2015年10月28日水曜日
なんでも「九州起源」説
なんでも「韓国起源」説は、その荒唐無稽性や夜郎自大性に鑑み、抱腹絶倒の極みとしか思えないし、
よもやかようなことを喧伝しているのは、どこにでもいそうな一部の偏執者に限られるが、
その幼児性たるや話題にするのもバカバカしい・・・
例えばですが・・・
剣道
茶道
寿司
しかし「どこにもいそうな」って事がキモであり、同じようなムジナが倭国にもいるようなんですよ。
日本史の虚妄の最たるものは「万系一世的単一民族国家」に如くはない。
いずれもが長い歴史「教育」の中で刷り込まれてしまったものであり、その呪縛からの解放はなかなかに難しい。
歴史は多くの場合多元的であり、結果として淘汰され一本化されるのが常である。
天地開闢以来天皇家が大八洲全体を一元支配していたわけがなく、
古事記にしても書紀神代編はシマの争奪戦の歴史であり、負けた方は、どうも異民族的だ。
古代史は大八洲に限定した世界でもなく、半島エリアを含む東アジア世界で俯瞰しないと真相は見えてこない。
よく分からない古代史は、歴史学的というよりロマン溢れるミステリーの世界だ。
史料・文献・その他物証にも乏しく、想像力さえあれば参入障壁は低い。
従って、プロ歴史家にとっては腹立たしく、ていよく無視するに如かず・・・であるが、
荒唐無稽古代史は枚挙に暇無し。
いろんな理由で我々の先祖の歴史がクリアにならないのは腹立たしい。
邪馬臺(台)国はどこにあったのか?
宮城県という蝸牛庵説はともかくとして、九州と近畿説の対立はもはや学問的な域を超えて
我田引水の感すらある。
邪馬台国はなく、あったのは邪馬壹(壱)国だ・・を唱えた在野の歴史研究家がおられた。
なかなかファンタスティックな説であり、九州王朝説はここに始まる。
素直に古代に思いを馳せれば・・・
戦国時代さながらに各地に王権が有り、
対中国外交では並列してわれこそは正統王権を主張し、
連衡合従を繰り返しながら東遷を行い、
最後は大和の天皇政権に収斂した・・・・が、その後もまつろわぬ地方政権が割拠した。
ところが、九州王朝学派なる存在は、段々に夜郎自大的になってゆく。
いまや、超古代史学派的に「なんでも九州起源説」を唱えるにいたり、学会はもとより
真面目な歴史愛好家からも支持されることは少なくなった・・・
ちなみに・・・
大宰府は倭国の首都であった
伊勢神宮は福岡県糟屋郡から移転した
法隆寺西院伽藍は太宰府都城の観世音寺(又は福岡市難波天王寺又は筑後国放光寺)が移築されたもの
源氏物語はもともと九州倭国における作品で、平安時代に紫式部により改編された
君が代は九州倭国の春の祭礼の歌である
九州では七世紀にすでに貨幣経済があった
これを見れば、韓国起源説なんか幼稚な子供の戯言に聞こえてくる。
2015年10月27日火曜日
本家維新組対大阪維新組の「仁義なき戦い」
天下の公党を揶揄するつもりはないが、イデオロギー問題とか政治理念の争いだと
思っていましたが、どうも政党交付金という「欲目」が原因らしく思えてきた。
そう言えば、神戸の某組織の分裂騒ぎも、人事の不満とか色々あるようですが、
金銭収奪型組織運営への反撥らしい。
何事につけて「お金は先議事項」ですので、ないがしろにはしていいものではないが、
普通はオブラートに包むものです。
面と向かい腹を割って議論するならいざしらず、お互いがNETで罵詈雑言の応酬では、
解決の道筋もあったものではない。
非合法のお金の取り合いはさておき、今回は「税金」が原資である。
国会議員の年間コスト(彼らにとっては収入)が2億円とも聞けば、
泥仕合の間のコストは返上してよねっていうのが素直な国民感情。
その意味で、いち早く解党して政党交付金を国庫返上しますって・・・真意はともかく
納税者の琴線をくすぐる・・・さすがに喧嘩上手な・・・○○さん(笑)
さて、893さんは「任意団体」である。
組事務所の所在地で登記し、法人となるって・・・聞いたことがない。
そもそも公序良俗に反する存在で法人登記が認められるはずがない。
しかし、政党の場合・・・(ちょっと不確かなんですが)
例の政党交付金の根拠法によれば・・・・
・中央選挙管理委員会の確認を受けた政党は登記を行うことができ
・登記を行うことで法人となる
ということのようです。
もっとも、登記を行うことが政党の要件ではない(政治資金規正法)のですが、
