2026年3月24日火曜日

有識者会議報告

 



実に堅牢です。

平成17年(小泉政権)にかようなメンバーで検討されました。

本文は二十ページ

参考資料を含めると八十ページ余りになり、論点や検討に必要な諸情報はほぼ網羅されています。

御尊名はだいたい存じ上げていますが、見識のある、、、何よりも事務方の振付通りにならない方々ばかりと思われます。


百家争鳴の感があり、イメージや印象操作で「流れ」が決まりそうだし、なんとなくよく知らないのに「歴史や伝統」と言われるとそんなもんかなあって、、、今の「選良」たちに任せられるかどうかは疑問なんだが、もはや無為無策が許されないほど時間的に切迫していますから、致し方ないか。


.....


問題の所在は単純です。

将来にわたって安定的な皇位の継承を可能にする制度設計は焦眉の急だという事。

天皇制度は廃止(喪失)しても構わないと言う意見もあるが、国民大多数の立ち位置はそれには与していない(日共ですら天皇制即時廃止の旗をおろしました)


制度設計の基本的な視点は次の三点


・国民の支持と理解

・伝統を踏まえる

・制度として安定している事


第一項は当たり前なんだが、総選挙において皇室典範改正を直接の争点にした事がないし、国民意識と議員の立ち位置が同じ保障がない。かかるが故に「複数案」を示して国民投票にかけるべき、、、かも(しかし反作用も大きい)

第三項は場当たり的な対応への戒め。うまいこと行かへんかったら、また作り直したらええやんかーみたいなはなしや意見は事の性格に鑑み論外だということ。

問題は第二項。

その通りですが「何が伝統か」が余りにも理解の幅があり過ぎる。


という事で、自分で読んで判断してほしいが、本会議報告書の「結論」は、、、


.....

古来続いてきた皇位の男系継承を安定的に維持する事は極めて困難であり、皇位継承資格を女子や女系の皇族に拡大する事が必要であるとの判断に達した(本文P20)

.....


多少の補足と報告書全文


側室制度が男系男子継承の支えであった歴史的事実があるが、今や社会倫理的に支持されるものではないし、遺伝子組換えによる「産み分け」も表立っては容認されるものでは、、、ないよねえ


旧皇族の復帰に関しては無謀な議論だと思うのだが、皆さんなんだか騙されているみたい(アタシもそうだった)

先ず臣籍降下した元親王が皇位を継承した例は平安期初期の宇多帝だけで、女性の皇位継承よりも遥かに稀で、甚だしいまでの「歴史と伝統」からの逸脱である。

更に臣籍降下した親王の末裔の即位なんて、、聞いたこともない。

それに戦後離脱した「旧皇族」の半数は既に断絶し、将来の安定性に不安が残る

それになによりも、、、当時の皇室会議の議事録(片山哲議長発言)によれば「後伏見帝より二十世程度隔てられており、昭和天皇からすれば四十数世を隔てる存在」であり、、、、誠に縁薄い存在である事を強調している。

別の説明をすれば、、、今の上皇陛下との関係は六百年をも遡る室町時代の伏見宮貞成親王が共通の祖先という事になる(委細はP41から43をお読みください)


下々の感覚だと「まるで赤の他人」じゃないかって(^^)

縁が深いような目眩しって、旧宮家の男子が明治帝の皇女を妃にした故であり、これって「女系」による皇位継承の担保となにも変わらない。

昔から男系男子継承しかないって、過去には男系途絶の危機を女系が救った事例があったと、、、アタシは考えています。



https://dl.ndl.go.jp/view/download/digidepo_3531374_po_houkoku.pdf?contentNo=1




0 件のコメント:

コメントを投稿