2020年2月7日金曜日

シンボルとしての...木・花・鳥



特段の法的根拠があるわけでもなく(ある国も有ります)
国民的合意があれば、それで良いようなはなし

倭国の国花は...桜なんだろうが、菊を忘れてはいけない。
ひとつに決め打ちしなければならないものでもない

国樹は...有りませんが正解だが、林業復権に向けて
制定することは悪い事ではない。
常識的には「松」
しかし、植林対象じゃないから「檜」を推奨したい
杉は花粉症イメージで落選

国鳥は...これは雉子と決まっています!
朱鷺でもいいが、絶滅種ですからねえ...


本題はここから
某市のシンボルです。
時間と人手をかけて制定したわけだから、揶揄批判の対象と
すべきではないが、これだけは言っておく。

市花が「桃」
これ以外の案があればお目にかかりたいテッパン花
市鳥が「鴬」...春には山辺で耳にするし、
まあ社会通念的に素直な選択
しかし...並べて「桃に鴬」となれば如何なものか
王朝和歌世界は、梅に鶯だ。
しかし、桃に鴬の組み合わせた和歌は、
聞いた事がない。
桃は万葉集の定番なので、ざっと眺めたが...

市樹なんだが...金木犀
なんで??としか
夾竹桃とおなじで品位がない便所の木
要するに臭い消しの匂いがするのよ
下水道整備が遅れておりますと喧伝するようなもの
事実には違いないが、恥ずかしくないのかね

アタシって浅学菲才だから、なにか得心できる然るべき理由があって
選定したかもしれないので、ウェブサイトを克明にながめたが..
無駄な営みだった。

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