法人格がないとなにかと不便ですから、政党交付金をもらえるような要件(一定の国会議員を抱える等)に
該当するような政党は基本的には「法人」だとおもっていい。
法人である以上「解散・・解党」もできます。
しかし、内部分裂で勝手に除名したり、一方的に解党宣言をしたり・・・
組織である以上、まずもって社会常識に合致した自治の世界であるべきであり、
意見の一致を見ないから「司法の判断」ってありかも知れませんが、まことに恥ずかしい。
地位確認の訴えとか決議不存在の訴えとか・・・まあなんでもできますが、裁判だって国費の費消である。
これ以上税金の浪費はやめてほしい(苦笑)
腐敗堕落
ポピュリズム
自浄作用の欠如 ・・・立憲政治発足以来なにかと政治不信の材料には事欠かなかったが、
ここまで当事者能力を喪失すれば「劣化」という言葉すら綺麗事に聞こえる。
明治の近代立憲政治は大政翼賛会をもって、その命脈を断つに至った。
その間50年。
戦後の立憲政治は、55年体制から起算し、民主党政権までざっと50ないし60年・・・・
おもえば、しばらく前から賞味どころじゃなく消費期限切れだったんですよ。
2015年10月26日月曜日
命と暮らしと情報を守る
西洋とりわけアメリカンのリーガルミステリーが面白い所以は「裁判所の権威」に求められる。
倭製ミステリーでは「裁判官」の位置づけはあまりに軽い。
司法制度の違いでもあるが、アメリカンでは、裁判官とは「テミス神の代理人そのもの」であり、
連邦最高裁判所の判事はローマ法王同様に終身官である。
検事と弁護士が丁々発止の一騎打ち
それをあたかも傍観するがごときが倭の裁判官(・・・まれに自己主張をされる場合もあるが)
いくら激闘を繰り広げても、それはお釈迦様ならぬ裁判長の手のひらの争いってのがアメリカンリーガルミステリー。
それはまた「法廷侮辱罪」なる武器の存立の根拠でもある。
日本の裁判所でも、審理秩序を阻害するような行為に対する裁判官の訴訟指揮権は認められているが
名刀正宗とは言いがたく、なまくらの肥後守程度(笑)
ありていに言えば、裁判官の声(指示)は神の声であり・・・つまり最終的な判断である。
11歳のボクは上院議員の死体遺棄事件の真相を聞いてしまった。
犯人訴追のための決め手となる情報(証言)に垂涎とするFBI
証言前に口封じを目論むマフィア
一ドルでボクの代理人となった弁護士
どうも波瀾万丈のストリー展開の都合上あちこちに綻びが目立つんですが、それなりに面白い。
自分に不利な証言(情報開示)は強いられない(修正第五条)以上、それを盾に取れば済む話ですし、
弁護士という職業は「守秘義務・・あるいは権利}を認められている。
しかしながら、マフィアにとっては、それだけではリスクの排除にはならない。
証人保護プログラムでプロテクトしようにも、証言をしない以上保護もできない。
ここからが、難渋な法律論になるんですが、守秘義務(権利)自体最強でもなく「正当事由条項のしばり」が
ついている。
何が正当事由かは状況によりけりであるが、いかなる状況でも頑張れるってことでないことは確かである。
とりわけアメリカンでは神の代理人が、ボクに対して証言を求め拒否すれば、
その行為を裁判官だけの判断で「侮辱」って断罪することは可能なのである。
多分証言するまで拘置するんでしょう。
情報漏洩にここまで神経質になる時代が来るとは・・・
たかが雇われIT会社社長とはいえ、様々な両指に余る守秘義務を私法上負わされています。
機密漏洩を行えば、民事上の賠償責任とか、不正競争防止法とか特定個人情報保護法で
しょっぴかれる恐れもあります。
一応どれもが「正当事由」付きですので、公益のためって抗弁すればいいのですが、
曖昧な概念ですので、確実に逃れられる保証はない。
腕の良い代理人を確保してからでないと怖くて危ない橋は渡れない・・・
我が家にはまだマイナンバーの「通知カード」は来ませんが、すでに漏洩・・・というほど大袈裟なもんじゃないが
様々なインシデントが起きている。
不安を煽り過ぎな大マスコミ・・・まるでイエロージャーナリズム(苦笑)
国家に収集された個人情報はそれに触れる者が多くなるほど漏洩するものってある種自明であって、
それを前提に「自分と家族の命と暮らしと情報を守る」が世帯主の責務でしょう。
