彼女の身長は180センチ
一方で「彼氏」は170センチ
ノミの夫婦って言葉があるくらいだから、別に女のほうが背が高いのが悪いとは言わないが
ハリウッド俳優社会では、見てくれも大事。
上げ底なしでも、妻のほうが10センチも背が高いって、風景としてはセレブっぽくはない。
彼女は10年間の夫婦生活では、チビの旦那に相当に気を使っていたように思えますし、
結果として、役者としてもっどうも一皮剥けなかった。
離婚後の2002年、オスカーのベストアクトレスを受賞(めぐりあう時間たち)
そして・・・なんか玉石混交って声もあるのですが、
蝸牛庵好みの「耽美・倒錯・退廃」の色香をかすかに感じさせるような作品への出演が
目立つようになりました。
ドッグヴィル
記憶の棘
NINE
イノセント・ガーデン
そして2014年にはあのモナコ王妃の役・・・はまあどうでもよくて
リピーティド(原題は、私が眠りにつく前に)
20千万ドル程度の小品ですが・・・制作費も回収できなかったコケ作(笑)
でも結構面白いサスペンスドラマ。
ヒロインは「事故」で解離性障害とでもいうんでしょうか、朝起きると昨日以前の記憶が
まったくない。
ベンという同居する「夫」なる人物は、毎朝・・・
彼女の「過去のヒストリー」を語る(あしたになると忘れちゃうんですがね・・)
ヒロインは、自分の「本当の過去探し」のために、その日の出来事をビデオ画像に残すことを
主治医なるオトコから提案され、実行するが・・・
事故って一体どんな?
子供がいたらしいが、今どこに?
クレアって一体誰?
頬の傷あるオトコって?
マイクって誰?
今年の五月頃公開されたようですが、秋口になって場末の名画座にひっそりとやってきた。
シャッター通りどころが、崩壊商店街の外れにある洋画二本立て興行専門館
隣がピンク映画専門ですし、競艇の場外船券販売場の先ですから、雰囲気は想像できます。
嬉しいことにシニアだと千円(シネコンは不埒なことに消費税増税を期に1100円です)
客筋もだいたい想像できます。
世が世ならば、紫煙でスクリーンも霞立ち
アルコールの匂いが立ち込め
かような映画だと・・・・筋がようわからんやんか!って罵声が飛びそうな(苦笑)
滅びを感じさせるくらいにいまどきのご老人はおとなしいものですなあ。
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