2020年2月29日土曜日

ウィルスとの最終戦争



著者はなかなか華麗なる経歴
医学者、細菌学者、生物学者でもなくエコロジストみたい
でも環境少女の片割れでもなさそうだ。
著作物としてはエンタメに近いが
生物学に無知なアタシには丁度良い。
流石に、感染と伝染の違いは法学士だから知ってるが、
ウィルスと細菌の違いって...
どうでもいいが、細菌は生物、ウィルスは非生物的生物..
しかし、どうでもよくなくて、ウィルスの誕生は地球の誕生に等しい
ということになる。
ヒトザルはたかだかうん十万年
有史以来ヒトザルはウィルスと果てしない死闘を繰り返してきた。
我々ホモサピエンスは、死闘を生き抜いた種族の末裔!
しかし、これは先々を保証するものかどうかは知らない。

終わりなきテロとの戦いみたいなもの
個別の戦闘で撃退しても、戦争自体に勝利したのは...

天然痘
ポリオ....くらいか?
結核戦争は勝った..と思ったがまたぞろ..
そして、休むまもなく次の戦争が始まる。

エマージングウィルス

昨今の新しい戦地は新興地域、、アフリカとかチャイナ
衛生観念が欠如しているからってのは偏見。
人口増加や開発の波が押し寄せ、奥地に潜んでいた未知なるものとの遭遇
さすればパラサイトで増殖を等比級数的に始める新ウィルスは、
グローバリズムや輸送機関の発達により短期間に世界に伝播してゆく。
百年単位くらいで戦争が起きる牧歌的な時代ではない。

封じ込めに失敗したとか防疫体制を批判するのは容易い。
大航海時代と変わらない戦術なんだから
それはある意味で正しいが....

根本的な策はないではないが、
口にすれば環境少女なみの暴論になりかねない。
彼女が言えば正論でアタシならば暴論とは理不尽なんだがなあ


To be continued

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