そうそう・・・ JACK REACHER
アメリカンではベストセラーシリーズらしいが、
主人公は、携帯もPCもカードもおよそデジタルデータ化される危険のあるものを
一切遠ざけるって生活習慣の持ち主
ある意味羨ましいが・・・・
2015年10月25日日曜日
銀座でのおよばれの「作法」
飲み食いは自分のカネが一番。
会社の交際費目当ては品がないし、他人様のお財布めあてはさもしい・・・って
いうよりも、相手の好みに合わすのが苛立たしい。
お料理内容なんか事前に希望を聞いてくれるならまだしも、
勝手に呼びつけられたような気分になるし、
二次会でもってなれば、もてるのは、お財布君のほう。
オンナノコだって、本当はお客様の方に媚びを売るのが接客だと思うのですが、
その程度のデリカシーが行く店の程度はあらかじめ想像がつく。
・・・なもんで、およばれの際も、お店はこっちが指定するっていえば傲慢そうに聞こえますが
お好みのお店(行ってみたいお店です)をさりげなく複数指定し、最後はお手元が選ぶってしつらえ。
予算もあるだろうから、バカ高いお店は除外し、和洋中バランスよく候補リストをつくる。
先日の「およばれ」では、多分このキャッチコピーに騙されたんだ(苦笑)
贅沢の極み!
コース16,000円→9,800円!
最高級黒毛和牛を堪能!
スパークリングワイン付38%OFF
銀座でも屈指かどうか知らないが、結構バブリーなビルの八階
候補リストに入れたのは、肉系のお店って理由だけで他意はない。
まさか、選ぶとはねえ・・・・
料理を相当に割り引いても、ワインはびた一文安くしない。
ヴィンテージワイン中心ですから、半端ではない。
カエルじゃあるまいし、食事の時は水だけって貧相な真似はしない。
呼ばれた以上は、堂々と飲みたいものを飲ませて頂く・・・
が、まあ武士の情け。
焼酎なんてを銀座で飲むほど貧乏しちゃいないが、さすがにロマネコンテイはやめとこう(笑)
2015年10月24日土曜日
キングホラー
お手軽な雑本製作が生涯賃金で5億ドル近くなるって・・・作家って美味しいビジネスだ。
やっぱり日本語で書いているとダメで、英語版で世界を相手にしないとセレブにはなれない。
しかし、カネのための駄文製造の人生だけだと虚しいようにも思えますがねえ・・・
そうは言うものの、なかにはキラリと光る作品もないではない・・・が、
多くは、原作以上の映像化能力に依存する。
原作が素晴らしくて、それを凌駕する映像作品は、極めて希少
この仮説の逆は・・・これまた、原作がひどいとまあ頑張っても無駄な場合も多い。
キャリー(処女作だが、原作はつまらない)
シャイニング(原作者はご不満で自前で映像化したが、とんでもない出来栄え)
ミザリー(原作は読んでいないが、映画版は劇場で寒気がするほど凄かった)
刑務所のリタ・ヘイワース(ショーシャンクの空に が映画版のタイトル)
スタンド・バイ・ミー(この中編シリーズって比較的読ませます)
映画化された約40作中の五本程度は鑑賞に耐えそうですが、シアワセなマリアージュは
たった二本だけです(笑)
しかし、TV版は見せます・・・というか、
アメリカンの海外ドラマは、シリーズ通算の原価で言えばハリウッド大作並みのお金をかけますから、
その辺の、月九だかなんとかの安っぽさとはまったくの別世界。
いま、GYAOでの「ヘイヴン」に興味津々
毎回配信されるたびに、無料電波を探しての彷徨。
メイン州にある港町(彼の作品はこの州が舞台が定番)
摩訶不思議な超常現象の被害と加害の街
原案は、スティーブンキングの非売小説(予約購読者に対し抽選で頒布したらしい)
どんな出来栄えなのか知るすべもないが、過去傾向からすれば、原作以上の映像版に違いない。
マニアは、オークションで手に入れることを薦めていますが、そんな戯言には耳貸さないって(苦笑)
2015年10月23日金曜日
社会派なるミステリーとは
人間を描かないと文芸とは言わないが・・・・・・・
昭和29年の北海道は災厄の年だった。
岩内では市街地の八割が火災炎上。
函館港外では洞爺丸の海難事故
この沈没事故は、低開発国ならいざ知らず、もはや戦後ではないわけで、タイタニック事件に
並ぶ大惨事であった。
これだけのインシデントを素材にしないって訳はないが、水上勉さんの飢餓海峡以外にはろくなっていうかまずない。
出来栄えが良すぎるからだろうか?
