2016年5月23日月曜日

見附の灯よいつまでも






何処に行くにも便利な、言い換えれば何処からも距離のある場所に
蝸牛庵の稽古場があります。
永年通い慣れたが、そろそろ最後だ。
比較的情報システムに詳しい師匠なので、ネット通信教育を依頼中。
さすがに、今時点色よい返事はもらえていない。
初心者なら兎も角、微妙な息遣いをチクチク咎めるお稽古風景ですから、
やはり、毎月、峠を越え、吊り橋を渡り・・・・・


初めて来た際から気にはなっていましたが、場所的には


市ケ谷見附 と言う。


なんちゃら見附と言えば、浅学菲才だから赤坂くらいしか知らない。
新潟県に見附市なるまちがあるが、
そもそも、見附と言えば、交通の要所の関所みたいなもの。
お江戸では、城外のお城の警備詰所のことで、なんと三十六もあったらしい。
しかしながら、知名度があるのは、赤坂くらい。
もっとも、すべて、なんとか見附ではなく、うんちゃら門という見附も多い。


タクシー乗った際にきどって「市ケ谷見附」なんて言わないことだ。
よくて、四ツ谷、下手すれば赤坂に連れて行かれる(笑)
普通に「市ケ谷」と言えば、JRの駅をタクシーが目指す。
市ケ谷見附は、市ケ谷駅からお堀を渡り、外堀通りに面するポイントである。
親切にも、ピンポイントで降車場所を指定するんですが、
運転手さんもプロらしく、歴史を踏まえて東京地図を覚えていてくれないとまずいでしょう。
特段の不都合なければ、二回目の五輪があるんだよなあ。


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