2018年2月27日火曜日

ウィスキーガロア



名詞の後ろに形容詞が付いてます。
フランス語にはよくありますが、今回はゲール語です。
沢山!...という嬉しい形容詞。
勿論、前がウィスキーだから(^^)

背景は実話だそうですが、原作は一部のハードリカファン絶賛の小説。
舞台はスコットランド近海の小さな孤島、エリスケイ
こんな島にも住民が居て、しかも呑んだくればかり(^^)
冠婚葬祭喜怒哀楽何につけても一杯のウィスキー

が、バトルオブブリテンの苦境下、とうとうウィスキーの配給も途絶える。
普通は、闇市の登場ですが、淳朴な島民には無縁な事
そこに、神の恩寵か悪魔の所業か
NY向けに大量のスコッチを積んだ貨物船が座礁。
その数...定かではないが、数万本から数十万本ばかり
その全てが島民達にネコババされた訳ではない。
銘柄もよく分からないが、アメリカンお気に入りだから、
ジョニーウォーカーとかヘイグのはず。
しかし、映画の上では、知らないハイランドモルトばかり
プロダクトプレイスメントのなせる業。


嬉しい毎夜の酒池肉林がいつまでも続く訳がなく、
関税局査察部が乗り込んできて大半は押収され、逮捕者数多。
これじゃ映画にならないから、
予定調和的にハッピーエンドに終わります。

禁酒家や嫌酒家なら無視する映画だし、
プロ映画鑑賞家目線でも水準以下....でもウィスキーに免じて(^^)
映画的にいろんな枝葉が付いてますが、どうかなって。

0 件のコメント:

コメントを投稿