水上勉は、北陸の土着的な哀しい女の情念なんかで有名になったが、
元々は社会派ミステリ作家である。
松本清張と双璧といってもいいが、作風が変わってしまった。
いまや、水上勉も読まれることが少なくなったが、これは、彼の描く女性を
演じられるような女優がいないことに起因する映画化あるいはドラマ化の不在による。
若尾文子
佐久間良子
岩下志麻
左幸子
これらの女優さんのリストが雄弁に物語っている。
飢餓海峡
上記の事件を背景とするが、時代は昭和22年とされている。
まさしく「飢餓」の時代である。
物質的ということもあるが精神的にも喪失感からくる精神的な空洞による部分が大きい。
お話の展開は、ゼロの焦点風でもあり、砂の器的でもある。
松本清張へのオマージュではなく、社会派ミステリと銘打てば、このような展開になることが必然だということである。
時系列的には、多少松本作品が先行する。
実のところ、原作は初めて読んだ。
内田吐夢の映画版は、オールタイムベストテンにえらばれるくらいの名作とされる。
しかし、最新版の ベストテンからは脱落した。
改めてDVDをみてみましたが・・・・長尺を感じさせないつくりではあるが、原作以上とは言い難い。
まあ、審査員の顔ぶれでどうにでも変わるし、オズやナルセ、クロサワを外すなんて
度胸はないだろうし、それ以外の監督作品が割りを食う。
主人公を三國連太郎
執念の元刑事が、伴淳三郎・・・・は当然記憶にあるが、
若い警部補が、高倉健だとはおもってはいなかった。
ちなみにヒロインは、左幸子。京マチ子さんに似た感じだった。
原作本は、古さを感じさせないが、映画版はどうもねえ。
オールタイムベストとは言いにくい。
昭和29年の北海道は災厄の年だった。
岩内では市街地の八割が火災炎上。
函館港外では洞爺丸の海難事故
この沈没事故は、低開発国ならいざ知らず、もはや戦後ではないわけで、タイタニック事件に
並ぶ大惨事であった。
これだけのインシデントを素材にしないって訳はないが、水上勉さんの飢餓海峡以外にはろくなっていうかまずない。
出来栄えが良すぎるからだろうか?
水上勉は、北陸の土着的な哀しい女の情念なんかで有名になったが、
元々は社会派ミステリ作家である。
松本清張と双璧といってもいいが、作風が変わってしまった。
いまや、水上勉も読まれることが少なくなったが、これは、彼の描く女性を
演じられるような女優がいないことに起因する映画化あるいはドラマ化の不在による。
若尾文子
佐久間良子
岩下志麻
左幸子
これらの女優さんのリストが雄弁に物語っている。
飢餓海峡
上記の事件を背景とするが、時代は昭和22年とされている。
まさしく「飢餓」の時代である。
物質的ということもあるが精神的にも喪失感からくる精神的な空洞による部分が大きい。
お話の展開は、ゼロの焦点風でもあり、砂の器的でもある。
松本清張へのオマージュではなく、社会派ミステリと銘打てば、このような展開になることが必然だということである。
時系列的には、多少松本作品が先行する。
実のところ、原作は初めて読んだ。
内田吐夢の映画版は、オールタイムベストテンにえらばれるくらいの名作とされる。
しかし、最新版の ベストテンからは脱落した。
改めてDVDをみてみましたが・・・・長尺を感じさせないつくりではあるが、原作以上とは言い難い。
まあ、審査員の顔ぶれでどうにでも変わるし、オズやナルセ、クロサワを外すなんて
度胸はないだろうし、それ以外の監督作品が割りを食う。
主人公を三國連太郎
執念の元刑事が、伴淳三郎・・・・は当然記憶にあるが、
若い警部補が、高倉健だとはおもってはいなかった。
ちなみにヒロインは、左幸子。京マチ子さんに似た感じだった。
原作本は、古さを感じさせないが、映画版はどうもねえ。
オールタイムベストとは言いにくい。
2015年10月22日木曜日
「理想としてのEU」亡き後の地中海世界
