2020年2月18日火曜日

こんな時だから無神経にもパンデミック映画



コンテイジョン
アウトブレイク

...なんかは過去ネタですから、
使い回しでは、芸がない。
小松左京さんは「日本沈没」が有名だが、
スケールが大きいのはむしろ、この「復活の日」
角川映画にもなりましたが、超大作の割に入りがすこぶる悪かった。


細菌兵器開発中に、突然変異的に風邪そっくりな
コントロール不能なまでの致死性の高いウイルスが創り出された。
不測の出来事により、パンデミック発生
世界は短期間で滅亡
偶々隔離状態にあった南極の各基地だけが生き延びる。
人類再生の為に千人足らずのヒトザルたちの活動が始まる...
しかし...
自動反撃核兵器の作動により、世界は二度死ぬ事になるのです
結末の部分は書店で買い求めて読んでください。


小松左京は京都のイタリア文学科の卒業
学問分野として希少種であり、売文の徒にならず、
イタリア現代文学の翻訳をやってくれる方が
アカデミックへの貢献は高かったと思うが、残念をしました。
SF三羽烏の一人と言われますが、
後年は文明史家的な活躍に終始したもんで、

首都消滅
日本沈没第二部

いずれも出来栄えは宜しくない。
個人的には初期の「日本アパッチ族」が、実に素晴らしい!
なんとも反体制的なもんで、映像化には至らず。


アパッチとか砲兵工廠跡...もはや浪花っ子も知らんわなあ

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