的にゲームが変わったし、
ホームラン量産型のベーブルースも野球を近代化してしまった。


ヒトは原生、野蛮でしかない。性善とか性悪以前。
これらの属性は後天取得的である。
フーリガンと称する暴走集団。
別に不思議で奇異な存在でもない。
サッカー発祥の地らしく、そのスポーツの本質らしい振る舞いをやっているに過ぎない。

 
さあ、去勢されおとなしい倭国のサポーターたちよ。
そのザマでは、世界で闘えない。
所詮、知性に程遠い者たちよ。
WCは、まじかであるが、知性主義ぶっているだけでは永遠に遠いのだ。
いまや、世界は不合理、不条理が支配する反知性主義、反近代主義
の時代の影が覆いつつある・・・とでも考えないと合成の誤謬に満ち満ちた社会は理解不能。


押入れの奥から「フーリガン戦記」という本がでてきましてねえ(笑)
おもわず、ネタ引用してしまった・・・

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