ローマ帝国の再来を夢見たのかどうかは知らないが、時代はそう甘くなかった。
発展途上国家の財政を支える産業はありていに言えば「略奪」
国境を通過する「貨物」からピンハネする関税なる税金が、財政収入の太宗を占める国は少なくない。
資産や所得から税収を得るというのは、近代的な統治システムの裏打ちがいる。
手っ取り早いのは国境封鎖による通過手数料の収奪。
これも簡単なようでそれなりのノウハウが必要であり、経済協力の一環として数多の
税関の実務家が日本から諸外国に派遣されている。
しかし「徴税行為」が平和的且つ平穏理に行われるとは限らない。
通過する「貨物」と漠然というが、その中には「個人の生命身体財産」を含む場合もあり、
それらに対する侵害行為は通常「海賊行為」と言われる。
冒険商人や漁民と海賊の境界線は曖昧である。
手荒なことをせずに、それなりに儲けが出るのであれば、海賊の真似をするまでもない。
それは初期の「倭寇」なる存在がそうであった
ローマ帝国の内海といわれた地中海も、アラブと西洋との境界線となった時代は
サラセンの海賊行為が支配する世界であり、主たる交易商品は「ヒトザル」
奴隷として売り飛ばすこともあれば、金員と交換することもあり、
なんとも信じがたいことに、塩野女史によればアルジェリアが仏蘭西国の直轄県となるまで
この状況は続いたらしい・・・
その後リビアに狂犬と言われたカダフィ大佐が君臨していた当時、
シロッコが吹く時期はいいとしても、下手に航海中に遭難でもしようものなら、
あの千年におよぶ恐怖の海賊支配の時代を想起し、
慄いたものらしい(映画「流されて」にそういう台詞が出てくる)
地中海から中近東一帯の難民は、北を目指す。
南側の国々は同じ宗派の国家なのに非常に冷たいらしい。
北の国々が難民に「優しい」のかどうかはなんとも言えない。
少なくとも、独逸のように受入積極容認国もあれば、冷淡な国、さらには国境封鎖をする国まで・・・
EUとしての「統一も団結も、崇高な理念」も現実の前には混乱しか目につかない。
問題というか興味はそんな池水の波紋よりも水底に沈んでいく石の行方である。
難民の旅とは、苦難の道だろうが、それよりもなによりも無手活という訳にはいかない。
交通機関を利用するには運賃がかかるし、国境を越えるにはそれなりのフィーがいる。
手引してくれるナビゲーターへの謝礼なくして旅は続けられない。
持参できる金銭やスマホを持たない無産の民は、国境すら目指せない。
EU圏に押し寄せる千万人ともいわれる難民は、ある種のサービス財の消費者足りうるのである。
不幸にして残念なことに「消費者保護法制」なんか保護されることもなく、
ブローカーに法外な手数料をぼったくられ
命を全うして目的地に到着する約束もなく・・・
濡れ手で粟なのはならず者組織だけらしい。
ISとかマフィアがローリスク・ハイリターンで闊歩しているそうではないか
人身売買や拐取のようなコストがかかるビジネスなんかより絶対にこっちだし、
見ようによっては難民支援NPO(NPOは有償のサービスである)
欧州の良心を象徴するともいうべき行為・・・と賞賛の声(口先だけだとコストはかからない)が
世界中から巻き起こる一方で、ならず者国家や犯罪組織が太ってゆく現実は不条理でしかない。
今一つのシュールな「現実」
極東の島国の宰相がUNでの記者質問(9月30日)に答えたこと・・・
今回の「難民」に対する対応の問題であります。
これはまさに国際社会で連携して、取り組まなければならない課題であろうと思います。
人口問題として申し上げれば、我々は「移民」を受け入れる前に、
女性の活躍であり、高齢者の活躍であり、
出生率を上げていくにはまだまだ打つべき手がある。
毎度の駄弁は控えます(苦笑)
ただ、千億円程度の支援金を拠出することは表明しています(毎度の「カネ」だけって思われると悔しいが)
2015年10月21日水曜日
ネット通販アパレルを着たプリンセス
キャラクターとアクトレスの格の違いからすれば、そんなものかって・・・・(笑)
ストリープとハサウェイの比較なんかとてもではないがおこがましい。
同じオスカー女優っていっても、宮中席次が違う。
美人でもなく、演技もダメだし、喜怒哀楽表現が素人臭い。
なんちゃって、泣きの演技が見るに堪えない。
先日来日した際も、我儘放題だったらしく・・・・
その程度の映画が、シネコンの一番座席数の多いスクリーンで上映とは・・・・
この時期ほかに看板作品がないからだろう。
しかしながら、渋いベテランの名優たちのお陰でかろうじて、映画らしく見える。
全てを手に入れたはずの彼女に試練が・・・
そこにやってきた七十歳の見習い社員
って、惹句からは、突っ込みどころ満載。
BJの日記もそうであるが、等身大の貴女風なキャッチコピーは、憧れと共感とちょっとした意地悪感をくすぐる。
こんな惹句に惹かれてやってくる客が興行的には一番ありがたい
他方で、ITに弱くとも人生経験の豊かさは、ITで提供できないソリューションをもつ老人力
年金をあてにせずに・・・・死ぬまで働きましょうね
休息は棺桶の中で死ぬほど堪能できますって、どっかのブラックだかお役所の代弁をやっている。
そういえば、ダイバーシティな風潮
いろんなキャラの悩める登場人物がそれぞれに生きがいをみつけて・・・お手軽な予定調和です。
いろんな働き方の提案映画かしらと思いつつ・・・・
エンドロールを目を皿にして探したが、そこには厚労省後援の文字はなかった(笑)
入りはソコソコ。
慶賀の至りですが、これが「一億総活躍」ってことか?
2015年10月20日火曜日
今 梅田のちょいはずれの界隈が人気なんですが・・・・
ある種のアンチテーゼなのか「レトロ商店街」が一部にブームである。
昭和レトロロマンみたいなもので、懐古的だし、言い方が難しいが廃墟趣味でもある。
起業意欲ある若者が、なけなしの開業資金でできることは、賃料の安い元商店の居抜きだし、
扱うものは、雑貨や水商売系。
悪いとは言わないが、商店街のコアは実生活に根ざした実業的商品の取り扱いである。
米屋、パン屋、魚屋、肉屋、八百屋、豆腐屋、乾物屋・・・
商店街の「主食」とはそういうものだ。
主菜があってこそ、あしらいが生きる。
移り気な若者相手のお店なんぞは底が浅くて、時分の花でしかない。
しかし、一時であっても「活気」を取り戻す縁にはなる。
そうはいっても、主食の世界に後継者がいないのも事実。
後継者がいないのは、その職業に未来展望がないからだけのこと
一時の賑わいのあいだに取り戻すべきは「本来のお客様」
そもそも的に郊外に拡散した街作りが元凶としか思えない。
いまやダウンサイジング化の時代なんだから、拡散した街の維持はコストが増える一方。
過ちは早めに認めて、人が集まりそうな公共施設は、都心に再集結させることが肝要。
市民病院、図書館、大学・・・まずもってインナーへ
これ以上焼畑農法的なショッピングモールに街を破壊させないようにすることですよ。
阪急梅田駅は、大昔はもっとJR寄りの場所にあったが、乗り換えの動線を長くし、その間に
ショッピング街やビルを設置するという小賢しい方法で、界隈を反映させた。
口の悪い御仁は、あれって梅田ちごて中津や・・・
今の梅田駅の東側に茶屋町というエリアがあり、バブル時代にご派手な地上げが行われ、
ある意味阪急の命取りになりかねなかった。
いまや、地の利をあいまって、ロフト、TV局、ジュンク堂・・・と若者好みの施設満載
その茶屋町から更に東に在する寂れ果てた町並みが・・・・中崎
再開発リスクを再びって気にならないもんで、昔の町並みのママ、若者が闊歩するにふさわしい
エリアに化けたのが最近のこと。
空き家通りとなった原住民はどう思っているか存じませんが、
それなりの活気は・・・土日に限りですが戻ってきました。
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